まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

緋のもみじ 陽だまり自慢の 阿弥陀堂

2018年11月13日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は南海上の低気圧の影響で雨が降っていた。気温は13.2度から17.2度、湿度は90%から66%、風は1mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の14日は、寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今日も雨で湿度が高かったけれど、昨日のようなつらさはない。それに、今日は雨だからポチの散歩はお休みである。犬のくせに雨や水が大嫌いなのだ。

 

 で、火曜日恒例の前山出勤。前山出勤と言っても「重役出勤」で、今日は大事なお役目を背負っての出勤である。今年の二月に入院してからは、毎週の勤務は勘弁してもらっている。

 

 で、お借りしていた、お遍路用の白衣20着のうち、4着は洗濯してアイロンがけしてもらっているので、後日に返却。輪袈裟と呼んでいるが、実際は「会員式章」が20具、それに救急セットが1箱を会の事務局に返却。

 

 案内用小旗を会長宛に6本を返却した。これでお借りしていたものはすべて返却。

 

 ついで、会計担当に、当日の会計報告書と領収書を提出、検査の上受領してくれた。これをさぬき市観光課に提出して裁可をいただいて一見落着となる。昨年まではすべて事務局がやっていたのだが、今年からは「班単位」で処理することになったらしい。

 

 集合写真もOkが出て、写真代金をいただいてきた。ゲストさんには事務局から郵送し、スタッフには後日、手渡しすることになる。これで、今回の一件は無事「完了」となった。

  

 あと、しばらくは皆さんのお仕事のお手伝い。家に帰ってもいいのだが、自分の用事が終わればスタコラサと帰るのもあまりにも冷たいじゃないかと・・・。

 

 相変わらず、俵札と呼ばれている「納め札」の解読作業。欠損や汚れなどで判別不能なものばかりを選んで最終解読作業。ノートPCに接続した大型ディスプレイに拡大して映して、何人かの目で解読するのである。

 

 読めない文字は、「くずし字辞典」なんぞを開いて調べたり、旧地名辞典で、江戸時代などの古い地名を調べたりする。

 

 しばらくおつきあいしておいてから、私はお先に失礼した。しばらくお休みしていたから、毛筆字体を見てもちんぷんかんぷん。頭が痛くなってきたので失礼することにした。

 

 さて、先日のおへんろ体験の時、舛本会員が「おじぞうさん」の紙芝居をして見せたのだが、あとの二人の女性会員が、「私もあんなのが欲しい・・」と言い出した。この方が持っているなら、みんなに配ったはずなのに「知らない・・・」という。

 

 こういうものを渡したはずなのに捨ててしまったのか、本棚に片付けたのか・・・。泣く子と女性陣にはかなわない。再度、二人用に、カラー印刷することになった。

 

 もちろん、ファイルまでは用意しないが、ファイルに収めるとこういう具合になる。

 

 でも、こういうものをお渡ししても、おじぞうさんの紙芝居は、舛本会員のお役目になって、あとのお二人には別の場所の別のガイドをお願いするのだけれど。適材適所というものもあるのだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「黒い土に根を張り どぶ水を吸って、なぜ、きれいに咲けるのだろう。私は大勢の愛の中にいて、なぜみにくいことばかり考えているのだろう。」という星野富弘さんの言葉から。先日、ハスとスイレンの違いは何ですか?と尋ねられたが、蓮も睡蓮もともに泥の中で育ち、泥水を吸って育つが、少しも汚れることなく染まることなく花びらを開く。だのに、私たちはきれいな洋服に身を包み、清浄でおいしい食べ物を食べて、きれいであたたかなお布団にくるまれて寝るのに、苦しみに染まり、悪心に汚れ、悩みやそねみにまみれて育つ。こころという感情のなせる業である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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