特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

EM菌で無農薬無化学肥料&循環型園芸

2014-06-28 15:02:57 | 環境保護活動・グリーンカーテン
今年もEM菌の培養を開始しました。まずは、空いたペットボトルで、2回に分けて作ります。



2011年には、EM研究機構様にご提供いただいたEMを使って培養しておりましたが、非農家(スペースがない)なものですから、少量の培養の方が効率的だと感じ、翌年度からは農家の方々に笑われる程度の培養を根気強く続けております。しかし、培養とか発酵を全く知らない我々に、親切にご指導をいただいたおかげで、今は発酵が大好きになりました。現在は、EM生活楽天市場店から購入をしておりますが、今でもご支援に感謝しております。

さて、写真の左側4本・茶色のペットボトルは発酵が始まったEM菌です。右側は、作りたて&未発酵のEM菌です。発酵が開始すると、ボトルはパンパンになり、糖蜜を微生物菌が餌として食べて、色が変化します。発酵調子が良いと、ガス抜きのためにキャップを開ける時に、爆発します。半分位飛んでしまうことがあるので注意が必要です。今回は、涼しい日が続いているせいか、そこまでの発酵はありません。

出来上がった時には、PHを測り、良い状態になったところで、水で割って使用します。我が家では、掃除用洗剤はなく、EM菌でお掃除しますが、面白い程に汚れが落ちます。また、ペット臭にも効果があるので、野良猫の糞尿対策としても提供をしております。



写真は、EMコンポストに赤紫蘇の茎を容れたところです。生ゴミを堆肥化するために、このEMコンポストを愛用しています。生ゴミをコンポストに容れた後に、EMぼかしを容れて混ぜます。それを重ねていきますが、糠漬けのような感覚・・・ですね。下には水抜き蛇口があり、時々水抜きをします。満タンになったら、発酵をさせ、その後土に戻します。後は、土の中の微生物菌が分解してくれます。

このペットボトルでの培養は、脱サラをされ都会から栃木県に移住された有機農家の方から伝授していただきました。パンフだけでは難しかった培養ですが、今では毎年の恒例行事となりました。

有難うございました

無農薬無化学肥料でもバラは育ちます。私にとっては、無農薬無化学肥料栽培は、当然のことですので、特に問題はありません。自然は偉大です。

一季咲のオールドローズが終わり、下草として活躍したオルレイアも種を残し始めました。



たくさんの種。来年も咲かせるために、花が終わったオルレイアを抜き、土の上に横にしておきます。



これは、晴れた日が続く時に行います。乾燥してカラカラになり、驚くほど少量になります。そのまま土を掛ければ、これも土になります。簡単すぎる!循環型園芸



イタリアンパセリの花です。種をつけましたので採種します。もう種を買う必要はありません。



春菊の花。種を採種するために、1本だけ残してあります。



昨年採種した種から発芽したフウセンカズラです。市役所ロビーにて無料配布をさせていただきましたが、配布箱は空となりました。



昨年のこぼれ種から発芽したミニトマトです。



毎年こぼれ種から発芽するニゲラです。この種を西洋ではピクルスなど保存加工の香辛料として使うとか。



巨大に成長したコモンマロウです。

手入れの要らない園芸を目指してます。



アガパンサスとエリゲロン。どちらも丈夫なので簡単です。

目指すは、パーマカルチャー的な空間です。自然を慈しみ、そのサイクルの中で生活をすると、現代人が忘れかけた何かを感じ、心が妙~に満たされます

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壁面を彩るクレマチスの魅力

2014-06-24 14:36:10 | 花図鑑 つる系植物
バラにも負けないゴージャスで美しい花・・・クレマチス。つる性のクレマチスは、壁面やアーチに緑と華を添えてくれます。



一番古株は、モンタナ系の白花。樹齢10年ほどになります。フェンスをグリーンにしてくれていますが、今年は電柱移動のために強剪定しなければなりません。枯れた時のために、挿し木をした方がいいですね。



4年目になります。クレマチス・モンタナ系・メイリーン。



淡いピンク色の壁に毎年ウットリしています。



こちらは2年目ですので、まだまだ小さいですが、期待の新人です。モンタナ系・ルーベンス。やはり淡いピンク色です。



キレイなブルーのクレマチス・フェアリーブルー。名前も素敵。



ダッチェス・オブ・エジンバラです。素敵。



成長した姿。上品な花色。





2つともベル・オブ・ウォーキング。大きな蕾が広がる姿に見惚れます。



名前タグを失い・・・名無しさんとなってしまいましたが・・・マダム何とか・・・どこかの奥様ですね。



一番おススメのクレマチスは、ジョセフィーヌ このゴージャスな花姿!バラにも負けません。それに丈夫です。



長い期間咲いてくれますが、どんどん豪華になっていく・・・素晴らしい花です。



ジョセフィーヌとイングリッシュローズ・コンスタンススプライと下草はオルレイア。どの花も本当に美しい


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旬の野菜の保存・加工 ~ししとう&山椒の実の醤油漬け~

2014-06-24 13:55:40 | 白河ガーデン自給族
我が家の庭には3メートルもの高さの山椒の木があります。植えたのは・・・母?だと思いますが、特に山椒を食べた記憶はありません。なぜ植えたのか?謎です。この木を山椒だと知らず、迷惑な棘のある木と考え、何度も何度も根元から剪定しましたが、数年経つと以前より大きく元気に成長しています。こうなったら利用するしかないと考え、漬物の本の「山椒の実の醤油漬け」を参考に、醤油漬けに挑戦します



脚立がないと、上の方にある実に手が届きません。



鈴なり!山椒以外の果樹が鈴なりだったらいいのですが



手が届く範囲の山椒の実を収穫しました。まだまだ鈴なり状態の実があります。

この実を水で洗って、お湯が茶色になるまでシッカリと茹で、一晩水に浸しておく・・・と本にあるので、挑戦します。その後、醤油漬けにするのですが、山椒の香り漂う醤油も使えるわけで、実と醤油と両方楽しめるわけですね。冷暗所で保存すれば、約1年保存が可能だそうです。素晴らしい

さて、購入した「ししとう」で醤油漬けを作りました。



これは、醤油の4分の一の焼酎入りです。1週間後から食することができ、やはり冷暗所で約1年間保存可能だそうです。食べる時は、刻んでゴマをかけると美味しい・・・そうです。ちなみに、保存に使う瓶の消毒は大切です。



旬の野菜や果実の保存・加工は、本当に愉しいものです



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心癒される食品の保存・加工 ~梅干し作り~

2014-06-23 13:17:31 | 白河ガーデン自給族
震災の前年、田舎に住みながら、本格的田舎暮らしに憧れ、いただいた地元産の梅で梅干し作りをしました。少し前に、この梅干しを食べ尽くしましたので、今年は2度目の梅干し作りに挑戦します。

先週末、紀州産の梅を10キロ購入しました。箱買いすると割安ですが、痛み出してましたので、その日のうちに始めました。



前回の梅干し作りの時に購入した漬物本を広げ、基本の梅干し作りを開始。

まずは、楊枝などで梅のヘタを取ります。慣れると愉しい作業です。

全部のヘタを取り、水洗いした後に、アルコールと塩に実を潜らせ、樽に容れます。一重ごとに塩も重ねました。



最後に、残った塩を樽に容れます。基本の量よりも少し減らした減塩梅干しです。



重しを載せて蓋を閉めます。

そして本日。



白梅酢が上がってきました。次は、赤紫蘇の登場です。この白梅酢も使います。

さて、梅干しの作り方を本で見ると、買った方が簡単かも・・・と考えるほど、時間も労力も必要です。土用干しは約一か月後ですし、それもカビないように注意が必要です。しかし、自家製の梅干しは美味しいですし、健康にも良く、3年を超える年月保存することも可能です。昨今、食品の加工・保存の知識が失われようとしていることを残念に思います。

3.11大震災の時、食に困らなかったという高齢者の方々の体験談は貴重です。この貴重な体験を語り継ぐことは重要だと考えています。ある高齢の女性は・・・

大地震の後、畑の野菜を収穫して家に持ち帰ったそうです(農村ではなく、街中に住む方)。そして、炊飯器いっぱいのご飯を炊いたそうです。この理由は、

非常事態が予想される中で、通電している時に炊いてしまう。たくさん炊けば、誰かに分けることもできるし、何度かに分けて食べれば、何日かは食に困らない。このような考えだそうです。

また、自宅には、漬物を保存するための地下室があり、そこには梅干しや古漬けなどの漬物が並んでいるとか。ご飯と漬物があれば食べることには困らない・・・わけです。

3.11までは、「お金があれば買える」と安易に考えていた人が多かったのではないでしょうか。スーパーやコンビニに行けば何でも買える・・・。ところが、輸送はストップし、店はシャッターが閉まり、ガソリンも水もなく、毎日食料と水を手に入れるために動きました。水がなければ生きることができない。それを実感しました。飲料水の備蓄・・・これは重要です。

水の次には・・・お米でしょうか。電気が止まれば冷蔵庫も止まります。カセットコンロでご飯を炊くという想定が必要だと思います。水と米と・・・日本人は漬物があれば、何とか食べることができるでしょう。

常温保存が可能な漬物は素晴らしい日本の食文化です。そして・・・外国の食文化も面白いです。



「ブリザービング 保存食と常備食」図書館で借りました。あまりに素敵な本なので、手元に置きたいと古本を検索したら・・・プレミアがついてました。瓶詰の果物や野菜が、これほど美しいとは。この瓶が並ぶ棚を想像すると、夢心地になります。電気のない時代・・・旬の野菜や果物を保存・加工し、冬に備えたわけです。その人類の記憶が蘇るのでしょうか。食の保存・加工は、人の心を和ませ癒す・・・ように思います。

心を癒す食の保存・加工。今年は味噌を3年分作りました。そして梅干しも3年持つでしょう。この他、キュウリの古漬けと白菜のキムチとたくあんと福神漬けに挑戦したいと考えております






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲壮感ゼロ10アンペア節電生活続行中 6月分電気料金38kwh使用1,120円

2014-06-16 13:39:53 | 節電・10アンペアライフ挑戦報告
10アンペアの節電生活を開始して・・・2年になろうとしています。今も、愉しく節電生活をしておりますが、皆さんが想像するような悲壮感はありません。習慣となったことは「苦」ではなく、何も不便のない生活をしています。




6月分の電気料金は、38kwh使用で1,120円
でした。雨が続いた時には、DVDを観たりと電気の無駄使いをしたように感じていましたが、それにしては低い料金でした。これから夏本番。同じ生活をしていても、冷蔵庫が電気を使いますので、どんどん高くなると思います。ただ、ブレーカーが下りるようなことは全くありません。10Aが可能か?というよりは、どれだけ電気を使わずに生活できるか?に重きを置いております。

「そんな苦しい生活をしてどうするんだ?」「不便だろう?」等など・・・家族は同僚などから質問を受けることがあるそうです。残念ながら、不便だとか苦しい生活だとか・・・思ったことはありません。どうしてでしょう?自然に寄り添う生活は、とても充実しています。



カーテンを外しました。外にはすだれを設置、真夏に向けてベジタブルカーテンも育てています。カーテンのない生活は、朝日をいち早く感じることができます。そして、暗くなれば街灯の明かりによって外が見えるので、防犯にも役立ちます。ちなみに、老朽化住宅に住んでいますので、写真の戸もDIY、壁もDIYです。築40年の柱に合せ、アンチックパインというアンティーク色の天然材料ペンキを自分で塗りました。壁は、色つきの漆喰を自分で貼りました。犬のサークルの上に猫というスペース節約術も活用中です。

余った漆喰は・・・



トイレの壁にも使いました。古めかしい三角コーナーもアンチックパインを塗っています。この季節は、庭のバラを飾ります。

灯りのないガーデンリビングは・・・



これもDIYです。簡単にできました。南側にはベジタブルカーテンを設け、ミニトマトやキュウリを這わせます。ここに座りながら、トマトやキュウリを食べることができます。この他、庭に薪で煮炊きをする場所を造ります。樹木を伐採し、それを乾かし、薪として使う・・・素晴らしい循環型生活です。このような天然生活は、人を強くし、心を鍛えると・・・考えております

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする