旅人

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能装束着付け・演能

2008-05-25 | モブログ
群馬県立歴史博物館で 能装束・着付けの 実演が有ると聞いて でかけました。

特設の舞台で 髪結い師が 長い馬の毛を梳いて モデルに着装し、
二人の 着付け師が 小袖を細い紐一本で 着付けました。

若い女の設定・と 歳のいった女性の 着付けの違いを 見せてくれました。
襟を立て 大きく開いた胸は 若い女・襟を丸め胸元を詰めてきる着方は 老女といった具合でした。

手刺繍で厚い・重そうな 着物を折畳む様にしながら、着せていきました。正に職人芸と感じました。

面を付ける時・外す時の、仕草にも、面を大切に維持するため、夫々意味の有ることを知りました。

観世流の能楽師による、”忠度”の舞も見せて貰いました。

希望者は少ないだろうと 時間一杯に行きましたら、満席で立ち見の状態でした。

能舞台の楽屋が、紹介される事は滅多にないので、出かけてよかったと思いました。

ご一緒くださったお二人様 有難う御座いました。