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せろふえ

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世界のカレー図鑑 ハウス食品株式会社/監修

2022年01月21日 | 
「カレー図鑑」。まさに図鑑で、なんというかカレーという料理の紹介でもない感じで、つまり写真が美しいだけでまあ美しいので食ってみたい気もするが、作りたいとも作れるとも思えないのが並んでいる。ながめていて楽しい。

ヤマザキマリ対談集

2021年12月18日 | 
  何度も書いているが、対談はホストなのだ。
 これはヤマザキマリが「運動」をテーマに2020年オリンピックの頃に対談したもの。まあおもしろかったが、萩尾望都とのはメール交換を再構成したものらしく、やはり、それはそれこそ対談の運動性、反射神経みたいなものが見えなかった。それは残念。

非正規介護職員ヨボヨボ日記 真山剛

2021年12月14日 | 
 非正規介護職員ヨボヨボ日記 当年60歳、排泄も入浴もお世話させていただきます  真山剛 著 三五館シンシャ
 このシリーズが売れて、なんだか介護職員の自分も書ける気がする、と書いたものらしい。他のやつと同じ体裁でなんだか文体も似ている。あんまり系統だってなくて思いついたことを適当に書き連ねてあるだけなのだが、まあおもしろい。当事者の声は真実味があるということだろう。
 シリーズが売れているらしいので、これからもいろいろ出そうで楽しみだ。そうだなあ、たとえばハローワーク職員とか、交番勤務の警官とかどうだろう?新聞配達はあんまりおもしろくないかな。ゴミ収集?議員秘書?

漱石の孫 夏目房之介

2021年11月30日 | 
 夏目房之介のことは、むかし、漱石の孫が漫画評論をしている、と言うので知って、でもまあ評論にはあまり興味がなかったので、いままで気にはなっていてもほとんど読んだことなかった。いや「ぱふ」という漫画評論雑誌?かなんかでいくらかは読んでたかな。やっぱり評論はどうでも良い。裏話とか噂話とかはまあ興味がないとは言えない。
 この本は漱石の孫、というのはつまり有名人の孫の生きてきた軌跡?を書いたもので、なかなかおもしろかった。健康な精神ですばらしいと思う。漱石の孫だろうと何だろうと自分は自分だ、と、漱石には無関係で生きようとし、その後事実としてそれを受け入れる過程がていねいに意識し、書くことができるのはすごいことだと思う。
 なかなか人間このように健康なあるいは大人の精神ではいられないものだ。僕自身が不健康で、成熟してない精神だなあと思ったことだ。

古本屋の女房 田中栞

2021年11月09日 | 
 題名のとおり。本フェチだというがそのとおりで、どのくらい読んでいるのかは知らないが、ともかく本好きらしい。とてもついて行けない。我が町川越にも古本漁りに来ているらしい。こんな所まで来て、得るところがあるのか?まあいいか。

ヘンな日本美術史 山口晃

2021年11月07日 | 
  とても美術史と呼べるようなものではなく、著者が思いつくまま古今の日本美術をかってに取り上げてあれこれ書いたもの。日本美術の歴史学ぶようなことはまったくできない。(著者もそう書いてる)むしろいろいろ知っている人が、山口晃はどう見ているのだろうと、山口晃興味で読む本だ。ぼくは著者には興味があるが、日本美術の素養はないので、この本を本当には楽しめてないと思う。でもおもしろかった。
 絵画・美術品は実物を見ないとわからない、置かれた環境も大切、美術館がベストとは限らない。教会の中の絵は教会の中で見なければ。とても共感する。白磁をじかに手に取る話 を思い出した。
 音楽も同じだ。録音と生ではまったく違うのだ。そして演奏会場がベストとは限らない。オルガンをヨーロッパの教会で聴きたいなあ。

 日本の絵の、視点が一点に固定されているわけではない。横顔なのに目だけ正面から描いている。(ピカソ!)

「せっかく300年、400年かかってここまで古びたものを、わざわざ新しくするのはどういうことなのかと思うのです。」
 などがとても印象に残った。

 漫画のことでちばてつやと池上遼一の絵で、みたいなことが書いてあり、池上遼一ねえ、ぼくは池上遼一の絵をうまいと思ったことがないのだ。漫画百冊で、竹宮恵子を入れなかったと書いたけれど、池上遼一は眼中にまったくなかった。池上遼一の絵には運動神経がないと思う。著者とは見え方が違うのかも知れないなあ。

6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録

2021年10月16日 | 

 東日本大震災の時に、被災しながらも取材し、壁新聞を書いて避難所に張ったという石巻日日新聞社。これも感動的な記録だと思う。
 1円にもならない、だが、人々が求めている情報を提供するのが社会的使命だと、手書きで、何枚も写して避難所に張って回ったという。
 こういうことを、折に触れ思い返さなければなあと思う。コロナウィルスのことも、そんなこともあったっけと思い返せばいいようになるだろうか。いや、むしろ大震災のことは今もあらゆる意味で継続中だ。選挙にももちろん行くし、まわりと話をしなければ。
 それにしても、岸田自民党内閣は、総裁選の時に約束したことはただの一つも選挙公約に載せていないのだそうだ。あきれかえってものが言えない。

さて、コーヒーの話だが…… 小室等

2021年09月22日 | 
  もう40年も昔の本なのだ。これ持ってるかもしれない。表紙に記憶がある。中身はまったくおぼえていない。(^^;)
 今読んでもちょっと楽しめる。忘れるって大切ね。
 youtubeはデモクラシータイムズだよ。真実はここにある。佐高信が小室等と番組を作っていてとてもおもしろい。何個も見て、次を期待して待っている。

 昨日は切れたガットを張った。ひさしぶりに無伴奏を楽しんだ。人には聞かせられない。自分の楽しみに楽器で遊ぶのだ。これでいいのだ。

すずしろ日記 参 山口晃

2021年09月19日 | 
 すずしろ日記 すばらしく、良い。買おうかな。こんな絵が描きたい。漫画も描いているようだ。たしかに、漫画も書けそうだというか、期待できる。読みたい。
 もうそろそろ四だって出る頃じゃないか。早く読みたいものだ。



暗闇の終わり キース・ピータースン 著  芹沢恵 訳

2021年09月17日 | 
 すっかり怠けていて、ろくに本も読みゃあしない。もともとあまり小説を好んで読みあさる方ではない。どういうわけか翻訳物の警察小説とかが好きで、ディック・フランシスとかフロストだとか、ともにイギリスものだなあ。現実離れしていて、現実逃避になるのかも知れない。日本のものはなんだか自分に振り返って考えてしまうのかも。
 これはフロストに宣伝が載っていて読んだのだが、アメリカの銃社会、乱暴なあるいは殺伐とした雰囲気に支配されていて楽しめなかった。きっとよく書いてあるのだと思うのだけれど。なんとなく気に入らないのは、スリラーっぽいところ。あとは例えば、洞窟に閉じ込められた子供が、そのあとずっと泣きわめいているというようなこと、あるいは精神病棟で叫び続ける患者って、あるのだろうか?知らないけれど、そういうのってリアリティがないと思うなあ。

野鳥図鑑 鳴き声付き

2021年08月27日 | 
 つい野鳥図鑑を買ってしまった。QRコードがついていてアクセスすると鳴き声が聞こえるというのだ。すばらしい。ごく安い物で、図鑑というかムックと言うやつか。
 買ってみて気づいた、コサギが載ってない。ダイサギが載っていてコサギが載ってないなんてあり得る?ひどい話だ。
 全体として見やすい図鑑だが、自分の問題としてあんまり認識してないなあ。