アキノタムラソウ(秋田村草)
<シソ科アキギリ属>
山野の草地に見られる。
タムラソウとつく名前の植物はいくつかあるが、
名前の由来は不明。
近縁種のハルノタムラソウ、ナツノタムラソウ、
キク科のタムラソウがある。
草丈20~80センチで、
茎は四角く角ばっている。
枝先に長さ10~25センチの花序をつけ、
長さ1~1,3センチの筒形で先端が上下に分かれた
青紫色の花をいくつかずつ数段輪生する。
雄性先塾で、はじめは雄しべを上に突き出すが、
花粉を出し終わると、
下向きに曲がり、次に雌しべが開いて受粉に備える。
花の中の雄しべの形は花の上部に沿って大きく
カーブしている。
咲いて暫くすると、雄しべがだんだん下を向く。
葉は対生し、長い柄があり、
3出複葉または1~2回羽状複葉となる。
小葉は広卵形ないし、狭卵形でふちに鋸葉がある。
アキノタムラソウは、荒神山の山裾でも、曾根沼でも、見たことがあり、写真に撮った覚えがあります。
でも、こちらでは、まだ咲いていないようです。
もう少ししたら、見られるかもしれません。
紫色の綺麗な花ですね。段々に半円に輪生した花序ですが、
どちらか一方に偏って花がつくのが面白いと思いました。
タムラソウというのは、ちょっとアザミに似た花ですね、伊吹山の山頂で見たことがあります。
https://blog.goo.ne.jp/kanamori_izumi184/d/20140806
https://blog.goo.ne.jp/kanamori_izumi184/d/20170908
貴方のブログを探して見せて下さり、
ありがとう。
そうなのよね・山の斜面のそんなに光がたっぷり指すわけでも無い場所に咲いていました。
光を求めて,片寄って咲いてるわね。
ここは毎年、アキノタムラソウに出会える場所なの。
これが咲くと、
野川のキバナアキギリをふと・思い出します。
Salvia japonicaと言うのね。
日本固有の花で、ますます愛着がわきました。
キバナアキギリがSalvia nipponicaなのね。
秋田村草と書くけれど、秋多紫草とも書くみたいで、
これなら納得いきますよね。
タムラソウは☆古くは集合した軍隊を「屯(タムラ)」や「党(タムラ)」と言ったそうで、花が群れ咲いている様子をタムラソウと名付けたのではないかという説がありました。
花ひとつとっても、深いわ。
写真もうまく撮れないし、本当によくは見ていないのだけれど・・
出会って嬉しい”
なずなさん、ありがと(=^・^=)