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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   墓参

2020-08-02 16:02:02 | シニア

昨日は徳島へお墓まいり。

四国三郎なる四国で一番に水量も多い一級河川の吉野川を渡って、夫の父祖のお墓へ行く。

一昨年、この街にあった、夫の実家を手放したから、この街、この県には何もなくなった。

夫の実家の跡は、街の文化センター兼、総合体育館になっている。

街で一番に素敵な環境設備が整い、手放した事を後悔もしてみたり。

淋しさと残念と、人生の悲哀を味わう。

夫婦して、いつまでも後悔はやっていられない。

便利な街の真ん中だけれど、山が遠い。海が見えない。友人は多くいるが、趣味も人生観も違っているから、いつも集まって遊んでばかりはおれない。

海をみながらスローなライフ生活を選んだのだから、、、、

そうやって、あきらめの境地に無理に追い込んでいるのだ。

 

 

吉野川にかかる、阿波中央橋。

古い橋だが、きれいに工事がされペンキも塗り替えられて美しい橋にお化粧直しをされている。

 

 

昨日は35度ちかく、暑かった。

墓地で一時間もおれば、熱中症になる。

石のお墓は灼けて墓地の暑い事。

「お墓詣りも命がけ」、、、と夫が笑らわす。

 

少し早かったが、お盆のお墓詣りをすますことができてよかった。

 

          亡き母の名で呼ばれたる墓参かな

    

          背ナに目のありたる母の墓洗うふ

 

昔、こんな句を詠んだ。