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窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

清道ワイントンネル

2012年11月22日 | ワイン・日本酒・ビール


  清道ワイントンネルは、朝鮮半島最初の鉄道である京釜鉄道(1905年開通)のトンネル跡地をワイン保存庫として利用したものです。



  ワインと言っても、ここ韓国・清道は柿が名産で、保存されているのは何と柿のワインです。2006年にオープンし、韓国ドラマ「テロワール」の舞台となったことから、若い人たちに人気のデートスポットなのだそうです。また、ここの柿ワインは、李明博大統領の就任式や2005年に釜山で開催されたAPECでも乾杯酒として用いられたそうです。

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  トンネルの中は一年を通じて気温約15度、湿度約60~70%に保たれ、ワインの熟成に適しています。入ってみると、確かに生温かく、湿気を感じます。逆に真夏に入れば、かなり涼しく感じられるでしょう。

 

  お土産として様々なワインが販売されていますが、どれも柿のワインです。試飲もできます。



  柿のワインとは珍しいので、レギュラーの甘口ワイン(2007年)を試飲してみました。アルコールは12度、なるほど柿と思わせる香り、デザートワインのような厚みのある甘味があります。柿が元々タンニンが豊富なためか、思いのほかしっかりとしていました。個人的には少々甘すぎたので、お土産は辛口のワインにしました。

  このトンネルは1937年に南省峴トンネルが開通して以降閉鎖され、朝鮮戦争時(1950-1953)には軍需物資の輸送ルートとして、その後は1960年代まで国道として使われていました。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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アルベール・ビショー・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター 2012

2012年11月21日 | ワイン・日本酒・ビール


  先週はブログを更新できなかったので今更なのですが、15日のボジョレー・ヌーヴォー解禁日にワインを飲みました。どちらかと言うと熟成感のあるワインが好きな僕は、毎年ボジョレー・ヌーヴォーをわざわざ飲むという習慣はなかったのですが、今年はたまたまワインが当たったので家で家族と乾杯したというわけです。

  2007年頃でしたか、目黒八芳園で開催された「ボジョレー・ワイン会」に行き、そこで様々な熟成年数のワインを試飲したことがありますが、その時もやはり新酒は物足りないという印象がありました。ですから、ボジョレー・ヌーヴォーを敬遠していたという面もあります。

  しかし、久し振りに飲んでみると、そんなに悪くありません。華やかな香りに、新酒らしいフレッシュな口当たり、少々強い酸味。チーズ、オレンジケーキ、それに干し柿を合わせてみましたが、そこそこ良く合いました。さらに一日置くと、酸味が落ちつく一方で果実味が出てきて安定感が感じられるようになりました。

  あまり先入観にとらわれず、たまには嗜好を変えてみるのも良いものだと思いました。

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ヨーロッパグルメ紀行フェア

2012年10月21日 | ワイン・日本酒・ビール


  10月17日~20日、大桟橋ホールにてピーロート・ジャパン株式会社主催の「ヨーロッパグルメ紀行フェア」がありました。来場者1名当たり、ワイングラスが2脚ついてきて、おおよそ3,000円台の手頃なワインを1杯500円で試飲できるという企画。中にはヴィンテージワインを15ml、それこそ舐めるように試飲できるものもありましたが、それについては見送りました。

 

  生ハムやチーズのブースもあり、おつまみに生ハムとカヌレを選択。カヌレというのはフランスの焼き菓子で、一頃流行っていたようなのですが、僕は初めて食べました。外側はカラメルが焼けてカリカリ、中はしっとりとカスタードのような感じで、なかなか美味しかったです。



  さて、ワインは短い時間でそう飲めるものでもないので、4杯だけ。初めは、ピーロート・ブルー・カビネット2011。ドイツのナーエという地方のワインで、葡萄品種はケルナー,、ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナ。アルコール度数は8.5%とかなり低く、甘くフルーティな飲みやすいワインです。最初の1杯としてはちょうど良かったと思います。



  次に、しっかりとしたボルドーの赤を。キュヴェ・ジルウェット・シャトー・ペルンヌ2008。メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン22%、マルベック2%、カベルネ・フラン1%。程よくタンニンが感じられしっかりしていますが、それでいて飲み易く、鴨料理に合わせたら良さそうです。



  3杯目はすっきり目の白を。メゾン・M・シャプティエというコート・デュ・ローヌのワイナリーとピーロートのコラボレーションで生まれたという、ピー・シー・コート・デュ・ローヌ・ブラン2010。青リンゴのような爽やかな香り、すっきりとした飲み口、しかしコクもあり、バランスの良い飲み易いワインでした。



  最後はハンガリーのワイン。ボール・フォーラス2011。2011年ですがしかっりとしたルビー色をしています。葡萄品種はブラウフランキッシュ、ハノス・バハという地方のワインです。濃いベリー、蜜のような甘み。貴腐ワインほどではありませんが、僕には少々甘さが強すぎました。その代わり、生ハムとの相性が良かったです。

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ヴォライエ シバラク (家禽屋)

2012年10月02日 | ワイン・日本酒・ビール


  祐天寺駅から歩いて10分強、閑静な住宅街に佇むビストロです。




  中目黒にあるビストロ13区の2号店だそうですがその名の通り鶏、鳩、雉、ホロホロ鳥など鶏料理とワインがリーズナブルに楽しめるお店。



  初めに、白ワインから。「トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン "テゼ"」、年数は忘れてしまいました。ソーヴィニヨン・ブランらしい青臭さは余りありませんが、ハーブのような爽やかさとキリッとした酸味があり、非常に飲みやすいワインでした。

 

  鶏胸肉の燻製とパン。熱々のパンは13区で焼いているそうです。

 

  せせりと香草のサラダとボンジリときのこのソテー。サラダはせせり(鶏の首)と僕の好きな香草との相性が非常に良く、またお酒のつまみにもピッタリです。



  2本目のワインは、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・ヴィエルヴィル 2001年」。意外と果実味がしっかりしていて、酸味は少なく、2001年ということですが、古臭い感じはあまりしません。



  鳩のテリーヌ。赤ワインと良く合います。


ヴォライエ シバラク (volailler cibaraque)

東京都世田谷区下馬1-12-4



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しぇりークラブ-シェリーの専門店

2011年08月06日 | ワイン・日本酒・ビール


  銀座にあるシェリーとスペイン料理の専門店です。シェリーとは、スペイン南部の酒精強化ワインのことですが、今までそれほど本格的に飲んだことがありませんでした。どちらかというと苦手なお酒でしたが、一口にシェリーと言っても非常に幅広いと聞いていたので、いずれは色々と試してみたいと思っていたのです。

樽からシェリーを注ぐパフォーマンス(横向きですみません)


  上の動画はヴァネンシアドールといって、鯨のひげでできた、しなる棒の先にカップのついたヴァネンシアという汲み取り具を使い、高いところから糸を引くようにして注ぐパフォーマンスです。元々はシェリーを選別鑑定するために行うものですが、これによってシェリーが空気に触れ、より香りが立つのだそうです。

  さて、今回飲んだシェリーと料理を併行してご紹介していきたいと思います。



  最初は恐る恐る甘口から入ることにして、ミディアムのソラナ(手前)。奥は辛口でやや軽いタイプのバロン・マンサニージャパサダです。

  甘口は辛口のシェリーと天日干ししたブドウから作られる、糖度の高い極甘口のチェリーをブレンドして作られペールクリーム、ミディアム、クリームといったタイプに分けられます。因みに手前のソラナは褐色をしていますが、シェリーはいずれもパロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルの3種の白ブドウから作られます。口当たりが良くて飲みやすく、食事にも合い、スタートとしては良かったと思います。

  一方、辛口は大きく分けてフィノタイプとオロロソタイプに分類されます。シェリーの特徴として、アルコール発酵が終わると表面にフロール(花)と呼ばれる産膜酵母が繁殖し表面に白い膜ができます。その後、酒精強化といってブランデーを添加するのですが、この時、フロールの成育限界(アルコール度数18度位)を超えないようにアルコール度数を調整されたものをフィノタイプ、超えるように調整されたものをオロロソタイプといいます。

  フィノタイプはこのフロールによって酸素と遮断されるため、上の写真のように淡い色になります。マンサニージャはシェリーの産地の中では北西部のサンルーカル・デ・パラメダ産の辛口でマンサニージャパサダはより希少なものらしいです。ドライですが、天然水のような非常に軽い感じの味わいでした。

  右の写真は、イベリコ・ベジョータ、ハモン・セラーノ、チョリソーの生ハム3種盛り合わせです。



  続いて、手前がベルトラ・ミディアム、奥がディオス・バコ・ミディアムです。今回のんだ中では一番しっくりきました。干しイチジクのような香りとほどよい酸味があり、口当たりも滑らかで飲みやすかったです。ディオス・バコ・ミディアムはそれに比べるとやや軽い感じがしました。

  料理は鱧のアヒージョ。アヒージョというのは「ニンニク風味」という位の意味らしいですが、その名の通り、オリーブオイルとニンニク・赤唐辛子で鱧を煮たもの。おつまみにはピッタリです。

  さらに、地鶏のピンチョス。ピンチョとは「串」のことで、軽いおつまみを想像していましたが、大きな串焼きが出てきました。



  そして冒頭の動画で登場した、ラ・ゴヤ。こちらはマンサニージャです。甘口のシェリーを続けた後だったので、そろそろドライな方に移行することにしました。その隣はアモンティリヤードのプリンシペ。アモンティリヤードはフィノとしてフロールによる熟成を経た後、ブランデーを添加してアルコール度数を上げ、酸化熟成したもので、より強い感じになります。慣れてきたのか、この辺でも十分いけるのではないかなという気がしてきました。

  料理は、名前を忘れてしまいましたが、スルメイカの墨煮です。



  最後はオロロソのアルフォンソ。オロロソはアルコール度数を上げたためにフロールができなくなります。そのことによってシェリーが酸素に触れ、酸化熟成が進んで濃い琥珀色になります。甘口から順序良く進んできたのが幸いしたのか、かえってドライで香り高いタイプのシェリーを楽しむことができました。

  料理はカジョス。上ミノとハチノスのスペイン風モツ煮込みです。

  まだまだシェリー初心者ですが、これから機会を見つけ少しずつ覚えて行きたいと思わせる、魅力的なお酒でした。  


しぇりークラブ 銀座店

東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル2階・3階



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マグナムワインを楽しむ会

2011年03月02日 | ワイン・日本酒・ビール


  およそ1年2ヶ月ぶりに柳田みゆきさんのワイン会に参加してきました。



  今回は友人の森さんも初参加。あまり日頃ワインは飲まないそうですが。



  久し振りの参加でしたが、相変わらず豪快なワイン会でした。ただでさえ大きいマグナムボトルを何と13本、すっかり空けてしまいました。僕も今回はいちいちテイスティングノートを取っている暇もなく飲んでいました。



  今後、ワイン会のお知らせはできる限りFace Bookでご紹介しようと思っています。

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Les Vinum (レ・ビノム)-ワインと炭火焼のお店

2010年12月27日 | ワイン・日本酒・ビール


  久し振りにワインの話題です。
  
  友人に誘ってもらい、25日の夜は広尾のレ・ビノムというワインと炭火焼のお店に出かけました。声をかけてもらわなかったら、ひとり家で白菜でも煮て凌ごうと思っていましたので、ちょうどよかったです。ありがとうございます。



  先にご紹介してしまいますが、お店のホームページによりますと、10月から翌年3月までの季節、ジビエ(gibier)といって食材のために狩猟で捕獲された野生の鳥獣が毎週金曜日に入荷するのだそうです。われわれが食べたのは、蝦夷鹿でした。



  さてワインですが、初めは泡から。このお店はどのワインも4,400円均一だそうで、中にはかなりお得なものもあります。例えば、このシャンパン、ルノーブル・ブリュット・アンタンス(A.R.Lenoble Brut Intense Chanpagne)もその一つでしょう。



  ブドウ品種は、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。最近少しシャルドネが好きになってきましたが、クリスマスに似合う黄金色に、フルーティで華やかな香り。余韻もしっかりしていて、食事の前にぴったりのワインだと思いました。



  メニューはお店のお任せにしました。初めに出てきたのはロワイヤル、コンソメベースの茶碗蒸しです。



  続いて、ウニと海老のアスピック。



  これにマコン・ラ・ロシュ・ヴィヌーズ・ブラン 2006(Macon La Roche Vineuse Blanc 2006)という、ブルゴーニュの辛口白を合わせました。爽やかな果実香(シンナーや洋ナシのよう)にしっかりとした甘みと酸味、ミネラル感もありバランスの良いワインだと思いました。



  次に鮭。



  野菜のグリル。最近、シンプルにオーブンで焼いた野菜が好きで、家でも時々やります。最近流行のシリコン鍋が手軽で便利です。



  フォアグラのつくねと、最初にご紹介した蝦夷鹿が出てきましたので、赤ワインに切り換え。



  シャトー・ラバルト 2002(Ch.Labarthe 2002)、ボルドー、サンテミリオンのワイン。ブドウ品種はメルロー100%。12.5%という実際の度数よりもアルコールを強く感じます。メルローらしいベリー系の香りとまろやかさは良いのですが、ワイン単体ではちょっと物足りません。主張しすぎていない分、肉料理に合わせるには良いのですが。



  そこで、赤をもうひとつ。クローズ・エルミタージュ・レ・トロワ・シェーヌ 2006(Crozet Hermitage les Trois Chenes 2006)。ブドウ品種はシラー100%、ローヌ地方のワインです。濃いカシス系の香り、樽由来のコーヒー香、果実味に程よいタンニン、酸味もあるバランスの良いワインでした。



  これに、あえてデザートを断り、カレーライスを合わせました。



  小さく、落ち着いた雰囲気の、また行ってみたくなるお店です。

レ・ビノム

東京都港区西麻布4-5-8



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PPRで日本のワイン会

2010年05月25日 | ワイン・日本酒・ビール


  いつものPPRで甲州ワインのワイン会がありました。



  井出先生によるお馴染みの手作りフリップで解説して頂きました。甲州ぶどうは718年に行基が唐よりぶどうを持ち帰り、大善寺に植えたのが始まりだそうです。当初ぶどうは薬用とみなされていたため、薬師如来のある大善寺に植えられたのだとか。

 

  料理は筍など旬の野菜たっぷりのメニューです。



  最初は、勝沼のワイナリー、中央葡萄酒のグレイス甲州。澱と接触させることで風味をもたせるシュール・リー製法で果実味を活かした、華やかで少し夏みかんの皮のような苦味のある辛口に仕上がっています。



  こちらも勝沼のワイナリー、丸藤葡萄酒工業のルバイヤート甲州シュール・リー。国産ぶどうにこだわったワイナリーで、澄み切った香りにすっきりとした辛口。少し時間が経つと柔らかな甘みが出てまろやかになります。菜の花の苦味によく合うワインだと思いました。



  勝沼醸造のアルガブランカ・クラレーザ。この銘柄、社長の有賀さんと関係あるのかないのか...。

  上の2つのワインと同様、こちらもシュール・リー製法で甲州らしさを活かすことにこだわったワインです。品のある澄み切った香りに、グレープフルーツのような果実味と酸味があります。これは殺菌剤として使われるボルドー液(塩基性硫酸銅カルシウム)を使用しないことで出せる香りなのだそうです。



  赤ワインに移ります。ダイヤモンド酒造のますかっとべりーA Y3。マスカットベリーAは日本の代表的黒ぶどう品種、ベリー種とマスカットハンブルグ種の交配種です。明るいルビー色、ポートワインのような甘さ。さらっとしていてタンニンも軽く、大人しいワインだと思いました。



  その名の通り、甲府市酒折にあるシャトー酒折のマスカットベリーAキュヴェイケガワ。軽くて飲みやすく、名前の通りベリー系の香りや甘みがあります。

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PPRでイタリアワイン会

2010年03月30日 | ワイン・日本酒・ビール


  レポートが本当に遅くなってしまいましたが、初回以来となるPPRのワイン会に参加してきました。



  今回のテーマはイタリア。ラザニア、ハーブやクレソンのサラダをあわせます。



  初めはマルケ州の白ワイン、「サルタレッリ ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ 2008年」(Sartarelli Verdicchio dei Castellio di Jesi Classico 2008 )。イタリアワインは名前が長くて書くのも大変です。

  淡いレモン色、果実味はあるのですが、余韻が短く、キレのある辛口。グレープフルーツの皮のような苦味があります。



  続いてカンパーニャ州の白、「ベニート・フェラーラ グレコ・ディ・トゥーフォ 2007年」(Benito Ferrara Greco di Tufo 2007 )。ギリシャから伝わり、まさにギリシャをあらわす「グレコ」というブドウ品種のワインです。  
  
  最初のワインと比べて明らかに濃い黄金色。粘度があり滑らかで蜂蜜のような香り。後味の酸味が強く、こちらの方が青菜のサラダに合うと思いました。



  赤に移ります。トスカーナ州の「ピーレ・エ・ラモーレ キアンティ・クラッシコ・ラモーレ・ディ・ラモーレ 2007年」(Pile e Lamole Chianti Classico Lamole di Lamole 2007 )。「サンジョベーゼ」というブドウ品種のワイン。明るいルビー色で度数はあるようですが、薄く、すいすいと飲めてしまう気がします。



  一気に南へ下り、シチリアの「フィリアート・アルタヴィッラ・デッラ・コルテ・ロッソ 2007年」(Firriato Altavilla Della Corte Rosso 2007 )。「ネロ・ダーヴォラ」75%、「カベルネ・ソーヴィニヨン」15%。先ほどのワインに比べるとだいぶ色が濃いですね。チェリーのような香りにタンニンのバランスが良く、程よい酸味もあります。肉が食べたくなってきました...。



  最後はウンブリア州の「ノヴェリ・モンテファルコ・サグランティーノ 2005年」(Novelli Montefalco Sagrantino 2005)。今回の中では、このワインが一番良かったと思います。

  見るからに濃いルビー色、鉛筆の先をかじったときのような、木の香りがします。初めはタンニンや酸味を強く感じますが、空気を含ませて落ち着かせるとチェリーの香り、ビターチョコのような甘みが出てきます。これは美味しかったです。

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年忘れワイン会

2009年12月21日 | ワイン・日本酒・ビール


  柳田みゆきさんによる、年忘れワイン会が広尾でありました。10月のワイン会のテーマだったオーストリアワイン、シゲティのマグナムボトルを今回開栓、その他シャンパンやらスプマンテやら、泡尽くしのワイン会となりました。



  こちらがシゲティのマグナムボトル。比較のために手前に普通の750mlボトルを置いてみましたが、この大きさです。輝く黄金色にフルーティな香り、口に入れるや自然とマグロの握りに目がいってしまいます。



  この日は本当に飲みまくりでした。ワインについてメモをとる暇もなく飲んでばかり。おかげで翌日は軽い頭痛に見舞われることとなってしまいました。



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