ツマグロヒョウモンやミドリヒョウモンとよく似た色と模様だが、これはウラギンヒョウモンではないかと思う。愛知県森林公園の芝生広場で低空で飛んだり留まったりしていたが、どうやら芝生の間に生えている食草のスミレの葉に産卵していたようだ。写真を撮った時にはよく判らなかったが、後で画像を見たら産卵しているらしい様子が写っていた。ウラギンヒョウモンは卵か若齢幼虫で越冬し、翌年の春に年1回だけ孵化するそうだから、芝刈りの前に孵化して飛び立たないとないといけないのだが、ここに棲んでいる成虫は、もしかしたら、この芝生広場ならそれまでは安全だと知っているのかもしれない。







