まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蝋梅の清貧さこそを学びたい

2022年01月15日 | 時には日々是日

 15日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇るらしいが、夕方からは高気圧に覆われて晴れるらしい。気温は0.0度から8.4度、湿度は86%から52%、風は1mから2mの北西の風がほんの少しだけ。明日の16日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前から曇る見込みらしい。

 

 収縮期104mmhg、拡張期53mmhg、脈拍79bpm、体温36.4c/酸素濃度98%/体重64.4Kg 室内気温20.2c/室内湿度27%/気圧1026hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:17分 月齢は12.4 中潮。

 

 今朝も2020年のデーターを引きずり出していたが、こういう画像が見つかった。始めて配属された電話局がここ、兵庫電話局と言った。昭和42年から46年までの4年間、勤務した。

 

 今はNTT西日本兵庫別館というらしい。その頃、私は青い☆印の小河通り一丁目一番地のアパートに住んでいて、当時の電電公社兵庫電話局に勤務していた。会社は目と鼻の先にあった。オレンジの☆マークに奥方が住んでいた。当時、電話局の屋上から「CQ CQ  こちらはJH3COZ・・・」と交信していて、奥方のお兄さんと親しくなってアンテナ工事なんぞを手伝っていた。遠い昔の話になった。

 

 さて、奥方は、このムーブに乗って通勤していたが、昨日のことに「オイルが漏れているの・・」ということで、自動車屋さんに行ったら、あちらも悪い、こちらも悪いと言うことになって、代車を借りてきた。

 

 それが、この黒い「TANT」という車である。今朝、6時前に出勤しようとすると「エンジンがかからないから送って頂戴!」と叫んでいる。仕方がないから、送っていくことにした。

 

 車で約20分。6:20分に職場に到着。

 

 「帰りは、16:45分ね」と言い残して建物内に消えた。2018年、2019年と命にかかわる入院の時、仕事に行く前、仕事が終わった後に、毎日毎日、通ってくれた奥方だから、不平も不満も口にはできない。「はい・・」というしかない私である。

 

 帰ってからは、弟に頼まれていた「伊之作じいさん」の話をまとめる作業に入った。我が家を支えた屋台骨というか背骨のような役割を果たした人である。にも関わらず、私は何も知らないし、覚えてもいない。この爺さんがなくなったのは、私が小学二年生の時だったから、何か覚えていそうなものだけれども、何も覚えていないのだ。

 

 その後、昨年の「医療費控除用」の医療費集計もやっておいた。

 

 昨年もちょこちょこと病院に行ったので、医療費をどんと使っただろうと思ったけれど、入院や手術がなかった分、ずいぶんとお安くなっていた。これでは医療費控除はないに等しいのかも。

 

 で、自動車屋さんが来て調べてもらったら、バッテリーあがりだと交換をしてくれた。昨日、奥方が乗って帰った時、エンジンキーを切った積もりがうまく切れていなかったみたい。この車のエンジンキースイッチは外れない。カードキーで操作するらしいのだが、私も新しい車はわからない。

 

 で、しばらく、そのあたりを走って見た。今度は、奥方は、この「タント」に乗るのだそうだ。

 

 昨日、山田家でうんざりするほどのおうどんを食べたのに、今日もおうどん、明日もおうどん。これは讃岐うどんの細麺である。

 

 控えめにしたつもりでも、セルフサービス店の1.5倍はありそうな量になった。「そんだけ食べて、飽きないのか」とよく言われるが、食べ終わった当座は「もう、うどんはいらん・・」と思う。思うのだが、翌日になると、それを忘れておうどんを食べている。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は情報に飢えている それが根も葉もない嘘や噂でも」というもの。どこの誰の言葉かはわからなかった。最近はご自身についてや、所属する会社や団体について、根も葉もない噂やデマを流されて困っている、という被害が増加している。特にSNSやLINEなどのコミュニケーションツールと噂話の相性はとてもよくて、あっという間に拡散してしまう現状があり、この数年内で特にご相談の多いトラブル事例が多くなっている。先日の会議でも、すでに解決している問題をほじくりだして問題視して騒ぎを大きくしようとしていたが、既に解決しているのだからと納めようとしても好奇心が大きいのか話は燃え上がるばかりだった。人は情報に飢えているのだなぁと実感するばかりだった。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


菜の花は凜とせずして慢とする

2022年01月14日 | 時には日々是日

 14日のさぬき市地方は、冬型の気圧配置は次第に緩むため、概ね晴れていた。気温は2.5度から6.0度湿度は70%から60%、風は6mから2mの西北西の風が一時は強かった。明日の15日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込み。

 

 収縮期114mmhg、拡張期70mmhg、脈拍79bpm、体温36.5c/酸素濃度99%/体重64.6Kg 室内気温22.4c/室内湿度26%/気圧1014hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:16分 月齢は11.4 中潮。

 

 今日は私のブログの中から2019年分をチェックして、奥方の画像を抽出していた。奥方へのビデオメッセージを作るためである。

 

 これがまた、4時半から6時半までかかってしまった。一日平均13枚の画像だから1年分というと、4,750枚にもなる。その中から抜き出せるのは30枚少しばかり。

 

 で、家系図も幾つか幾つかを修正したり追加したり・・・。こうして見ていると、「ああ、そういうことだったのか・・」と思うことが幾つもあった。

 

 すると、お休みになっている奥方が、「ねぇ~ねぇ~」とチコちゃんみたいな声で言う。親戚の子が結婚したので、お祝いを持って行くのだという。入院中、連日、病院へ着替えだの洗濯物を運んでくれた奥方の言うことだから、すなおに従うほかない。

 

 で、屋島近くのおうちまで行ってお祝いを渡してきた。

 

 すると、奥方が「ここまで来たら、山田家の焼き鯖寿司定食が食べたいの~」という。「いつものこがね製麺所寒川店でいいじゃないの?」と言っても聞く耳を持たない。「行くと言ったら行くの!」というイノシシ年の奥方である。

 

 高松市牟礼町にある「うどん本陣山田家」という一般店のうどん屋さん。元は酒造屋さんだった母屋や長屋門を改装したお店で、座席数は300席、駐車場は160台。営業時間は10時から20時。

 

 私は「しっぽくうどん」を注文したかったのに、無理こヤリこ、「焼き鯖寿司定食」1180円を注文されてしまった。一般店(セルフサービスでないお店)は普通、セルフ店の1.5玉分くらいある(感覚的に)。それで充分なのに、お寿司と天ぷらがついてくる。私的には二食分みたいな感覚。

 

 厳選された鯖を丁寧に焼き上げた「焼き鯖寿司」と揚げたての天ぷら盛り合わせ。

 

 ワカメは鳴門産らしい。私的には、いつもの「こがね製麺所寒川店」で良かったのになぁ・・と思った。こういう格式のあるお店は窮屈で、おうどんを食べるまではマスク着用。私語厳禁、黙食、みたいな重苦しい雰囲気が流れていた。それでは「ただ、食べるだけ」じゃないか・・という気がした。あくまで個人的な感想だけれど。

 

 「ところで、そのバッジは何なの?」と奥方が言う。奥方も会話に困ったみたい・・・。「今、はやりの『SDGs』じゃけれど・・」「SDGs・・・て、なに?」「持続可能な開発目標・・・」「それって、なに?」「帰ってから・・・」説明するのは面倒くさい・・・。

 

 いろんなことがあるものなぁ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「今日は 私の残りの人生の 最初の日」というもの。これ、映画「アメリカン・ビューティー」のセリフにも引用され、1960年代のアメリカで流行した「Today is the first day of the rest of your life 」という格言で、薬物中毒患者救済機関の施設の設立者であるチャールズ・ディードリッヒの言葉とのこと。昨日までを振り返って、後悔が山積し、やり直したいことは山ほどある。もう取り返しがつかないと思うことも多くあるが、毎日が最初の日だというメッセージは、過去に引きずられすぎず、次に何をすべきか、という感情を励ましてくれる。ロビン・シーガーという人の書いた本のタイトルがこれ。「したこと」は悔やまず、「しなかったこと」を後悔しよう。できると信じたことは必ずできるから・・というサブタイトルがあった・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


粉雪が舞ってきた一人留守する

2022年01月13日 | 時には日々是日

 13日のさぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、夕方は雨や雪となる見込み。気温は3.0度から6.5度、湿度は52%から64%、風は2mから7mの西の風が少しばかり強く寒かった。雷を伴う所があるらしい。明日の14日のさぬき市地方は、冬型の気圧配置が続くため、概ね曇る見込み。

 

 収縮期101mmhg、拡張期57mmhg、脈拍78bpm、体温36.4c/酸素濃度98%/体重64.2Kg 室内気温19.6c/室内湿度28%/気圧1016hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:15分 月齢は10.4 若潮。

 

 今日の天気予報は曇のち晴だったのだが、朝からずっと曇ったまんま。小雪がパラパラと降ってもいた。本来ならば雪になったのかも知れない。

 

 今朝もブログから過去写真を切り出していた。2005年から始めて今日は2019年まできた。最近の物は一年分を開いて二時間もかかるようになった。だから、午前4時から始めても5:40分もかかってしまった。

 

 案外とお坊さん姿は少ない。自分では撮れないので、たまたま撮ってくださった方がいれば、こういう画像が残ることになる。だから、前からの画像は全くない。

 

 さて、データー抽出が終われば、次は家系図である。戸籍謄本から読み取ったものを活字に起こし、それを元にしてスケッチしていく。時代は大正から昭和中期頃のものになる。昔は子どもが生まれてもすぐに亡くなっているらしい。

 

 この下の段の方々は北海道夕張郡に移り住んでいた。そんな環境に適合できずに亡くなった女の子たちであったのかも知れない。

 

 それをエクセルシートに起こしてみた。でも、迫力がないなぁと思ったりした(こんな所に迫力が必要なのか?)。

 

 いろんな家系図を調べてみた。ふむ、なるほど、なるほど。字を太く、力強くすればいいのか。

 

 すると、エンディングノートの原本の原本が見つかった。これをスキャナーで読み込んで、そのファイル上に文字を張り込む・・・という作業をやったのが「原本」であるが、それがどうしても見つからない。

 

 これを最初からやりなおすとなると大変だなぁと・・・。

 

 この製本されたものから、どうにかならんものかと思案中。

 

 でも、まずは、こちらが最優先でやるべき作業。その中に、二台目当主の「伊之作爺さん」に関する事柄を調べている間に家系図がまとわりついてきたと言う訳。でも、「木村伊之作」というと、大相撲の行司さんみたいだな。

 

 今日のお昼は「チャーハン」になった。奥方が作ってある物を「チン」するだけである。でも、最近はステイホームばかりで動かないで、食べることは普通に食べるから体重がグングンと増えているが、ドクターは「いいですよ」と一声。もう、好きなように生きてくださいな・・・ということなのかも知れない。

 

 今日の掲示板はこれ。「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」という相田みつをさんの詩からである。さぬき市長尾にあるお寺の掲示板からである。先に新元号「令和」が発表されて5月1日より令和となった。早いもので四年目に入った。ようやく平成から新元号の令和にも慣れてきたのではないかと思う昨今。さて、新元号が発表された4月1日、街では新元号「令和」を報じた号外が配られていた。人々はその歴史的にも貴重な号外を手に入れようと我先に飛びつき、奪い合っている映像がニュースで放送されていた。奪い合いの結果、やっとお目当の号外を手に入れた女性の手には無残にもビリビリに引き裂かれた切れ端だけの号外があったのだ。しかもその号外には奪い合いの壮絶さを物語るような誰かの血が流れついていたのである。そんな血がついた号外を、彼女はどんな思いで読んだのだろうか。相田みつをさんの詩に「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」という詩がある。貴重な号外に大勢の人が飛びつき奪い合ったけれど、皆で一人ずつ廻し読みをしていたらば号外は余っていたのではないだろうか。実はこの「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」には続きがある。それは「うばい合えば争い、分け合えば安らぎ、うばい合えば憎しみ、分け合えば喜び、うばい合えば不満、分け合えば感謝、うばい合えば戦争、分け合えば平和、うばい合えば地獄、分け合えば極楽」と言う。貪りの心、奪い合う心を捨てて安らぎの世界に渡って行きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


水仙が咲いて予定を忘れる日

2022年01月12日 | 時には日々是日

 12日のさぬき市地方は湿った空気や寒気の影響で概ね曇っていた。気温は3.5度から6.0度、湿度は76%から50%、風は6mから3mの西の風が一時は強かった。明日の13日のさぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、昼過ぎには雨や雪が降る見込み。昼前から夕方にかけて、雷を伴う所があるらしい。

 

 収縮期117mmhg、拡張期72mmhg、脈拍79bpm、体温36.5c/酸素濃度99%/体重63.8Kg 室内気温22.1c/室内湿度28%/気圧1015hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:13分 月齢は9.4の小潮。

 

 冬らしい朝になった。だんだんと寒さや冷たさが肌にこたえるようになってきた。会社の制服を着ていた頃には暑さ寒さもものともせずに働いてきたけれど、会社の制服をぬぐと全くのいくじなしになってしまった。

 

 今日も明治時代の書類を読んでいた。なんとなくわかったり、なんとなく意味不明なところもあったりして、ワクワクしたり落ち込んだりしながらの作業になった。

 

 それを大雑把にパソコンで文章にしていった。なんとなく文脈が見えてくるように思った。

 

 それを元にしてスケッチをしてみた。おおよその流れが見えてきた。ああ、あの親戚はこの人と繋がっていたのか・・。ああ、こういう事情でふるさとを捨てたのか・・・などと。

 

 で、朝ドラが終わったら(朝ドラは見ていない)段ボールを集積場へ運んでおいた。お正月のビールや日本酒などの空き箱が多かったせいで段ボールも溜っていた。その後も家系図を整理していた。

 

 今日は10時半過ぎにお昼のおうどんを食べた。天ぷらうどんに野菜サラダ付き。そんなにうどん好きとか「麺通」とかではないのだが、ついつい、おうどんを食べてしまうのだ。

 

 で、今日は民児協の定例会。私は会場係になっていたので、12時半過ぎに会議場に入り、机を並べ替えて会場設営やら湯茶の準備やら。いつもは早く来る相棒は珍しくお休みしたみたい・・・。

 

 で、今日は「人権研修会」が一時間ほど。あってはならない違いとあってもいい違い・・・というものの考え方を勉強した。普通の人は自由に旅行ができるのに、足の不自由な人は自分では旅行ができない。さあ、あってはならいのか、あってもいいのか・・・。

 

 一時間の講義が終われば会場を組み直しての民児協の定例会になった。

 

 議題はいつものようにお役所からの研修会の案内やらお願いやらばかり。

 

 これが14時半から16時までびっちりと・・・。この11月末日で私の任期は終わる。次期民生委員の選抜手順とか予定表とか・・・。今年もやることがたくさんありそうな気配がする。

 

 会議が終わればすっとんで帰って、空き缶を回収場所へ運んだり、洗濯物を取り込んだり、お風呂を沸かしたり、雨戸を全部閉めて回ったりと、主夫業も忙しい。

 

 今日の掲示板はこれ。「運によって生き方が変わるのではない 生き方によって運が変わるのです」というもの。荒了寛さんの言葉であるが、川の流れには素直に従ったほうが、抵抗もなく、速く進むことができる。それが「運を大切にする」ということである。運を大切するということは生き方を考えるということでもある。流れのままに生きることも大切なことではあるが、その流れをうまく使って生き抜くこともまた運を切り替えて行くことにもなるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


冬の雨誰にも会わず声もなく

2022年01月11日 | 時には日々是日

 11日のさぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で雨が降っているが、昼過ぎからは次第にやむ見込みらしい。気温は5.0度から8.4度、湿度は86%から52%、風は1mから6mの西北西の風が少しばかり。なお、強風・波浪・雷注意報が発令中。雷を伴う所があるらしい。明日の12日のさぬき市地方は、冬型の気圧配置が続くため、概ね曇る見込み。

 

 収縮期116mmhg、拡張期69mmhg、脈拍78bpm、体温36.3c/酸素濃度98%/体重64.2Kg 室内気温23.0c/室内湿度29%/気圧1012hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:13分 月齢は8.4の小潮。

 

 今日は終日の雨。特段、行きたい場所もないし、やりたいこともないのでホームステイの休養日。

 

 とは言え、燃えるゴミ出しの日。夕方には段ボールを回収場へ運んでおかねばならぬ。ま、そんなことくらいか。

 

 で、この「新・風土記」の中に、我が家の「伊之作爺さん」の話がないではないか・・・という弟の指摘があったので、その資料を探してみたのだけれど・・。

 

 私の「Ending Note」を探したけれど、その原本というか原稿がどこにもない。つい最近、ペースメーカーについて記事を修正したばかりだから、どこかにある筈なのに見つからない。6台もあるPCの固定ディスクも調べたけれど、どこにもない。これは・・・困った、困った。駒沢学園。

 

 で、我が家の戸籍原典を探し出してきた。我が家のルーツや家系図詳細などをまとめた書類である。

 

 昔の「戸籍謄本」というものをまとめた書類集である。このままでは読めないし、時間が経てば感光紙が露光して読めなくなってしまう。

 

 それを活字化した書類もあるが、これまた、その原本が行方不明。削除したり、捨てたりはしないのだが、どこへ片付けたのか行方不明。

 

 それらを元にして、「伊之作爺さん」の歴史をまとめていたが、文久三年(1863=文久の政変が起こった年=生麦事件の翌年)に生まれて、文久・元治・慶應・明治・大正・昭和と生きた人。昭和30年、82才で亡くなった。私が小学二年生の時だった。

 

 そういう歴史や家系図を確認しながらの作業になった。

 

 で、行方不明になった「エンディングノート」をどうするかの問題。本は残っているので、そこからスキャナーで読み込み直して一頁ずつ作っていくか、新しいひな形を読み込んで作り直すか・・・の選択の問題。

 

 今日のお昼は「カレーうどん」にした。「エビ天・カレーうどん」というべきか。ま、なんだっていいのだ。うどんが見えないではないかと思われるかも知れないが、

 

 確かに、こう言う讃岐うどんが入っている。カレーうどんらしくないカレーうどんになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「「寒いね」と話しかければ「寒いね」とこたえる人のいるあたたかさ」という俵万智さんの短歌である。人生、それなりに長い年月を生きていると、どうでもいいことに有り難さを感じたり、当たり前のことに優しさを感じたり、求めてもいなかったことに恋焦がれたりするものである。寒い時に、「寒いね。」って同意してくれる人がいることって、とても素敵なことだし、有り難いことだとおもう。どんなささいなことでも、同意して、共感して、肯定してくれる人がそばにいるっていうのは、ありがたいことなぁと思う今日、このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


冬椿誰も歩かぬへんろ道

2022年01月10日 | 時には日々是日

 10日のさぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は4.5度から12.1度、湿度は90%から62%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の11日のさぬき市地方は、前線や寒気の影響で曇り、朝から昼前にかけては雨が降る見込み。

 

 収縮期102mmhg、拡張期59mmhg、脈拍78bpm、体温36.5c/酸素濃度99%/体重63.4Kg 室内気温23.6c/室内湿度30%/気圧1022hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:12分 月齢は7.4の小潮。

 

 今日も大霜の朝になった。気温は4度ほど。冷たい朝になった。

 

 朝の間はポータルサイトの整理更新やら、

 

 昨年度の会計処理やらをやっていた。少ない年金をいかに使っているのかを検証しているのである。こちらが銀行口座の表向き会計。公的な支払いなんぞを管理するもの。この中、下のカードで引き出した百数十万がいかに使われているかはこれではわからない。

 

 そこで、こちらが家計簿管理表。ダントツに「食費」と「医療費」が突出している。水道光熱費は表口座で管理しているし、教育費は当然ない。こうすると、86万円ばかりが赤字になっている事が分かる。これは、カード決済とその領収書が二重にカウントされたりしているからである。お財布上は赤字にはなっていない。

 

 で、宿題の「お遍路さんのお墓探し」だが、弟が探検のお手伝いをしてくれるというので、その準備資料を作っていた。旧の遍路道などというものは当然、公的な地図には記載されていない。だから、そういう資料を探し出すのは大変なことだった。

 

 で、今日のお昼は鍋焼きうどん。そんなに「麺喰い」でも「うどん通」でもないが、面倒なときにはうどんが手っ取り早い。

 

 で、お昼から、弟二人で、「東かがわ市入野山」地区にある「中尾峠」探検の下見に行って来た。ここが目印になる「里山カフェ&ギャラリー・のうさぎ」である。

 

 こういう山道やら、

 

 こういう山道であることがわかった。

 

 こちらは「四国のみち」の中尾峠行きである。こんな山道をわたし一人が歩いていて足が動かなくなったら遭難もの。危険な山歩きはできないというもの。そこで弟の協力を得ることにしたもの。

 

 今日の掲示板はこれ。「生まれては死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も猫も杓子も」というもの。一休宗純、一休さんのことばだとされている。意味は、生まれたら死ぬものだ、すべてのものが、釈迦も達磨も猫も杓子も生まれたら死ぬということなのだが、猫が死ぬのはわかるけれど、杓子(おしゃもじ)がなんで死ぬのかとは考えたことがあるだろうか。一般的には「猫も杓子も」で、「なにもかも」とか、「どいつもこいつも」という言葉になってしまっている。一説には「猫=禰子」も「杓子=釋子」ということで、『神道の人も仏教の人も』となるようだし、それがひいては「誰も彼もが」ということになるのかも知れない。このことばも、一休さんらしい言葉だが、本当に一休さんの残した言葉かと言われれば確証はない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


優しさをそのままにして寒椿

2022年01月09日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 9日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから次第に曇ってきた。気温は2.0度から11.5度、湿度は90%から56%、風は1mから2mの西南西の風が少しばかり。明日の10日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 収縮期102mmhg、拡張期58mmhg、脈拍79bpm、体温36.4c/酸素濃度98%/体重63.6Kg 室内気温21.1c/室内湿度29%/気圧1025hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:11分 月齢は6.4の小潮。

 

 この集落には「山の神宮」と「地神宮」があって、それぞれ春と秋に例祭がある。で、今日は「山の神神社」の春の例祭にあたるという。日本の林業においては、オオヤマツミが林業神としての山の神として崇められている。かつての式や決め事としては山の神の祭日には入山を忌み、伐採を始める前には木を1本切り倒して伐り株に酒や塩を供え、山の神に無事を祈る。時代や場所にもよるが、伐採を「サキヤマ」、祈りの式を「ヤマハジメ」という。

 

 この集落では山仕事と農業が主なお仕事であって、今でも「森林組合」で働いている人が多い。で、1月12日が「山の日」で、この日は山仕事はお休みして新年会や祈願祭を行ってきたという。今はサラリーマンが多くなったので、その前の日曜日に行事をおこなっている。まずはこうして境内のお掃除から。

 

 ここの左手に見える石の配列は、昔、ここに拝殿があった名残である。いつだかの雪害で倒れたままで再建されなかったらしい。

 

 江戸時代からずっと、1月の11日の夜からお籠もりを始めて、夜通し情報交換や親睦を深める座談会のようなことをやったらしい。でも、拝殿が壊れてしまって、そういう風習は途絶えてしまった。

 

 お掃除が終わると、しめなわを張り、のぼりを立てる。

 

 本殿と脇殿のしめ縄張りや紙垂(しで)を取り付けるのは私の役目みたいになってきた。

 

 のぼりが立て終わったら、お掃除はおしまい。

 

 あと、当番さんが二礼二拍手一礼して、みんなで御神酒さんをいただいて例祭は終了。数年前までは自治会堂で「直会:なおらい」というものをやっていたのだけれど、「最長老」が亡くなってからは大幅に簡素化されて、この形になった。

 

 戦後しばらくまでは、電気もなく、ご飯を炊くのもお湯をわかすのも、こうした山からのたきぎでまかなっていたし、お風呂だって山の木のお世話になった。だから、「山の神さん」は大切な神様だった。でも、この集落では炊事やお風呂にマキやタキギを使うことはなくなった。みんな、電気やガスに切り替わった。だからか、誰も本当に「山の神さん」を信仰する人はいなくなってしまった。

 

 ただ、前からやっている・・というだけで、こうした行事をやり続けている。深い意味なんぞ考えもしないみたいに。

 

 で、朝昼兼用で、「どん兵衛きつねうどん」を食べて一息ついた。

 

 お次は3月半ばに私たちが当番になって「地神さん」の春の例祭がある。この時にはまた、しめ縄と御幣を作らないといけない。

 

 午後からはまた、「新風土記」の校正作業をやっていた。

 

 今日の掲示板はこれ。「有漏(うろ)路より無漏(むろ)路へ帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け」という一休禅師の言葉から。「有漏路」とは、迷いと煩悩(ぼんのう)に満ちた現世のこと。「無漏路」とは雑念のない悟りの世界、つまり極楽のことである。歌の意味を解釈すれば、「現世で過ごす時間など、あの世から来てあの世へ帰るまでの一休みの時間でしかない。だったら、雨が降ろうが、風が吹こうが大したことではない」この歌を聞いた師匠から、彼は「一休」という名をもらったと伝えられている。この一休禅師。悟りを開いたのは28歳のときだった。それまで、いくら修行に励んでも、どうしても悟りにたどりつけなかった。ところが・・・、28歳のある晩のこと。1羽のカラスの鳴き声を聞いた瞬間、悟りを開くことができたというのだった。ホンマウソか知らんけど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


誰も来ず留守番一人やぶつばき

2022年01月08日 | 時には日々是日

 8日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は0.0度から10.0度、湿度は84%から60%、風は0mから1mの南東の風が少しばかり。明日の9日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れるが、昼前からは気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込み。

 

 収縮期107mmhg、拡張期66mmhg、脈拍78bpm、体温36.3c/酸素濃度98%/体重63.8Kg 室内気温19.6c/室内湿度30%/気圧1029hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:10分 月齢は5.4の中潮。

 

 昨日の午後から昨夜の21時過ぎまで、弟の「たっくん」がやってきて、「新風土記」の校正作業やデーター修正なんぞを手伝ってくれていた。もちろんアルコール付きである。

 

 元は「自分史」ということで作っていたのだが、内容が大幅に広がってしまったものだから、地域の風土記風になってしまったのだ。そうなると、私の守備範囲以外のお話にもなるので、急遽、助っ人を要請したところだった。

 

 昨日は奥方がお休みだったものだから、15時から「お茶代わりに・・・」と、缶ビールにおつまみが出て、それを飲みながら、ああだ、こうだと論議しながらの校正作業。特に「人の名前」の確認作業が重要課題だった。60年も昔の話だから、名前や年齢なんぞがあやふやなことが多い。それらを確認しながらの作業になった。

 

 お互いにパソコン画面を共有しながらリモートワーク形式で、隣のテーブルで会話しながらの校正作業になった。これらのパソコンは「クラウド」で結ばれているので、弟が原稿を修正すれば、私のPCの画面の原稿が書き換わっていく。で、お互いが確認しあいながらの作業になった。途中、お風呂や夕食タイムを挟みながら、飲みながらの作業で日本酒一升瓶がほぼ空っぽになった。

 

 弟は今朝早くに帰ってしまったのだが、その後で毎日の「バイタルサイン・チェック」をやっていたら、この「酸素濃度計:パルスオキシメーター」が変な表示をするようになった。「ああ、ついにバッテリー切れかなぁ・・。もう5年も使っているからなぁと諦めて、あたらしいオキシメーターを買おうかと思ったところ、

 

 ひょいと気づいたら、なんと、乾電池が入っているではないか。なんだ、なんだ、乾電池切れかよぉ。ということで、乾電池を入れ換えたら、すいすいと動くではないか。あ・・・水銀電池とかじゃ無くて乾電池かよ。これでいらぬ出費を抑えることが出来た。

 

 で、昨日のことに奥方が、「台所灯が壊れて落ちてから、やっぱり調理にはあかりが欲しいわ・・」と言うのである。あの高い所に照明灯を付けろというのである。こんな高所作業は無理。現役の頃には10mでも20mでも平気で昇って作業をしたけれど、病気になって足がむくんでしびれて歩けないのだから無理というもの。ハシゴや脚立ですら怖くて昇れないのだ。

 

 「でも・・・不便なのよね・・・と、恨めしそうに言うのである。

 

 本当の電機屋さんならこんなことはしないのだろうけれど、私は臨機応変。こういう「LEDバーライト」という超薄型のライトを買ってきた。これに両面テープを貼り付けて・・・・、

 

 流し台の上、食器棚の裏側にぺたりと貼り付けた。だと、いとも簡単に手元灯が完成した。おまけに、このライトは手をかざすだけで電灯のオン・オフができる。つまり、濡れた手でも油まみれでも、手をかざすだけで電灯がついたり消したりできるのである。私の工事費込みで5,000円。

 

 今日の掲示板はこれ。「小さな継続 大きな実り」というもので、いつもの町内の善楽寺さんのお寺の掲示板から。私は子どもの頃から飽きっぽくて気まぐれでぐうたらだった。だから、ノートも3ページも書いたらそのままになったし、日記帳をつけても、まさに三日坊主だった。だから先生に「キムラは気にムラがあるからなぁ」といつも言われた。何をやっても中途半端でいいかげんだった。その私がブログを始めて、先日には6,000日を突破した。単純に365日で割ると16年余りにもなる。この間、重病で入院した期間や急にパソコンが壊れた時を除くとほぼ休みはない。毎日、同じことを継続するのは簡単なようで難しいものだが、同じ志を持つ仲間や師と仰ぐ先生と共にお念仏をさせていただくことで、諦めることなくお念仏を続けていくことができるというもの。そしていつか訪れる臨終のときには、如来さまによって、今までに先立たれた大切な方々が待っているお浄土へと生まれ変わらせていただけることができるというのものである。

  

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


粉雪の舞う枯れ枝に遊ぶ猿

2022年01月07日 | 時には日々是日

 7日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5.5度から8.9度、湿度は72%から48%、風は3mから1mの西北西の風が少しばかり。明日の8日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 収縮期108mmhg、拡張期63mmhg、脈拍78bpm、体温36.2c/酸素濃度99%/体重63.6Kg 室内気温22.1c/室内湿度29%/気圧1030hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:09分 月齢は4.4の中潮。

 

 一昨年の今日、香川医大付属病院のICUからCCUという個室に移った日。生死の境をさまよって、ようやくに「生存」できるということで、この部屋に移ってきた。ここで、三年前にお世話になった「ビーバーみずほ」という看護師が出迎えてくれた時には驚いた。私の人生には「まさか」が多すぎると思った日。当時は、このような化け物みたいな機械が両腕、鼻、耳、胸、首に接続されていて人造人間みたいなものだった。あれから二年が過ぎたのか・・・。

 

 そんなこととは全く関係ない話だが、今日はこの時期恒例の、「日本伝統工芸展」を見るために、奥方ともども、香川県立ミュージアムに行ってきた。今回は「第68回」である。

 

 日本伝統工芸展は、歴史・芸術上特に価値の高い工芸技術を保護・育成するとともに、先人から受け継いできた優れた技を磨き、現代生活に即した新しいかたちを築き上げることを目的として昭和29年(1954)から毎年開催され、今回で68回を数えるという。

 

 「籃胎蒟醬油飾箱(らんたいきんまかざりばこ)」「茜(あかね)」 大谷早人(おおたにはやと)さんの作品。今回の高松展では、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品45点をはじめ、受賞作品及び四国在住作家の入選作品など計200点を展示しており、このうち、香川在住作家の作品が18点ある。

 

 「青藍蒟醬箱(せいらんきんまはこ)」山下義人(やましたよしと)さんの作品である。単純なようだが深い技巧が深く深く詰め込まれている。

 

 日本工芸会総裁賞 「風通織木綿着物(ふうつうおりもめんきもの)」「青海(おうみ)」小林佐智子(こばやしさちこ)さんの作品である。日本海の深い青に、岩に打ち砕かれてきらめく白い波。藍の濃淡に白を加えた十色の糸を経緯に、計百色の矩形を長短とり混ぜてモザイクのように構成している。グラデーションを横一列に揃えたことで全体が整理され、遠目にもわかる立体感と奥行を生み出すとともに、誰しもの目をひく織の強さを生かした作となった。(岐阜県美術館副館長兼学芸部長 正村美里)着物なんぞはわからん私でも、この見事さには言葉を失ってしまったほどである。

 

 高松宮記念賞 「木芯桐塑和紙貼(もくしんとうそわしばり)」「蒼天(そうてん)」 高田和司(たかだかずもり)さんの作品である。伝統的な放鷹術を継承する鷹匠の姿。天空の鷹を追うまなざしには、鷹との強い信頼関係が感じられる。和紙の風合いを活かし、殊に股引には扱いの難しい揉紙を巧みに用いている。作者は仏師であり、人形の道にはまだ三年程というが、人形と仏像との深い縁を思えば出会いも必然、通底する技と心がここに結実したのである。(日本人形文化研究所長 林直輝)私は、こうしたわかりやすい人形部門が好きで、毎年、驚かされるが、元仏師だけあって彫刻はおどろくほどバランスが良くて見飽きない。

 

 朝日新聞社賞「乾漆銀平文はちす箱(かんしつぎんひょうもんはちすばこ)」「しんたにひとみ」さんの作品。漆黒と銀の高潔な輝きが麗しい。その精密に切り透かした銀平文の美しい配列と側面のフォルムから作品名の「蜂巣」を見いだすことは容易(たやす)いが、ここで正倉院の「銀平脱鏡箱」が想起できると、観者の理解は一気に深まる。交錯する古典と現代(いま)、内外で展開するクロスズメバチの物語。張り巡らされた伏線の回収に心躍る作品。(根津美術館学芸員 永田智世)どうして、こんなことが出来るの?と思わせる作品だった。この細かな彫り込みの根気強さには眼を見張ってしまった。

 

 おまけで展示してあるもの、これ何だ・・。奥方が呆然としてみつめている。これは県下の中学生や中学の美術部の生徒さんがつくった「つまみ人形」というもの。

 

 本来はこうしたもの。一つ一つ手でつまみ作られることから『つまみ人形』と呼ばれる土人形。『つまみ嫁入人形』とも呼ばれている。 高松では古くからこの『嫁入り人形』を嫁入り道具のひとつとして持参するという風習があり、お嫁さんを見にきた子どもたちに一つずつ手渡しながら「これからもよろしくね」「なかよくしてね」と手渡した物で、さまざまな縁起の良い小型の人形が作られたという。

 

 これまた、伝統工芸品に負けない意気込みと発想に驚かされたものだった。

 

 で、帰りにはいつものように「こがね製麺所寒川店」に寄っておうどんを食べた。私の冬はこれ。「しっぽくうどん小」である。これで450円。ちくわの磯辺揚げ100円で550円。

 

 ここのお肉は「鶏肉」がどっさりと入っていた。ほかにダイコン、ニンジン、サトイモなどがはいっていて、完食するには時間がかかってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「先のことは誰にも分からない でも、今できることを即実行・継続 これが将来を開く」というもの。先のことは誰にも分からないもの。だから、今できることを即実行し、継続する。それはそれでいいことなんだけれども、それが将来を開くかどうかは・・・。一昨年の入院で、エンディングノートを書かされて提出をしたが、それをさらにまとめた自分なりの「人生計画」を済ませた。遺書も書いた。固定資産台帳も作った。やりたい研究もほとんどやりつくした。先のことは誰にも分からないのだから、今年一年の計というものも思いつかない。だからこそ、今できることを即実行するしかない。今できることを精一杯やるしかない。そんな年頭所感である。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


二つ三つ山を隠して春の雨

2022年01月06日 | 時には日々是日

 6日のさぬき市地方は、低気圧や湿った空気の影響で午前中は小雨、午後からは概ね曇っていた。気温は4.3度から8.6度、湿度は82%から68%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の7日のさぬき市地方は、高気圧に覆われてくるため、概ね晴れる見込み。

 

 収縮期110mmhg、拡張期54mmhg、脈拍78bpm、体温36.6c/酸素濃度97%/体重64.4Kg 室内気温21.9c/室内湿度29%/気圧1028hPa 体調に変化はないが、なぜかおなかが張って息苦しい。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:08分 月齢は3.4の中潮。

 

 今日は雨。昨日が小寒だから、本当は今日は雪になった筈。それが暖かいからか雨になったものだろう。

 

 今日はおなかが痛くて4時半過ぎに起きてしまった。それで過去ブログから奥方のデーターを抜き出す作業をやっていた。でも、2012年になると今のように長ったらしいブログになったものだから、2012年だけで2時間半もかかってしまった。2022年までは遠い道のりだ。

 

 奥方の写真は多くがお食事会か宴席ばかりだ。お客様をもてなすのが大好きみたいだ。

 

 それと畑仕事で、これは裏庭の草引き作業をやっているところ。自分の土地にでんと座って、大きな自然の中に身を置くことがしあわせなんだそうな。

 

 で、数日間、探し回っていた古いアルバムをようやくに見つけた。結婚する前から結婚してしばらくの間の写真集である。

 

 これは、奥方の職場の写真で、歯科衛生士のお仕事をやっていた。

 

 それからこれだ。結婚する少し前に、我が家の山で「マッタケ」を探しているところ。コーチしているのは下の弟の「たっくん」である。二人の真ん中に「マツタケ」がある。画像が鮮明でないのは、アルバムが古くて保護フィルムが剥がれないのでフィルム越しになっているからである。

 

 で、この時の収穫がこれ。神戸の下町のアパート暮らしだった奥方にすれば、夢のような光景で、これで私との結婚を確定したと言われている。知らんけど・・・。

 

 これが花嫁姿の奥方である。このアルバムがどうしても見つからなかったので探し回っていたのだ。

 

 半世紀、50年前の私は若かったなぁ。

 

 ついでに見つけた貴重な写真。「成田さん」が私らの職場にやってきたときのスナップである。この時には握手をしてもらったのを鮮明に覚えている。

 

 今日の掲示板はこれ。「生かさるる いのち尊し けさの春」という、町内の善楽寺にあったもので「中村久子」さんの句である。中村久子さんは、1897年、飛騨の高山で誕生し、三歳のとき突発性脱疽に罹り、両手両足を無くされた。中村さんは、その障がいの事実を真正面に引き受けて、人権意識が未成熟で障がい者への差別の厳しい、生きていくのも非常に困難な時代を、女性として、母として、そして何よりも一人の人間として72年の生涯を生き抜かれた。晩年詠まれた「手足なき身にしあれども生かさるる今のいのちはたふとかりけり」に、自己の「身の事実」を機縁として、真実の世界に目覚めていくという、中村さんの心の軌跡が窺える。 春は、全ての「いのち」をはぐくみ、育てる自然の営みの尊さをひとしお輝かせて見せてくれる。中村さんは、その中に生をうけ、生かされている自らに気づかされ、その事実によろこばれたことと思われた。目覚めるたびに今朝も生きているとの確認は、生かされていることの体感であり、実感であったのであろう。その体感が苦難の中を精一杯生きる力となったものと思われる。「今日のことば(句)」は、新しい春を迎え、あらためて人間の存在の真実を考えさせてくれるものであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


木瓜の花切れば小雨で山煙る

2022年01月05日 | 時には日々是日

 5日のさぬき市地方は、湿った空気や気圧の谷の影響で曇り、夜遅くは雪や雨の降る所がある見込み。気温は3.0度から7.6度、湿度は74%から54%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の6日のさぬき市地方は、四国の南を東へ進む低気圧や湿った空気の影響で、午前中は雪や雨が降るらしい。午後は概ね曇る見込み。

 

 収縮期110mmhg、拡張期69mmhg、脈拍78bpm、体温36.1c/酸素濃度98%/体重63.6Kg 室内気温22.4c/室内湿度30%/気圧1028hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:08分 月齢は2.3の大潮。

 

 いつもは朝食なんぞ食べないのだが、今朝は無性におなかが空いて、この「どん兵衛・きつねうどん」を食べてみた。

 

 うどんという感触ではないのだが、とりあえず、おなかを満足させておいた。

 

 今年の讃岐の三が日の人出である。昨年とは感染症対策が進んだものか増えてきている。特に厄除けで有名な「郷照寺」や「与田寺」さんや善通寺さんの人出が多くなった。恒例の「滝宮天満宮」さんや「八栗寺」さんも元気回復したようだ。

 

 さて、先日のお正月に、娘から「自分史って自己満(足)でしょ」と木で鼻をかむみたいに言い捨てられたので、これはタイトルが悪かったかなぁと、表紙を変えることにした。

 

 文字がバラバラだが、おいおいに修正していくことにする。ま、暫定版だ。気分が変われば表紙も変わる。

 

 で、校正をお願いしてあった弟が、へんてこなものを思い出したようだ。こんなものを知っている人はほとんどいない筈だ。これは動力式精米機というもので、上から玄米を入れて、下にある四角い口から精米されたお米が出てくるものだが、お米を精米するのに、大きな「発動機」というエンジンを始動しなければ動かないのが大きな欠点だった。

 

 これは、それ以前の精米機で、こちらは数人が、この大きな柄を動かして精米する物。確か「土臼」と言った。

 

 これが昔からの足踏み式精米機で「唐臼」と書いて「カラウス」と呼んでいた。シーソーみたいに、後ろを踏むと、こちら側の杵が上がり、足を放すと杵が下りて精米した。でも、30分も50分も踏み続けないといけないので居眠りしては叱られた。

 

 こういうものも見なくなって久しい。こういうものを江戸時代以前から昭和の中頃まで使い続けてきたのだろうか。「洗濯たらい」に「洗濯板」である。こういうものもお隣の中国から渡ってきたのだと思う。

 

 一方、こちらは奥方への「ビデオメッセージ」用の写真集め中。この二人の孫も今は大学生になった。

 

 ついでに見つかった写真で、その孫が小学生の頃、サンフランシスコにある「咸臨丸子孫」のお墓参りに行ったときのものである。咸臨丸がアメリカに渡る途中で亡くなった三人の水夫のお墓で、サンフランシスコのコルマ日本人墓地だった。

 

 この時、地元のお寺さんの指導で、何やら難しいお経を読まされたような気がする。

 

 今日の掲示板はこれ。「耐えてこそ つぼみふくらむ 梅の花」というもの。いつもの町内にある善楽寺さんの掲示板から。さて、この意味は、“寒さに耐えて 咲く梅は美しい。人間も苦労が多いほど 美しい花を 咲かせることができる。”という意味だろうか。作者は調べたけど判らなかった。昨年末にはこの冬は暖冬だなんて気象予報士が自信ありげに口を揃えていたが、ようやくに”寒の入り”に恥じない気温になってきている。ネットで調べると万葉集で萩についで多く出てくるのが梅で、合計すると119首もあるそうだ。この「耐えてこそ 蕾ふくらむ 梅の花」は、「梅ちゃん先生」の梅子の名前の由来であったが、梅の花は辛い時期に耐えて幸せを迎える象徴的な花なのかも知れない。ふと見ると他の木々も春の準備を始めているようだし、梅の花も紅梅も、少しずつだが花びらが開いているように見える。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


黄蝋梅淡々と行く空の雲

2022年01月04日 | 時には日々是日

 4日のさぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇っていた。気温は7.5度から10.6度、湿度は66%から46%、風は1mから6mの西の風が一時は強く冷たかった。乾燥注意報が発令中。明日の5日のさぬき市地方は、湿った空気や気圧の谷の影響で曇り、夜は雪の降る所がある見込み。

 

 収縮期111mmhg、拡張期57mmhg、脈拍78bpm、体温36.3c/酸素濃度98%/体重63.8Kg 室内気温21.4c/室内湿度32%/気圧1024hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:07分 月齢は1.3の大潮。

 

 どうせ、一年中お正月みたいなものだからゆっくりと寝ていればいいものなのに、朝の4時過ぎには起きてしまう。それでいて、昼間の14時過ぎには眠たくてたまらない。緑茶を飲んだりコーヒーを飲んだりするが眠気は治まらない。

 

 三が日を過ぎてお役所も仕事始め。我が家の地区は今日4日が「燃えるゴミ」の日である。「大」の袋五つのゴミがたまっていたので集積場に運んでおいた。普段は「中」の袋一つなのに、やはり「新年会」の経済効果は大きいらしい。「これみな、お金なのよねぇ~」と奥方がしみじみと言った。

 

 で、お正月のお披露目が終わったので「さす芋:干し芋」を処分しようとすると、「アカンよぉ~。紅はるかは高いのよぉ。私がお料理に使うから・・・。冷蔵庫に入れておいてよ」と、奥方が言うので、解体することにした。あれだけ、ボロクソに、「今から干しても腐るわよ、もっと、寒風が吹く頃だったらねぇ」と皮肉たっぷりに言うていたのに。

 

 紐を切って、イモだけにしてしまった。これをビニール袋に入れて冷蔵庫に保管しておいた。先の「切り干しダイコン」や「タコ干しダイコン」も、「もったいない」と奥方が片付けてしまった。これで、「初冬の風物詩つくり」の工作はおしまいになった。

 

 続いて、入り口に飾ってあった「正月飾り」やエントランスに飾ってあった正月飾りも全て撤去してしまった。

 

 「三が日」が終われば、さっさと、そうしたお飾りは片付けてしまう。

 

 玄関飾りも片付けてしまった。いつまでも正月気分ではいられない。クリスマスの終わった「クリスマスケーキ」やバレタインデーの終わった跡のチョコレートみたいにみじめなものだから。

 

 これらは片付けておいて、来年、また、これを使うのだ。単にクリスマスツリーの電飾ライトみたいなものだ。

 

 で、娘からの宿題である「奥方に感謝するビデオメッセージ」用の写真をあれこれと探し出してきている。これは娘が生まれて間もなくの頃だろうか。一歳にならない前だろうな。

 

 これは、家を新築してすぐの雛飾りである。もう、娘は三歳か四歳くらいになっていただろうか。いや、もっとかなぁ、奥方に威厳が出てきている。

 

 これは、孫が生まれてしばらくの頃だろうか。島の家でのスナップらしい。これは平成の七年か八年頃だっただろうか。そういう作業を粛々とやっているのだ。

 

 今日のお昼もうどんになった。おせち料理の残りものを投げ込んだだけ。そんなに食欲も湧いてこないのだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「たとえどんなに辛くても 春を迎えぬ冬はない」というもの。同じような言葉に、「止まぬ風はない」、「あがらぬ雨はない」、「山よりでっかい獅子は出ぬ」、「明けない夜はない」、「来ない朝はない」などが思い出される。「秋が来ない夏はない」、「春が来ない冬はない」シリーズみたいなことだ。けれど、時計は逆回りはしないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。

 


帰る客はや正月も過ぎにけり

2022年01月03日 | 時には日々是日

 3日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は2.8度から12.1度、湿度は82%から46%、風は2mから4mの西の風が少しばかり。明日の4日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込み。

 

 収縮期110mmhg、拡張期64mmhg、脈拍78bpm、体温36.2c/酸素濃度97%/体重64.2Kg 室内気温18.6c/室内湿度34%/気圧1032hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:06分 月齢は0.3の大潮。今日は旧暦12月1日。

 

 今日は冷たい朝になって水たまりは凍っているし、車のフロントガラスも凍り付いていた。

 

 讃岐のお正月はこれ。「年明けうどん」である。昨日はさんざん飲み過ぎて食べ過ぎて、今夜が大丈夫だろうかと思いながら寝たが、どうやら救急車のお世話にならずに無事に夜が明けた。幸運この上なし、有り難きかな。

 

 で、今日は恒例のお片付けの日。昨日の大騒ぎから一転して、お正月気分一掃の大掃除。今日も身体が重たいが「運動」「運動」とばかりに動いてみた。

 

 で、元通りの和室、仏間と客間に戻しておいた。いつまでも正月気分を引きずりたくないからである。

 

 リビングも片付けておいたし、

 

 居間の方も掃除機をかけてさっぱりとした。

 

 台所のテーブルの上には残った食材が盛り上がっていたが、それらもすっきりと片付けておいた。

 

 合間に、娘に頼まれている宿題の準備、ネタ集めをやっていた。「奥方に感謝するビデオメッセージ」という難しい宿題である。

 

 奥方は神戸の下町で育った「歯科衛生士」さんだった。その仕事をしながら、田舎暮らしを楽しむように草刈り機を使ったり、

 

 耕運機を使ったりもできるようになった。

 

 病気の母の介護をするために介護士の資格も取った。奥方との50年の年月は長い。はてさて、どんなストーリーになるのやら。

 

 今日のお昼は残りもののエビフライなんぞを入れた「氷見うどんの細麺」になった。確かに昨日はご馳走だった。ご馳走だったけれど、毎日がお正月みたいな昨今、「ご馳走を食べた」という感触はない。

 

 それにしても、燃えるゴミ、生ゴミ、不燃ゴミ、空き缶にペットボトルに段ボールのなんと多いことか。わずが半日でこんなにもゴミが出るのか・・・。

 

 我が家の新年会でも相当な経済効果があるもんだ・・と感心するばかり。

 

 今日の掲示板はこれ。「「もし」という ことばのうつろ人生は あなたに一度 わたしに一度」という俵万智さんの歌から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「サラダ記念日」で一世を風靡した俵万智さんの第二歌集。「かぜのてのひら」の、この歌集の一番の特徴は俵さんが4年間教師として勤め、そして退職した橋本高校での短歌にあるように思える。「はなむけの言葉を生徒に求められ「出会い」と書けり別れてぞゆく」。第一歌集の大ヒットによって思いもかけぬ人生の転機を迎えた歌人の戸惑いと、それでも自然な「変化」の中で生きてゆこうとする人生のドラマの記録がここにあるような気がする。「「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度」歌人とは「詠(うた)う者」のこと。であるならば、ここにある短歌は俵万智さんの人生そのものなのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


楽しみもほどほどが良いお正月

2022年01月02日 | 時には日々是日

 2日のさぬき市地方は高気圧に覆われて、概ね晴れていた。気温は4度から8度、湿度は72%から50%、風は2mから4mの西の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込み。

 

 収縮期114mmhg、拡張期61mmhg、脈拍79bpm、体温36.2c/酸素濃度98%/体重63.8Kg 室内気温20.1c/室内湿度32%/気圧1030hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:05分 月齢は28.8の大潮。

 

 さぬきのお雑煮。あん入り丸餅白味噌仕立て。娘家族とともにの朝食になった。嵐の前の静寂である。

 

 それが終わると、新年会の準備。我が家が二人、娘家族が三人、それに下の弟とその娘夫婦、真ん中の弟といとこ、その息子と息子の家族の計16人になった。だから、フィジカル・ディスタンスを考える余裕もなく詰め詰めになってしまった。少し前には20人、30人のお客さんだったのだが、その半分になったのに、座布団が足りない、食器が足りないと朝から大騒動。

 

 先付けはかずのこ、ごまめ、たつくりに自然薯。あっさりとしたものになった。一昨年は、私が入院したためにひっそりとやったらしいし、昨年は感染症対策もあって12人だったが、今年は、それも落ち着いたからか、ぐんと増えた。

 

 お食事も簡素になると言うていたが、やれ、牡蠣だ、エビフライだ、以下の黄金和えだのと賑やかな食卓になった。途中でエアコンが動かなくなって、ファンヒーターを持ってきてもらったりと裏方は大騒ぎ。

 

 今年は、下の弟の娘夫婦も飛び入り参加で話題の主は、この左の男性。ま、にぎやかな新年会になったことだ。

 

 私は人混みが苦手だから、黙ってじっと聞き役に徹している。ま、話を聞いていても、時代の流れにはついていけていない。若い子の話なんぞまるで宇宙人の会話みたいで、とんとわからない。

 

 で、日本酒も焼酎もしっかりと用意したのに、今回はなぜかビールばかりが飛ぶように出て行く。若い人が多かったせいなんだろうか。

 

 宴会は12時から始まって、16時にはお開きになった。皆さん、おみやげを手にしたら早々にお帰りになってしまう。私と下の弟は二次会を楽しみにしていたのだが、皆さん、ねぐらに帰るカラスみたいに一斉に飛び立ってしまった。

 

 あとに残ったのは、私ら夫婦と娘家族と下の弟の6人だけ。二次会をやるには寂しいが、反省会みたいな、残りものの整理みたいなお食事が続く。私はもう、おなか満杯だし、足がむくんで動けない。

 

 それでも弟はカラオケがやりたいと張り切っている。時間はまだ18時過ぎ。寝るには早いし、おなかは満杯だし、お酒もビールもおなかには入らない。もう、体力的な限界なんだが、弟はカラオケをやると大張り切り。カラオケマシンを起動すると、もう、歌のオンパレードだ。これが20時半まで続いたのだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「道 歩くから道になる 歩かなければ草が生える」という、相田みつをさんの言葉から。道は歩いてこその道である。歩き続けていれば道になる。歩かなくなったら草が生えて山になる。今日の新年会も「道」である。続けていくから「縁」がつながり、我が家への道ができる。これをやめてしまったら、縁は薄れ、我が家への道は途絶えてしまう。人もまた、歩き続けていればこその人生である。歩みをとめてしまったら、心の中に草が生えて目の前が見えなくなって道に迷い、人生に迷い、闇に迷うことだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


凧もなく羽子板もない今朝の空

2022年01月01日 | 時には日々是日

 1日のさぬき市地方は寒気の影響で概ね曇っていた。気温は4.0度から7.5度、湿度は70%から54%、風は5mから1mの西の風が少しばかり。明日の2日のさぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る予報。

 

 収縮期107mmhg、拡張期66mmhg、脈拍78bpm、体温36.2c/酸素濃度98%/体重63.8Kg 室内気温21.1c/室内湿度31%/気圧1028hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:05分 月齢は27.8の中潮。

 

  今年の年賀状である。

  

 玄関を入ったところの「立華」である。奥方は今日も「早出」で6:00前に出勤していった。

 

 昨夜はセオリー通りに「年越しうどん」ならぬ「年越しそば」になった。となりにあるのは「タケノコ」の煮付けだが、冷凍した物はおいしくなかった。私が昨年に掘ったタケノコだというのだが、繊維ばかりが残っていてタケノコらしさは残っていなかった。

 

 うどん県にいるからか、おそばの味がどうなんだかよくわからない。これが「おそばだ」と言われたらそんなものか・・・と思ってしまう。ま、大晦日の風習らしいということでごちそうさま。

 

 昨夜から奥方が私の部屋に「居候:いそうろう」している。お正月の期間中は来客のためにスペースをあけるために一時避難してきているのだが、寝入りばなの22時前に、私の名前を呼んでいる。私が生きているのかの確認かと思えば、「足がつって痛いのよ~・・・」と、うめいている。そこで、この「68番:芍薬甘草湯」を飲ませるとウソのように治ってしまったという。ちょうど、私の部屋に来ていて良かったなぁということだった。これが一階だと、その声は聞こえない。

 

 で、今日からはダイアリーが新しくなった。いつもは「ブラック」なんだけれども、ちょうど、在庫切れだかで「ブルー」になったが、中身は全く同じもの。こういうときに、「ああ、年が変わるんだなぁ」とは思うが、昨日と今日が違ったような生活や環境に変わる訳でもないので、単に駅を通過したみたいなもんだと思っている。

 

 午前8:00になったので、お佛飯をお供えして「讃佛偈」のおつとめ。今日は喉の調子もいい。

 

 今日のお荘厳である。「帰命尽十方無礙光如来」「南無不可思議光如来」。

 

 「お正月の元日の日は家から出てはいけない」という我が家のマニュアル通りに、1日はステイホームの日。「どこのどなたが【ほとけさんまいり】に来るかも知れないから、お仏壇を荘厳しておくこと」という祖母の言いつけ通りに過ごしている。でも、昔のように「お年賀」に来られる親戚はなくなった。でも、長男は待っていないといけないのだときつく言われたものだった。

 

 「お正月の祝い膳よ。食べておいてね」と奥方に言われたが、たった一人で祝い膳というのもさみしいものがある。

 

 そこで、相変わらずの「ところてん」と「梅がゆ」のお昼にした。別に、お正月だと嬉しい年頃は済んだ。

 

 お昼過ぎに年賀状が届いた。毎度のことだが出した枚数の半分ほどしか来なかった。これも時代の流れなんだろう。クシの歯が欠けるように親戚が減っていき、先輩がいなくなり、友人がいなくなってしまうお年頃でもある。

 

 今日の掲示板はこれ。一休さん(一休宗純)の歌「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」 この歌は骸骨の付いた杖をつきながら詠んだものらしい。一休の道歌-蜷川親当(にながわ・ちかまさ)との道歌問答-に「門松は冥途の旅の一里塚、馬駕籠もなく泊りやもなし」というのが、のちに「正月は(元旦や)冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」といわれるようになった、とある。「めでたいのう、めでたいのう。あの世にまた一歩近づいたのだから、めでたいのう。正月に飾られるの門松は、まるで冥土へと向かう道に築かれた一里塚みたいなものじゃ」。このような意味の一句を詠みながら、一休禅師は年が明けたばかりの正月ムードの京の町を練り歩いたという。しかも、手には竹竿を持ち、その竿の先に人間の髑髏(しゃれこうべ)を刺していたというのだから驚愕である。現代でこれをやったら、すぐさま通報されて逮捕されるに違いない。でもだ、誰もはっきりと自覚したいとは思っていないだろうが、正月を迎えることは、それだけ死が近づいたということを意味している。死というものが大袈裟で実感が湧かないというのなら、「老い」に置き換えてみてもいい。誕生日を迎えるということは、一つ老いたということ。「誕生日 ケーキに差された ロウソクは あの世に向かう 一里塚 めでたいことだが めでたくはなし。」

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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