◆水郷の雨の中での花火大会にいってきました。
小・中学校の同級生10人ほどで、初めて、船からの花火見物でした。
このところ小・中学校時代の同級生との集まりが続いてます。時々あっている人や、数十年ぶりのひととか、
懐かしくも不思議なそれなりの出会いを経験しています。
お互いにこの年齢にまで生きのびたことのめでたくも波乱万丈の来し方を披歴しあい、行く末の無事を共に
祈りあうわけです。そして、人の一生とやらのそれぞれ各々の生きざまの、それなりの条理と不条理の狭間
をただよう自分とやらを、お互いさまに確認しあうというわけです。
家業や事業に成功した人や失敗してしまった人。家族という絆を保ち続けているひとや途中でやめてしまっ
た人。しかし、その家族という営みを判断停止という形のままで継続中の人。……などなど、今朝方には、
島倉千代子さんの『人生いろいろ』をカラオケで歌ったひともいたのでした。
一泊二日、それぞれの想い出にふかくかならず残るにちがいない、別荘とやらでの非日常もどきの楽しい
集いでありました。
◆そして、また、またなのですが、内田樹さんのツイッターに寄ったところ、こんなリツイートやツイートがありま
した。それから、前回投稿した記事の中で「内田さんのツイッターから」と書いた部分は間違っていたかもし
れません。他のどなたかのツイッターからかもしれません。いずれにしても1年以上前に拡散された記事で
した。
(86のメンバーの方で、何かの風の吹きまわしとやらで数年ぶりにこのブログを読んでくださる方がいたとし
て、su-の偏向ぶりというのか、漫語放言の相変らなさと稚拙さに呆れてしまったとしても、でもそんなことはな
いはずですが。ただ、相変わらずの無駄話には気が重くなるという結果ではあるにしても、ぜひとも、なにか
あしあと・てあと、を願い上げるしだいなのですが)
高橋源一郎
高橋源一郎さんが津田大介をリツイートしました
6月に灘に(講演というより)授業に行ってきました。聞くときも質問するときも生徒諸君の感覚が鋭くて楽し
かったです。それは、生徒たちが企画して、外部に依頼する講義なんですが、その依頼状(もちろん、生徒
が書いたもの)は、ぼくがもらった講演・講義依頼状の最高傑作でした。やるよね。高橋源一郎さんが追加
津田大介
灘校の校長が歴史教科書採用を巡って同校に有形無形の「圧力」がかかっていることを具体的に開示、か
つ極めて冷静に分析し、いまこの国で起きている「歴史情報戦」がどのような段階にあるのかわかる声明
文。全国民必読の文章では。立派な校長だと思う。 (661件のリツイート 941 いいね)
http://buff.ly/2vrR7HV (灘中学校・灘高等学校、和田校長の声明文)
内田樹
その「成功体験」によって人々はクレームの有効性を学びます。主催者が「抗議があるようなことは一切し
ない」という事なかれ主義を採択すれば、どんな組織もクレーマーたちのエンドレスの介入を誘うだけです。
その点で灘校の校長先生の見識には敬意を表したいと思います。
( 538件のリツイート 481 いいね)
似たことがありました。ある高校の同窓会から依頼された講演を断わられました。同窓会員を名乗る人物
から「なぜ内田のような者に講師を依頼したのか」という抗議があり、中止することにしたそうです。一人か
らでも抗議があれば多くの組織はトラブルを忌避するために「事なき」願うのです。
教科書採択について灘校に自民党議員やネトウヨがテンプレート通りの抗議ハガキを送って、採択とりや
めをさせようとした鬱陶しい事件の経緯を灘の校長先生が淡々と報告されています。ぜひ読んでください。
「灘中・高校」について (ウイキペデイア )
灘校の創立者というのは、酒造業者なのだそうです。遠藤周作さんや上記の高橋源一郎さんも卒業生。
東京の西日暮里にある開成中学だったら、どうなのでしょうか。麻布や慶應・灘中学と同じような気骨と見識
を感じとれるような選択をしているのでしょうか。いずれにしても僕など商業高校出身者には無縁で著名な
超進学校のわけです。とにかくいろいろ、頑張っていただきたいものです。
上記wikiには 「灘地方で酒造業を営む、嘉納治郎右衛門(菊正宗)、嘉納治兵衛(白鶴)、山邑太左衛門
(櫻正宗)によって設立された」と。白鶴はときどき飲みます。また、この時期の冷酒は格別の味わいです。
上記URLの文章「謂れのない圧力の中で ̶ ̶ ある教科書の選定について ̶ ̶ 和田孫博」
のなかで、灘中学校・灘高等学校の和田校長が書かれていた引用記事について関連記事を記事を下記し
てみました。
近現代史研究家・ジャーナリスト・水間政憲さん(ウイキペデイア)
<「緊急拡散希望《『WiLL』6月号(4月26日発売)に「エリート校―麻布・慶応・灘―が採用したトンデモ歴史
教科書」を寄稿しました》>
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