れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)とトキワハゼ(常盤黄櫨)

2019-05-05 05:15:56 | 野の花日記

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
<サギゴケ科サギゴケ属>
湿り気のある水田の畔などによく群生する多年草。


高さ10~15センチの花茎に、長さ1,5~2センチの
淡紫色~紅紫色の花をまばらにつける。


 

 

 

花は筒状で先端は上下に分かれ、
下唇の方が大きく黄色と赤の斑点がある。

 

 

 

 

 

 

雄しべの先はヘラ形で上下に分かれ、
触れると閉じ、暫くすると開く柱頭運動をする。


 

花の終わるころから地を這う枝を伸ばし、広がる。

 


よく似たトキワハゼは花が小さく匍匐茎が無い。
紫色の花の形が翼を広げたサギを思わせ、
苔のように地面を這う事からこの名がある。

トキワハゼ(常盤黄櫨)
<サギゴケ科サギゴケ属>
鷺後家に比べ、咲いている時期が長い。

 

 

 

枝が地を這わない。やや乾いた所を好む。
花の下唇部に黄色い斑点がある。


 

 上唇は淡紅紫色で、下唇は紫色を帯びた白色で、
黄色と赤の斑点がある。
道端や畑などで普通に見られる。

ちなみに↓は

サギゴケ(鷺苔)の白花
本当は先に白花がサギゴケと言われ、
白いサギゴケをサギゴケと言う。
全体が弱弱しい感じが繊細で好きな花。


 

 

 

 

 

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