まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

目を覚ますノウゼンカズラと空の青

2022年06月24日 | 時にはぼぉっ~とする時

 24日は、高気圧に覆われて晴れるが、湿った空気の影響で昼過ぎから曇り、雨や雷雨となる所がある見込み。香川県では、24日は熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されるので、外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごすよう呼び掛けていた。明日の25日は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、昼前は雨が降るらしい。夕方まで雷を伴う所がある見込み。

 

 今日は千客万来の日。午前十時には観光ガイド仲間がやってきてのお見舞いと形見分け。ガイドの制服やマニュアル、ガイド資料なんぞを引き渡しておいた。もう、私には必要でなくなったもの。

 

 こういう制服も引き渡しておいた。わがガイド生活に悔いはない。

 

 で、そのお土産の手作りのシフォンケーキらしい。二人のガイド仲間は泣きながら、ガイドブックやマニュアル類を提げて帰った。三男夫婦もお見舞いに来てくれた。こちらは水ようかんだった。

 

 午前中、奥方が友人の寺院に連絡してくれて、前住職がお葬式の導師をやってくれることになり、法名も準備してくれることになった。御経は短めに「讃仏偈」と「正信偈」、院号不要のお布施は安めにお願いした。

 

 私には友人・知人が少なく、どこへお葬式を頼めばいいものかと悩みの種だったが、一挙に解決。安堵である。とどのつまりはお坊さんなしでもと。

 

 葬儀は会館葬の家族葬。時流に乗っての「新しい生活様式」での葬儀になるが、奥方に一存。母の時のような、お供え物や生花はご遠慮いただく予定。いたって簡素になる予定。

 

 遺影は明日の土曜日の午後にする予定。額も100円ショップの額にしようかと考えたけれど、娘に却下されて母の時のような白い額(11,000円)に決めた。

 

 今日も暑いからオカベの麺での昼食。

 

 午後からは、その前住職(会社風に言えば取締役会長)夫妻がお見舞いに来てくれて、葬儀の段どりやら、法名の件なども一任しておいた。

 

 それが終われば、県立病院からの訪問看護師がやってきたが、腎臓病は治らない。透析なんぞは現状維持が精いっぱいらしい。だから、私の場合は「終末医療」に入ることになるらしい。つまり、痛み止めだけで死を迎えることになりそう。仕方がないな。

 

 今日の掲示板はこれ。「眼を開けば どこにでも教えはある」というもの。同じく道を求めても、先にさとる者もあれば、後にさとる者もある。だから他人が道を得たのを見て、自分がまだ道を得ていないことを悲しむには及ばない。眼を開けば、どこにでも教えはある。同様に、さとりへの機縁も、どこにでも現われている。香をたいて香気の流れたときに、その香気の、あるのでもなく、ないのでもなく、行くのでもなく、来るのでもないさまを知って、さとりに入った人もある。道を歩いて足に棘を立て、疼きの中から、疼きを覚えるのは、もともと定まった心があるのではなく、縁に触れていろいろの心となるのであって、一つの心も、乱せば醜い煩悩となり、おさ めれば美しいさとりとなることを知って、さとりに入った人もある。「心を平らにせよ。心が平らになれば、世界の大地もみなことごとく平らになる。」という教えを聞いて、この世の差別は心の見方によるものであると考えて、さとりに入った人もある。まことにさとりの縁には限りがない。(仏教聖典・夜の部より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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