体験！スポーツ吹き矢

スポーツフェア開催の運動公園へ行ってきました。

各種スポーツを体験できるイベントですが、この歳になると
その場ですぐできそうな運動って限られてくるなぁと実感。

スラックライン、チアリーディング、ボクシングあたりは
明らかにケガしそうなのでスルーする。
体育でやったことのあるスポーツなら多少はイケそうだけど、
せっかくなら未体験のことをしてみたい！　

アリーナをまわってると、スポーツ吹き矢 の看板を発見。
狙い撃ち系って、なんか本能的に惹かれてしまいます。
受付に申し出ると、優しいおば様方が歓迎してくれる。
道具を借りて奥に行くと、陽気なおじ様が声をかけてくれた。

　「アンタ、どこの高校？」
　「ww　さすがに高校生までサバは読めませんよー」
　「なんだ、学生さんやったか」

・・・訂正するのも申し訳なく、どうしたものか。
確かに部活してるっぽい先入観を与える格好をしていましたが。
それにしたって高校生とか、訂正しても大学生とか、素面とは思えません。
おじさん、眼科に受診しなくて大丈夫？
・・・なぁんて内心、心配してみたり。

若い娘と勘違いしてくれたこともあってか、おじ様方は親切丁寧に
手解きをしてくれました。


競技は「礼に始まり、礼に終わる」で、前後には的への一礼。
構えに入る前にも作法があって、斜め４５度の角度で立って
筒を捧げ持ち、呼吸に合わせて３つ数えて上げ、９つで下ろす。
その後、おもむろに筒を的に向けて構え、静かに息を吸う。
気合いを込めて一気に吹き、矢を飛ばす。
的の中心は７点。以後、５点、３点、１点。ハズレはもちろんゼロ。
なんと１ラウンド５本中、４本を的中させられました。
事前のレクチャーはありませんでしたが、制限時間は５本で３分以内。
私は２分５０秒だったそうで、間合いもよく落ち着いた動きだったと。
勢いのよい速い矢が飛ばせていたと褒められ、初めてにしては
筋がいいと驚かれました。

きっと、リップサービスもあったのでしょうが。
実際、自分に向いているという直感があった。
いつか肩を傷めたりして引退せざるを得ないときがきたならば、
スポーツ吹き矢の門をたたいてみるとしよう。