卒業

３月１日は、高校の卒業式。
たくさんの１８才達が節目の時を迎える日です。


高校の卒業式って、ちょっと特別な気がしました。

「近所でバッタリ会うかも♪」
「何年か後、同窓会で集まるんだろうな☆」
会おうと思えば歩いていける距離で。
いつかの再会を当たり前に感じてた小中学校時代と違って。
全国各地バラバラに散る同級生達の進路、その果てしなさに
「この場には、もう二度と会えない人がいる」って意識した瞬間でした。
そのことに、すごく畏れを感じたのを覚えています。


倍を重ねた卒業の日に、同じような意識が浮かんだけれど。
もう、畏れはなかった。
その時その時を精一杯向き合ってきたと思えるから、悔いが少ないのかもしれない。
そっと、いつかの再会や風の便りのおとずれを祈りました。

……大人になったなぁ。