老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  水を抜いた

2020-05-13 15:39:29 | 俳句
 
もう我慢うの限界。
整形外科へ行った。
右足の膝が痛い。
歩くのは苦にならぬのに、椅子から立ち上がる時、階段を降りるときに痛む。
風呂でバスタブに足を上げて入るのがやっと。痛いのだ。
 
病院でレントゲン室、待合室のことを考えただけで拒否反応が。
 
空気が澱んでいて、コロナのウイルスが漂っているなぞと想像をする。
 
しかし、こう膝が痛むと、そろそろ覚悟を、、、、病院をおとずれた。
 
右と左の膝を比べると右の膝が心持太い。腫れている、水が溜まっている、、と素人なりに考えていた。
 
一昨年、医大へ心臓で入院中に、整形外科でも診てもらった。
痛みはもう長く続いているのだ。
 
その時の若い医師はレントゲンに異常が無いから、痛みはそれなりの加齢によるものでしょうと、あっさりとした診断だった。
 
膝を曲げると痛む、、、が毎日の散歩や買い物で平地を歩いても痛みはない。
それで、辛抱をしていたが、トイレの便座から立ち上がる度に「いたっ、痛っ、いたいたい、、、」と、、痛みを口にするようになった。
 
歳のいった名医さまさま⁉
「水が溜まっているから、水を抜きましょう~~」
 
抜いた水を見せてくださった。
黄色い薄濁りの水が(あれなんて言うの)容器にたまっている。
驚いた。たくさんの量だ。どこに、あんな水が、、、、
 
まあ良かった。
一度に痛みは去らないが、おちおちと落ち着くことだろう。
 
「あなたの持病、コロナに気をつけてくださいよ」
と言って下さった。
「サ、、コイ、、オシ、、、」
 
それに疾病の数の多さ。 早くコロナの終息、収束、、、願うばかりだ。
 
 
 
病院の横はこのような田舎の中の田舎のような風景だ。
国道から一本、道を、外れるとなんと静かな風景。
 
水を張った田圃の横には 林檎の花が咲いて、横には柿の青葉が。
 
 
        
            まだ苗の丈のそろはぬ植田かな
 
            滑空の燕はらはら四角い田
 
 
コメント
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