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「プラド美術館・ベラスケス展」と国会前集会!

2018-04-15 23:43:35 | 日記

       
                4月14日、国会前の集会       

 ◆昨日14日、過日の記事に書いた集会に参加してきました。
 集会の模様は、東京新聞15日朝刊 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018041502000124.html?ref=hourly

朝日新聞15日朝刊 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13451795.html

朝日紙によると、参加者は3万人以上ということです。
機動隊の規制は、昨年参加した安保法制の時よりも緩やかでした。弁護士の報告では逮捕者が一名でたようですが、
過剰警備が一部ではあったのだと思います。若者が中心で老若男女さまざまなひとが参加した集会でした。

シュプレヒコールの合間には、国会議員や評論家、学者、弁護士、などによる簡単な挨拶があり、いつもどおりの集会
風景でしたが、国会正面の道路と歩道を分ける規制のための柵が倒されても、機動隊は敢えて元に戻すということはせ
ず黙って居場所を移動させていたので、今日は強制的な規制をするつもりはないなと感じたことなのでした。

◆僕は集会に参加する前に、国立科学博物館で開かれている特別展「人体ー神秘への挑戦ー」を見ました。
9時開館なので9時に着いたのですが、すでに100人以上は並んでました。で、入館まで15分くらいでした。
子どもさんが親子で3割程はいたように感じました。2時間半くらい見たのですが、頭が疲れました。

見学後の印象ですが、正直なところNHKの番組を見れば、あえてこの企画展を見ることでもないのかなと思いました。
さまざまな工夫は凝らされてはいても、それが現今の”人体”理解についての最新知識を得るためには、それほどの意味は
ないように感じました。NHKからは番組関連の本も出ています。興味のある方だったら、図書館に一日こもれば済みそ
うです。展覧会は6月17日まで。

◆そしてその後、Dさんと待ち合わせた科学館と隣り合わせの「国立西洋美術館」に急ぎ駆け足で駆けつけたのです。
その会場では約2時間見学。これもすこし疲れましたけど、でも科学館の疲れとは異なり、疲れたのは足の方でした。
企画展で「プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光ー」5月27日まで。

Dさんは、美術鑑賞は久しぶりなので興奮してしまった(後でお聞きして)ということでなかなか出口の方にこないので、
心配になってしまい、つまらなかったので常設展にでも行ってしまったのかなと、余計なことごとを想像したりしたのです。
でも後で、Dさんの”ベラスケスはほんとうにいいね。感激した!”という言葉を聞いて、同じような思いなんだとうれしくな
りました。

ベラスケスはいいですね。その絵のなかにいる人物が、他の作品のそれとは違った存在感があります。今朝方見た、NHK
Eテレの「日曜美術館」、ベラスケスの番組もよかったです。特に漫画家のどなたか忘れましたけど、その発言に惹かれました。
ベラスケスが更に好きになりました。でも、このベラスケスでもブリューゲルにしても、その絵の情景表現に魅かれるというよ
りも、その絵の意味・価値といった側面に興味が向いてしまう点があります。ゴッホやミレーに向かい合う真正面からという
道筋とは、少し異なるということでもあるのです。

しかし、僕にとってのプラド美術館は、41年ぶりの出会いでもありました。40年はひと昔というには十分な年月
だと思うのです。プラド美術館のベラスケスの絵は、新婚旅行でヨーロッパを回ったときに出会って以来の再会でも
あるのです。その時そこで買い求めた大きな複製画は、帰国後額装して今でもたまに見ます。でもその絵は、今だった
ら買わない絵です。その絵には、その絵に込められた意味は十分に理解できるし時代的・歴史的価値もあるわけですけど、
いまでは、どうにも息苦しいわけです。

それから、この西洋美術館では65歳以上は常設展は無料なのですね。知りませんでした。松方コレクションは有名で、
数多くの有名な絵があるわけです。もちろん誰でも入れる庭には、ロダンのあの『地獄門』もあるのです。
Dさんも僕にとっても、久しぶりの「国立西洋美術館」なのでした。ご存知のように、上野の山の文化会館の脇に位置
するので、上野駅公園口から歩いて2分でしょうか。常設展は無料でもあるので上京の折には寄ってみようかと思います。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2018prado.html

     


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