まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

漫然と秋を見送る漆の葉

2020年11月17日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は13.5度から20.1度、湿度は88%から64%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の18日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 110/58/79 36.4c-96% 62.2Kg 18.6c-59%-1028hPa 体調に変化はない。昨夜から今朝にかけては1時間半ごとにトイレに起きて、今朝は5時には起きてしまった。けれども少しも眠たくはない。おかしなものだ。

 

 いよいよと落葉の季節になってきた。山からの落葉が我が家に降り注いでくる。

 

 山には、こうした大きな木があって、これが落葉となって降り注ぐのだからたまらない。これは個人の山で、勝手には切ることはできないし、木が大きくなりすぎて、普通の人では切れないのだという。困ったものだ。

 

 今日はお天気もいいことだしとお布団を干してみた。それで二階部分には掃除機をかけておいた。相変わらず何をする気にもならず、肩こりや歯茎の腫れも治まらない。

 

 そこで、近くの県営大川ダムの周辺を歩くことにした。お隣の門入ダムには周囲を歩く人が多いし、キャンプでテントを張る人も多いが、こちらには人影が全くない。

 

 だから、管理道も荒れ放題。車は通行禁止だし、歩く人も誰一人としていない。

 

 路面はコンクリート舗装されているが、その上に落葉が落ちてそのまんまだ。やがてに枯れ葉となって風がお掃除してくれるだけだ。時々、イノシシが掘った跡が残っているが、イノシシの姿は見かけたことがない。

 

 大川ダムは香川県営工事として、治水ならびに灌漑用水補給の多目的をもって、昭和35年12月に着工し39年3月に完工した直線重力式コンク リートダムであり、堤高36m堤長125.60m貯水量760,000m3である。小学校6年生の頃に着工して中学3年生の頃に完成したと記憶している。

 

 こういうコースで1時間半ほどの散歩になった。これだけ歩いただけで足がくたくたになっている。三年前には平気の平左(へいざ)で歩けたのに、今はまるで歩けなくなっている。

 

 午後からは観光ガイド大窪寺班の今年一年の活動記録をまとめていた。本来ならば、この頃には来年度の活動計画を企画立案する時期なのだが、今年は感染症対策などから活動が制限され、イベントが軒並み中止になった。

 

 だから、来年度の活動も見通せないでいる。でもまぁ、今年一年の勉強会や活動してきたことは記録として残しておきたいものだということで。

 

 しかしのかかし、何が肩の上に乗っているものか肩が重いし、腕に力が入らない。歯茎が腫れて食事が満足にできない。耳が聞こえにくくなったし足もしびれているみたいで歩けない。かといって昨年のようなおなかの張りはないし、足のむくみもない。町医者のドクターに「お歳ですから・・」と言われそうな症状かも知れない。

 

 今日の掲示板はこれ。「葉を落とし 凛と冬待つ 桜かな」というもので、坂出市内のお寺さんの掲示板から。私には落とす物もなく捨てる物もなく、煩悩や欲望を抱えたまんまで漫然と冬を待っている。秋が過ぎるなら過ぎるでいい。冬が来るなら来るでいい。桜のように生きられないのは覚悟の上だ。「煩悩で漫然と冬待つ我が身かな・暁光」

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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