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京都、時代祭・・其の1

2008-10-23 23:20:58 | お祭り
時代祭・・
毎年10月22日に行われる時代祭、平安遷都1100年記念の明治28年(1895)平安神宮の創設と同時に始められました。
明治から始まり延暦までの8時代、20もの列が各時代の衣装をまとい行列をなし進みます。

午前9時平安神宮から、祭神を移した二基の鳳輦等の神幸列が御所で神事が行われた後、時代祭列は、正午に京都御所の「建礼門」を出発し烏丸通り、御池通りを経て后後4時過ぎ頃、平安神宮へと入ります・・
列の長さは、約2㎞で総勢2000名の市民が装束をまとい京の歴史を鮮やかに再現してくれました。中でも「源氏物語千年紀」の紫式部が素晴らしい姿を見せてくれました。
行列の順序は、新しい時代の明治維新から順次、古い時代へと遡り延暦時代に至り最後に御鳳輦の神幸列、弓箭組列の順で行われます

京都の三大祭りの一つ「時代祭」が昨日雨の降りしきる中、行われました。今回、京都市役所前の観覧席の招待券を頂き出かけたのですが・・午後一時過ぎから、ポツポツと雨が~~
行列がやってくる頃には本降りに・・行列の皆さん方は、雨に濡れながらも堂々とした姿で行列が進みますが・・
私たち支給して戴いた「ビニールのレインコート」をはおり見学・・傘を挿す事も出来ず回りはびしょ濡れ状態・・(写真を撮るのも思うようにはいきませんでした)

維新勤王隊列(明治維新時代)(1868)
ピーヒャラ・ラッタッタの音と共に姿を現した「維新勤王隊」
維新に際し幕臣が東北地方で反乱した時、丹波北桑田郡山国村の有志が山国隊を組織して官軍に加勢した時の行装に習っているそうです

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維新志士列
桂小五郎、西郷吉之助、坂本竜馬、中岡新太郎、高杉晋作などの幕末知識人階級の武士で明治維新は、この人たちの働きにより基盤が築かれ、幕府に対抗する為天皇を動かさんとした7にんの公郷の「7郷落」の列なども加わりました。(志士達の勇姿も距離が有りすぎ上手く撮れませんでしたのでUPする事が出来ません・・ゴメンナサイ)
近衛忠煕公・・


穏健派との政争に敗れ長州へ落ち伸びる「7郷落」の行列



江戸時代(1600~1868)
徳川城使上洛列
徳川幕府は、大礼、年始等朝廷の重要な儀式などに将軍の名代として親藩または、請代の大名を城使として上洛させ「大礼」の時などは1700人にも及び格式の高いものだったそうです・・
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サムネイルにマウスを当てて下さい。

江戸時代夫人列
和宮をはじめ連月や中村内蔵妻、女流歌人お梶、吉野太夫、出雲の阿国など多くの女人行列が有りましたが雨脚も激しく思うように撮る事が出来ませんでした。

和宮・・
平安神宮の御祭神、孝明天皇の妹君、公武合体の為文久2年(1862)十五代将軍家茂に降嫁され此処では、輿入れ前の近世女房装束(十二単姿)女嬬を従えた宮廷内でのお姿・・(大河ドラマ「篤姫」さまでお馴染みの「皇女和宮」)


吉野太夫
寛永の頃、京都六条三筋町の芸妓で後、豪商灰屋紹益の妻と成った。名妓時代の太夫姿、内掛け小袖に帯の正装・・後ろに男衆を従えて・・

タグは、non_nonさまにお借り致しました。(記事は冊子を参考にさせて頂きました)
※ 安土桃山時代へと続きますので次回もご覧頂ければ幸せです・・