老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

暖簾でもんぺ 

2015-07-09 09:23:21 | 俳句


    🐢   仔猫叱り自分を叱つてをりにけり    

     

時々 姫 を叱ることがある。その場かぎりだから、おおかたは何を叱ったのか忘れてしっまている。
可愛い 姫 を叱ってと自分を叱る。
もう、盲目の愛だから、姫 が何をやっても可愛い。朝起きると食卓の上に 姫 の足跡が付いていたり、外出から帰ると、キッチンの床に 姫 の足跡がくっきりと残っている。流しに上り水をぴちゃぴちゃとやたのかもしれないと思う。夜中とか、留守の間は何をしていることやら。
一番 気をつけているのは、風呂場。ちょと目を離すと風呂場に入りバスタブを背を伸ばして覗き込んでいる。危ない。危ない。水を張っている中に落ち込みでもしたことなら。


           
 暖簾二つでもんぺを作った。中国製の暖簾だ。生地がしっかりしとしていたので、面白い柄のもんぺが出来た。部屋の拭き掃除をする時、膝を床につくから、どうしても、もんぺの膝頭が傷む。薄くなったり、穴があく。本藍の日本産の作務衣は何枚か持っているが、この中国製、暖簾もんぺも、ちょとした自慢の品だ。大きな何でも入る絣柄のポケットを、両横に付けた。便利だ。
この写真は友達に履いてもらった。身長が違うから大きく見えるが、私には丁度のサイズだ。
残った生地で頭陀袋を縫い、近所のお知りあいにあげた。まだ残った端切れで、ブックカバーを作った。痛みかけた本にかけている。


       昨日のしりとり俳句
   🍉   レース編む一途の横顔すがすがし

   🍉   浜万年青昨夜見し亀の目に泪
 
   🍉   金魚玉突と鳴きだす鳩時計

   🍉   夏霞島を吊るかにクレーン群

   🍉   壁に貼る防災地図や大西日

                  













コメント
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