<私が最も美しいと思っている文章に「寺の秋は、その僅かな温もりを山茶花の花に咲かして行き過ぎた」という小説の一節があり、それを思いだしました>
tagawaさん有難うございます。上記の一節を読ませて頂いて僕なりに何かを感じようとしたのですが、難しいなあというのが一番の印象です。勝手な文章を書きなぐったり書かれてある文章を恣意的に解釈することはできるのですが、その文章を味わったり精確に理解しようと努力することは苦手なのです。ですから、tagawaさんがそれをどのように解釈し受け止めたのかなということについては非常に気になります。それから気になったことは、その小説の作者と題名についてでした。その作家については、tagawaさんが好きな小説家の一人でもあることは間違いがない様に思うのです。ですから、誰が書いた小説なのかということには興味がありますね。そしてまたその小説とその一節には、ご自分の貴重な想い出と重なりあう感慨が込められていて共感するわけなのでしょうか。更にまた隠喩的な表現の巧みさに惹かれたことでもあるのでしょうか。ただ無調法者の僕には、そのコンテキストとやらも不明なので推測することがむずかしいですね。もちろん「美しい文章」とありますから、修辞を凝らしたその文章の質がtagawaさんの五感にフィットされたのだろうとは思うのです。
この文章を何回も読み返して見ました。また、グーグルのヒットを信じないで文章をやりくりして検索してみましたが、やはり無駄でした。この一節だけでは、誰が書いたどの小説なのかは分りませんでした。最初読んだときは短歌か俳句のような感じで読みました。そしてまた最初に引っかかった言葉の意味としては、やはり、「行き過ぎた」です。それからこの情景を眼に浮かべようと色々とやってみました。文法的には「咲かして」が何故「咲かせて」ではないのかが気になりました。そこには「寺の秋」の何かが関与しているのかなとか。ただ僕の国文法は小学優等生以下の知識なのです。そして、作者は男女どちらかなのかも気になります。「咲かして」と使っているから男性です!か?違いますね(>_<)。文藝評論家だったら分るのかな~? 例えばここで中学生への試験問題を作るとして、≪「その僅かな温もり」とは何を意味しているのか、次の選択肢の中から一つ選びなさい! ①困難に打ち勝つ ②ひたむきさ ③理想の恋 ④寺の秋の想い出 ⑤秋から冬への気配 ≫ 教師向けの虎の巻には「但し正解はありません」とか。①~③はサザンカの花言葉です。
スミマセン勝手なことばかりで
写真は一昨日行ってきた房総半島勝浦市の「ホテル・ブルーベリーヒル勝浦」です。行かれた方は分ると思いますが、20万坪の敷地に数棟の宿泊・研修施設が点在しているのです。リゾートホテルというのでしょうか。こんなに敷地が広い贅沢なホテルは見たのも泊るのも初めてでした。友人に誘われて6人で行ったのですが、何と宿泊費は全員無料だったのです。友人の友人が会員になっている倶楽部がホテルと契約してあって、国内の幾つかの宿泊施設を何回でも無料で利用できるのだそうです。温泉付き会員制リゾートマンションには行ったことがありますけど、それとは比較できないレベルの贅沢さでした。とにかくホテルの施設の内容も凄かったです。全ての部屋がいわゆる「スイートタイプ」なのだそうです。僕たちも6人で3部屋でその部屋の広さが半端ではなかったのです。ベッドもダブルサイズの感じでした。宿泊部屋の他に豪華応接室があり、二次会はそこでやったのです。夜食は外の魚料理専門店へ食べに行きました。そこで4人は金目鯛の定食2100円を食べたのです。何と大ぶりの金目の煮つけがドーンとメインに御座るのです。東京で食べたらいくら位になるかなとか、どうにも品のない話で盛り上がりました。そして地酒の冷酒も旨かったのでした。金目鯛は深海魚タイプなので被ばく量はベスト上位みたいですけど、そのようなことは忘れてとにかく美味しかったのでした。贅沢三昧でスミマセンでした。
朝食のバイキングは千円でしたけど、同窓会でいつも使う、昨今流行りの込みで一万円以内の宿のバイキングとは違っていましたね。テニスコートも4面あり思い切り楽しめました。…でも…というわけにはいかなかったのですが、でも楽しかったのです。そのコートは一面が丘に囲まれた谷間にあるといった贅沢な設計になっていました。ですから隣りのコートが見えない訳です。いつも使っているコートは試合中でも隣りのコートからボールが転がり込むことは普通ですから、このコートの一面全体は贅沢この上ない広さなのです。ところがこのコートは、信じられない設計ミスのコートなのです。とにかくこのコートと四方の丘や目に入る周囲の場景は素晴らしい景観で心も和むというものなのです。しかししかしこのコートの周囲には実はネットがないのです。つまりコートの外に出てしまいそうなボールを受け止めるネットがないのです。どなたでも分ると思いますが、ピンポン式テニスならともかく初心者の打ったボールでも強く打つと、かなりの飛距離を飛んだり転がったりしていく訳です。ネットがないと何処までも転がり続けて丘を越えていってしまうわけです。ただこのコートを囲むボール止め用のネットがないのは設計ミスというよりも、景観を優先した為にやむなくネットを作らなかったということなのでしょう。ただ信じられない程の広大な庭があるのだから、その片隅にでもいいから思いっきりプレーができるようなテニス施設を作ったらいいと思うのです。庭内にはサッカー場とか乗馬の国内大会もできる施設もあるのですから、コートを作ることなどは費用的に安いし、集客の営業材料の一つにもなると思うのです。
この旅は東京から7人乗りの車で行ったのですが、6人のグループでも友人3人以外は初めて会う人でした。初めて会った人達と二日間を共に過ごすというのは、非常に刺戟的で興味深いことが多いものですね。特に2人は日本語が十分ではない人だったので余計にそうでした。人と人とが出会うことは不思議なことだと思います。昔ときどき参加したエンカウンターグループのワークショップを想い出します。そこは全日本カウンセリング協会などによって設定された出会いの場所でしたが、でもいろいろなことがありました。
福島第一原発の吉田所長が病気のため所長職を辞められるそうです。本当に突然のことでビックリです。そして心配ですね。この方のことについては新聞やネットでも話題になることが何度もありました。今回は入院の理由も伏せられていましたが、放射能の直接的な影響が関係しているのでしょうか。ご本人の会見は見ていないのですが……。
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