まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

咸臨丸乗組員の子孫を発見!

2006年11月19日 | 歴史
 咸臨丸乗組員子孫の会の幹事方が、さぬき広島出身の水夫(かこ)の一人、國蔵の孫の まさこさん86才と ひ孫の 東 浩さん(NEC システムテクノロジー株式会社エキスパート)お二人と会ってきました。で、いろいろな情報をしいれてきたようです。

広島 出身水主(かこ)調査資料

東 国蔵   咸臨丸と讃岐 真木信夫著 に記載あり
       短刀 横浜での写真を子孫が持っている
       國蔵の孫の東まさえさんが,元気にお暮らしで,彼女は、
       真木信夫先生の教え子で,咸臨丸の事をよく教えられた
       と、話してくれました。現在息子の東 浩さんと、お暮
       らしです。

 東さんの旧宅は・・立石の少し北側・・・、ナシの果樹園のあたりにあったようです。今は・・・もう・・人家はありません・・・。雑草と自然林に覆い隠されてしまっています。ナシを作る村上さんも、人家の多い立石の集落に移転してきています。

 写真は国蔵さんの写真と短刀、それに銃刀法の許可書です。

砂防ダム工事・・・。

2006年11月18日 | 歴史
 我が家の旧宅の東側を流れる・・・「木村谷水(たにみず)」・・・正式な河川じゃないんですが、ここに・・砂防ダムが作られようとしとります。

 家は解体したし、人も住んでいないのに、なぜか、ここに砂防ダムを作ろうとしてるんです・・。ま、また、前のような台風でも来れば・・・、県道などが壊れるかも知れないからなんでしょうね。意味もない工事はやらんでしょうからね。

 で、奥側が高さ・・・10mほど。50mくらい下流に高さ5mくらいのダムと、二段構造になるようです。

 私がこどものころに遊んだ・・このあたりは緑ゆたかで、いろんな魚やウナギ、カニなんぞがいくらも見られたんですが、一転して、土砂と流木に覆われてしまっておったのですが、さすがに機械のパワーです。谷川が太い道路になって、ダンプカーが走り回っておるのですよ・・・。

 今は・・・基礎工事、座掘り・・という作業を、重機でガンガンとやっておりますよ。でも、少し・・雨が降ると・・・濁流が走りますからねぇ・・。

 これくらいの雨でも・・・ね。

最近事情・・・幕末期。

2006年11月17日 | 歴史
 先日・・・、お江戸ほかから咸臨丸乗組員子孫の会・・とかがおいでになって、いろんな波紋を残して帰られた・・・。

 その中に・・・、土佐龍馬会塩飽社中なる団体があって、ぜひとも、私の書いた本がほしい・・ということで、それを送ったのですが、いたく感動して・・・、あの・・・、「榎本武揚」の子孫にも送りたい・・とかと・・・。

 だいたいが、私の本なぞ、内容が<ないよぉ・・>みたいな本なんですが、せっつかれて、せっつかれて、とうとう・・、第一版十二刷までになりました。

 でも・・・、勝海舟の夜叉孫だとかとか言われても・・・ねぇ・・。

 榎本武揚の孫だとか言われてもねぇ・・・。感動したらいいものか。どんなだか。

 でも・・、時代をしっかりと受け継いでいる姿がなぜかしら感動的だったなぁ・・。

あ、また、今日も・・・。

2006年11月17日 | Weblog
 今日もお昼時分に・・・悠々と飛行船が飛んでおりました。旅行会社のPR飛行なんでしょうかねぇ・・・。でも、こんな図体をしていても、右や左に方向を変えながら飛ぶんですよ・・。プロペラの向きを変えて進路変更するんでしょうなねぇ。船とはいえ・・、舵なんぞついてませんし、飛行機のように垂直尾翼もありませんからねぇ・・。

 この週末には天気が悪くなると天気予報でいうものだで、広島行きを断念したのに・・、今日は抜けるような青空です。冷たい風もなくて、おだやかな天気でした・・。

 明日の土曜日も曇り程度だとか・・・。日曜日には雨らしいけれど、早くに決めすぎたかなぁ・・・と、少しばかり・・こころが揺れた・・。

 ま、お弁当を食べてから、そう思ったのでは遅すぎる・・・。あきらめて・・・、土曜日のお仕事用に・・・咸臨丸関係の資料をいっぱい抱えて帰ってきたが・・・、はてさて、どこまで整理できるやら・・・だ。

こりゃ・・・なんじゃ・・。

2006年11月16日 | 自然
 今日は比較的温かった一日でした。お昼からは風も少し強くなったでしょうか・・・。でも、気温はそんなには高くなかったような・・・。曇っているからの気温だったでしょうか・・・。

 そんな風の中を・・悠々として飛んでいるこの物体・・・。飛行船・・ていうものでしょうね。私たちの上空を通り過ぎていきました。こんなものに乗るなんて、勇気があるなぁ・・・。裂けたり破れたりしないんでしょうか・・・。何かの宣伝のための飛行なんでしょうか・・。上空過ぎて、なんと書いてあるのかわからんかったですが・・・。

 大きな船体の下部、やや前方にガラス張りのような船室が見えてました。あそこで操縦しとるんでしょうね。客室も広そうでけっこうな人数が乗れるように見えましたが・・・。でも、誘ってくれても乗りたくはないですねぇ・・・。私、案外と・・・、高所恐怖症なんです。高速道路なんかでも下が見えるようなところはビクビクものです・・・。自慢じゃないですが・・・。

 お仕事で使う・・、高所作業車・・・バケット車っていうんですが、あれもこわくてダメなんです・・。

秋らしくなりました。

2006年11月15日 | 歴史
 朝夕は暗くなり、肌寒くなって・・・、ようやくに晩秋らしい一日になりました。昼間でも・・・14度とか15度くらいにしか気温が上がりません・・。

 で、午後の二時にもなれば・・・、はや、夕方のような日差しになってしまうのです・・。まさに・・・晩秋・・・という響きでしょうか・・・。

 さて・・、今日は丸亀市ほかから、「塩飽史談会」の一行、18名が東かがわ市を訪れました・・・。西讃の丸亀とか坂出からお越しの方は・・・、いたく東讃地方の文化に驚いておいででした・・・。

 私もお昼休みを利用して、引田にある東かがわ市歴史民俗資料館で皆さん方をお出迎えして、親しく歓談をさせていただきました・・・。

 みなさん、一様に・・・、この資料館の整理と展示方法のよさについて、おどろかれています。まるで、県立の歴史資料館のように、きちんと分類・整理・展示されておるからです・・・。

 余裕というか、興味のある方は・・・、一度、ご覧くださいませ。

法泉寺の三色もみじ

2006年11月15日 | 自然
 朝夕が冷え込むようになりました。今日は山間部では14度という気温で、風が強くて肌寒く感じました・・・。

 今・・・静かな話題になっているのがこのもみじ・・・。三豊市大野原の山間部にある法泉寺の境内にあります。このお寺さんは、あの有名な石積みアーチダムの、豊稔池ダムのさらに上流にあります・・・。

 浄土真宗本願寺派、いわゆる「お西さん」のお寺です。

 この週末がもみじまつり・・でしょうか。デイサービスのお年寄りたちがおおぜい、参拝をかねてもみじを楽しんでおりました。

 このかえでは・・・、一本の木なのに、みどり、きいろ、朱・・・の三色のカエデが見られるのです。みどりの枝、黄色の枝、朱の枝・・・と、枝ごとに色が違うのです。

 「そんなことがあるもんか。単に日当たりの加減で、みどりのまま、ようやく黄色になって、それから赤くなるだけの話やで・・・」と、知ったかぶりの人が多いのですが・・・、ただ、それだけならば、こんなに大勢の人々が見物になんぞ来ません・・・です。

 平日でも何百人もが、ここを訪れ、終末には・・・何千という人がここに集まります。ただのもみじでないことだけは・・・確かです。


今度は・・・ケイコおばが・・。

2006年11月14日 | 自然
 急にまた、寒くなりました・・・。11月らしい季候になったというものです。

 山々では紅葉が進み、ススキの穂が風に揺れて・・・いよいよ・・冬到来でしょうか・・・。

 おかげさまで、母のさっちゃんは元気になり、今日はワインを飲みながら、おうどんをどんぶりにいっぱいを食べました。あれは・・・、いったい、なんだったんでしょうか・・・。

 それはさておき・・・、今度はケイコおば・・です。お昼のお弁当を食べてから・・・、顔が真っ赤になってしまったというのです。で、お医者さんに診てもらったら・・・、アレルギーなんですと・・・。何の何が当ったんでしょうか・・。

 今まで、腐ったようなものを食べても、何を食べても・・・、なんともなかった人なのに・・・。で、今日は早引けして・・・寝てたようです。

 15時過ぎに・・・、<迎えに来てよぉぉ~>と携帯電話。そんな時間にお迎えになんぞ行けるもんですか・・・。しぶしぶ・・・自分でのろのろと帰ったようでした・・・。

 で・・、帰ってみると・・・ケロリとしとるんです・・。さすがに今日はビールは飲まなかったですよ・・・。

 元気なようでも・・・お年なんでしょうか・・・。

 それは・・・ひとまず安心ですが・・・、この下の・・・妙な広告・・・。

 どうしたもんでしょうかねぇ・・・。

朝夕は肌寒くなりました。

2006年11月13日 | 自然
 昨日、四時過ぎに家に戻ると・・・、「お母さんが変なの・・・。病院へ行くから電話をして・・・」って、いきなり言われても、事情がわからない。

 で・・・病院ったら、一覧表で並んでたと思うのに、いざ探そうとすると字が小さくてわからない。焦るから余計にわからない・・・。さぬき市民病院を探すのに、合併前の大川病院を探すのだから・・・・分かるはずがない。

 夕方に野菜畑にいたらば、急に胸が苦しくなって、血圧は正常なのに、脈が測れない・・・って。そんなはずなんぞあるものか・・・。血圧が正常ならば、脈だってとれるだろうに・・・。

 それに、ちゃんと着替えて歩いてる・・・。

 私が運転して、病院に行って診察してもらうと、なんともない。全くの正常・・・。心電図だって正常だから、お薬もくれない・・・。

 で、いつものようにお風呂に入って、夕食も食べて寝ましたし、朝もちゃんとおきてましたから、大丈夫なんでしょうが、母も高齢ですから、気弱になって、いろいろと余計なことを考えるらしい・・・。

 心配なんで、お昼休みに家によってみたら、ちゃんとお昼ご飯を食べてました。さすがに今日は・・、野菜畑には出なかっただろうねぇ・・。


塩飽本島文化祭・・・その2

2006年11月12日 | 歴史
 文化展示を見たあとは・・・、徒歩五分くらいで・・、木烏(こがらす)神社に着きます。ここの境内には、昔の芝居小屋の<千歳座>という建物があって、ここで昔にはお芝居や歌舞伎なんぞが演じられておったそうです・・・。貴重な建物です。

 この塩飽本島の文化祭の舞台は・・・、毎年、ここで行われております。ここではバザーのうどんやお寿司、ビール、コーヒー、お菓子などのお店があるし、愛育会のフリーマケットみたいなものあるし、農機具や野道具の販売、たこ焼きのお店やアイスクリームの露天なんぞも出て賑わいます。

 私らには、お寿司券とうどん券が配布されますので、これはチケットで食べられますが、それ以外は自前です・・・。

 で・・、これは・・・、本島小学校全員による「よさこいソーラン」です。

 で・・、一番右前の少年・・・。これが、この島のお友達、「高島さん」の息子さん・・・。なかなかにさまになっとりました・・・。

 で・・、宴たけなわ・・・の午後一時に・・・、チャーター船で、さぬき広島に戻り、荷物を片付けて、2時15分のフェリーで戻ってきました。

 来週には・・・、今度はお返しの・・・さぬき広島での文化祭。お接待のお返しをしなくてはいけません・・・。

塩飽本島文化祭

2006年11月12日 | 歴史
 自治会長さんに誘われて、チャーター船で、お隣の塩飽本島(ほんじま)にお出かけです。海上タクシーで10分です。

 で、一部は・・・、丸亀市役所本島支所での展示・・です。生花や工作、絵画・写真展なんぞを楽しみました。今年の特別展は・・・、この支所内に「塩飽勤番所」という模擬施設が作られて、秀吉や家康からのご朱印状や、東回り航路の絵図面、漁業紛争の裁可状なんぞが展示され、入江会長から説明がありました。

 表では・・・お抹茶のお接待があり、いけばなんぞを楽しんだりして、文化祭・・・という雰囲気を味わいました・・・。

 すごいというのは・・・、勤番所の雰囲気とか土塀なんぞを・・忠実に作り上げる職人さんがいて、一週間前から製作にかかって、昨日に完成したのだという・・・。すごい技師がいるもんですわ・・・。

人命救助のおはなし・・・。

2006年11月11日 | Weblog
 土曜日は一日中・・・雨となったんですよ。

 で、お昼過ぎからは小雨になったもので・・・いつもの堤防に出かけたのですよ。アオリイカを目指しましてね・・・。ところが、私は・・・ルアー釣りっていうのは苦手です。投げては・・ピクピク引いては落とし、巻いて、巻いて、ピクピク・・・。そんな面倒な動作は苦手です・・・。すぐに筋肉痛か大あくび・・・。

 で、いつもの投げ・・です。投げ・・・たって、ジェット天秤なんぞは使わない。小さな重りをつけて、そのあたりにチャプンと落とす・・・独自な投げ釣りですわ・・・。竿も投げ用の固いものじゃなくて、磯用のやわらかいもの。これだと、遠近両方・五目釣りが可能・・・・。

 そこへ山本石材の社長が孫を二人連れてきて、堤防に下ろして帰ってしまった。事件はその直後に起こった・・・!!!。

 小学一年生の男の子がふいに堤防から姿を消した。三年生のあんちゃんも訳がわからない・・・。すると、堤防の外の海から・・・・<たすけてぇぇぇ・・>の声。見れば、ゆうたが・・・堤防の基礎部分にしがみついている・・・。高さは・・5mほど。

 すぐに、あんちゃんに・・・「おじいちゃんを呼んで来い!」といいつつ。ゆうたを励ましながら・・・、大声で漁師さんに救いを求めるが・・・応答なし・・・。

 やがて・・・とんできたおじいちゃんと私とで、海中のゆうたを引きずり揚げて・・・、無事、救出成功・・・。

 この黄色いほうが、私の飲んでいた第3のビール。赤いほうが、人命救助のご褒美の本物のビール・・・。

咸臨丸乗組員のお墓

2006年11月11日 | 歴史
 先週の咸臨丸乗組員子孫の会・・・によって発見されたという・・・、さぬき広島、青木浦の「山下伊三郎」さんのお墓です。

 たまたま・・・、夜の部に飲む焼酎を買いに行ったお店、天野商店のご主人に、

 「咸臨丸子孫の会の人が、<天野さんのおかげで見つかった。新発見やぁ>と大喜びしとったでぇ・・・>というと、「これが、その御礼状や」と、天野さんもおおはしゃぎで、そのお墓を教えてくれました・・・。

 あと・・・、いくつか墓地を回ったのですが、雨のために暗くて・・・、なかなかに俗名とかが判別できずに・・・お昼前にギブアップ。下準備もいるかなぁ・・と。嘉永何年に亡くなったとか・・・の情報ですわ・・・。

 これで、さぬき広島には・・・伴幸吉(立石)、岡田源之助(青木)、山下伊三郎(青木)、向井仁助(市井)の四人が判明しました。さぬき広島からは12人ですから・・・、まだまだ・・・です。

釣具の整理と調整・・。

2006年11月10日 | 自然
 しばらく釣りをしていなかったせいもあって、釣具がぐじゃぐじゃになっとりました。いざ、釣竿を使おうとしても、リールが回らない。ロッドが使えない・・・みたいに。

 そこで、金曜日のお昼からお休みをもらって島入りです。島では「帰る」というのですが・・・。「あ、おかえったんなぁ~」みたいに声を掛けられます。

 で、倉庫にある全ての釣竿・ロッド、リールや仕掛けなんぞを全て並べて、総点検です。腐ったもの、折れたもの、古いものなんぞを整理しました。

 なんか、島にあるものは、みんなの共有財産みたいに思われて、使ったら使いっぱなし。壊れてもそのまんまにする・・・みたいなことで、釣り道具は無茶苦茶状態・・・。それをきれいに整理してきました。

 ロッドがない、リールがない・・・などと思っていたら、あちらこちらから出てきて・・・、よけいにややこしくなったりと・・・。

 なんか、そんなこんなで・・・、夜更かしをしてしまった夜でした・・・。

暑いくらいの一日でした。

2006年11月09日 | 自然
 今日のお昼には、気温が25度にもなりまして、暑い一日になりました。先日の木枯らしは・・・何だったんだろうかと思えるほど。エアコンは冷房になっておりました・・・。もう、11月の中旬ですよ・・。

 ここしばらくは雨も降らないし、野菜畑のお野菜も元気がありません。にんにくの植え付けもしたいのにと、母のさっちゃんが嘆いています・・。

 さて・・、今日の話題は・・ご飯をお茶碗に移す場合、どういうのでしょうかね・・・。というお話でした・・。

 北のほうでは・・・「盛る」というそうです。中部では、「よそう」標準語は「よそう」でしょうか。四国や九州では・・・「つぐ」というらしい。

 ほかにも・・、「つける」というのは、「盛り付ける」からきたのかなぁ。

 でも、「ごはんをつぐ」というのはおかしい・・・との意見が・・・。「注ぐ」というのはお茶やお汁などの液体をそそぐことを「つぐ」というのらしい。

 おかわりをする場合、少しだけご飯を残しておいて、よそっていただくことだと、「継ぐ」という表現もありうるかな・・・みたいな意見も。そんなお作法、聞いたことありませんでしょうか・・・。

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