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八朔(はっさく)の日の祗園町

2007-08-02 00:34:15 | 行事
八朔(はっさく)は、旧暦八月一日の事・・・

昔から穀物の豊かな実りを願い、商家等はこの日、日頃御世話に成っている本家やお得意先等に感謝を願ってあいさつ回りをする慣わしが有り、花街では今も「八朔」の日には、祇園街の芸舞妓さん達は、正装の黒紋付で、芸事のお師匠さん宅やお茶屋さんにご挨拶に回る「八朔」の恒例行事が今も続きこの日の午前中に行われました。
皆さん正装の晴れ着を着て「おめでとうさんどす。相変らずおたのもうします」と挨拶を交し労いの言葉を受けていました。
京都では、茶道や華道を始めお稽古事のお家元でも同じ様にこの行事が行われて居ると聞きます・・
昨今、市中では早く始るようになった「お中元」のしきたりも従来は、この日から始るのです。

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画像にマウスを当てて下さい。

正装した若い芸妓さんと舞妓ちゃん。二枚目は、お姉さん芸妓さんは、訪問着の正装です。

正装した芸舞妓さん達が日頃のお礼にご挨拶に回る姿をサムネイルでご覧下さい。
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皆さんお揃いで「一力」さんへご挨拶に、後姿も艶やかに・・
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この日も蒸し暑い真夏日・・でも流石、芸舞妓さん達は涼しげなお顔で足早に次つぎとお茶屋さんや御世話に成った所へのご挨拶に回られていました。
この日は、何処に行っても、祗園町の中は朝早くから、大勢のカメラマンさんでごった返していました。
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