Twitterから流れてきた、切れ切れの映像の「櫻井よしこ氏x前愛媛県知事加戸守行氏」の対談を撮した言論テレビの内容が凄かった。これはマスゴミと言われる一般の報道で、加戸さんがいなかったのように封じられる由縁だ。52年間も新設が認められなかった獣医学部に対する日本獣医師会の規制岩盤がよく判る。こんなにも邪魔され続けたのかと驚く程だった。全部の内容が知りたくて、言論テレビのHPに行ったが、有料会員にならないと見られない。残念だ!
10年前から獣医学部の新設に、最初に手を挙げたのは新潟だった。だが途中で挫折したらしく、次に手を上げたのが愛媛県今治市だったが、そこから獣医師会の猛烈な嫌がらせが続く。石破4条件が付け加えられ阻まれた。誰が黒幕かが、この映像から見ることができるのだが。
2007年頃、家計学園(岡山理科大学)が獣医師会の会長の北村氏に新設の相談に行くと、「政治家に友達はいないのか。」と聞かれた。「安倍さん」と伝えると話は一度終わる。それが北村氏から前川氏に伝わって、内閣府の国家戦略特区で新設が可能になると、前川氏が「家計と安倍は友人で忖度を受けた。」と思い込む条件になった。加戸さんが閉会中審査で「安倍さんの無実を晴らしたい。」と話したのはその事だった。
獣医学部は入学の倍率が20倍と高く、門は狭い。その為300人ほど定員から枠を広げて入学させている。今治市の新設での人数は160人はその内輪で収まり、何の不都合も無い。京都からの申請も考えられたようだが、新設は1校のみにトコトンこだわったのは獣医師会の方だった。今年の日本獣医師会新年の会長の挨拶に、その詳細が書かれている。会長が閉会中審査の参考人を欠席したのは、自らの悪事が露呈するからである。