4年前の8月にも載せたことがあるヒロオビジョウカイモドキ。名前は長いが、体長が3mmくらいしかない小さな甲虫だ。上翅の中ほどにオレンジ色の帯模様があるので、小さくても目につきやすい。♀と♂では触角の形が違うそうで、♀の触角は他の虫のように細くて上向きであるのに対し、♂は基部が太く横に直線的に伸びているのが特徴だというから、これは♂だろう。たまたまクズの葉の上にいたが、餌は小さな虫や花粉だそうで、葉にはコフキゾウムシがたくさんいたから、食痕はたぶんクズの葉を餌にしているコフキゾウムシの仕業ではないだろうか。







