さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、雨の降っている所がある。気温は21度から27度、湿度は90%から84%。風は8mから4mの南南東の風から南の風。朝方は寒いくらいの風が吹き荒れていた。明日の4日は、四国沖を東へ進む前線の影響で雨が降り、夜は雷を伴う所がある見込みなんだとか。
四国地方は、本日梅雨入りしたとみられると気象台から発表があった。現在雨雲は、沖縄から四国と中国地方にかかっていて、九州南部では、夜は雷を伴って非常に激しく降る所があるらしい。西日本の太平洋側では、明日にかけて大雨の恐れがあるので要注意。
本来ならば、今日から京都に向かい、今日は前泊、明日から「安居」で、明日の夜は「興正学会」に参加する予定だったのだが、心臓の電気ショック治療以降、あまり体調が芳しくない。微熱も続いているようなので、大事をとって、今回はお休みすることになった。最近の気候の影響なのでは・・・と思ったりしている。
で、気分がすぐれないならば・・・と云うことで、香川県立図書館にでも行って気分転換でも・・・とおもって、1時間もかけて出掛けたのに、今週は「資料整理」とかでお休み。がっかりのガックリで、またも1時間をかけて戻って来た。なんたるこっちゃ、サンタルチア~。
麦が収穫前・・・。そろそろだなぁと想っていたら・・・。
麦刈りをやっている田んぼもあった。今日の午後からは雨になるぞと、急いで収穫にかかったのかも。そろそろ麦を片づけて田植えの準備もしなくてはならない。このあたりはどんな麦を作っているんだろうか・・・。農家の事情にもうとくなってしまった。
で、例の通りの「四国遍路の闇と陰」のお勉強。「職業遍路」でググッてみたら・・・出るわ出るわ・・・。今でも、そんなに「職業遍路」がいるのか。法律で「こじき」などは禁止されているが、白衣を着て菅笠を被っていれば、「ものもらい」ではなくて「行乞」や「托鉢」になるのか・・・。「接待」という文化の衣を身にまとっていれば、それなりに喜捨がもらえて、生活できるというのだからおかしな話だ。
これが「職業遍路」。確かにお遍路の姿をしているが、白衣がきれい過ぎる。ま、これが汚れていれば、余計に「汚い」とかで追い払われるんだろうけれども。これで、二千円でも三千円にでもなったら、やめられないだろうなぁ・・・。でも、お経もあげずに無言で立ち尽くす・・・というのも、この時期からは重労働になるな。
同年11月には再び遍路取り締まり令が布告された。遍路の風体をした者が各地に姿を見せ奇妙な行動をしている。医師のまねごと、占い師めいた仕業で庶民の悩みに乗じて金銭を詐取する者があるし、または弘法大師の灸点(きゅうてん)などと唱えて人心を惑わす者もある。これは風教の上にも甚だ好ましからぬことであるから、遍路街道はいうに及ばず、脇道であっても取り締まりを厳重にするようにと、地下(ぢげ)一般(一般領民)に戒告したものであった。
四国のこうした風土だから、今も昔も、こうした辺土というか、遍奴というか「職業遍路」というものが存在し続けられるんだろう。
これだけ、福祉、福祉と叫ばれながら、子供に食事も与えずに餓死させたもまま放置するような親もいるし、介護介護と云われながら、徘徊したまま行く目不明の老人が何十人もいるという現実・・・。「お四国病院」という医師の居ない病院に転がり込んだままの人がいる。
さて、今夜は奥方が泊まり勤務。洗濯物とかを取り込んで、お風呂の用意をして夕食の準備でもするとしようか。
今日の掲示板はこれ。「子は親のいうようにはしないが親のするようにはなる」というもの。生活態度も、思想信条も、仏縁を結ぶにつれても、何においても同じこと。親(オトナ)が大切にしているものを子は大切にし、親(オトナ)が疎かにしているものを子は疎かにするのである。さしずめ、今は前者が「カネ」で、後者は「仏縁」でないことと思っていたい。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。