閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ラベンダーセージと虫

2011-08-30 | 昆虫
公園で見掛けた青い花は、遠目にはラベンダーかとも思ったが、たぶんサルビアの仲間のラベンダーセージだと思う。いろんな虫が来ていたが、目が大きく愛嬌たっぷりのこの蝶はイチモンジセセリ(一文字挵蝶)だろう。仲良く前後に並んでジッとしているのは、セセリチョウの求愛行動だそうだ。後の雄が雌を口説いているように見えたが、暫くすると両方とも飛び去ったので、この雄は雌に好かれず振られたのだろう。




シオヤアブ(塩屋虻)の雌のようだが、蜂か虻のような虫を捕まえていた。シオヤアブは先月25日にも載せたように、獰猛なムシヒキアブ(虫挽虻)の一種だから、けっこう大きな虫も襲って補食する。




シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)だと思う。この蛾の幼虫はホウレンソウなどのアカザ科の植物の葉を好んで食べる害虫だそうだが、サルビアの仲間であるセージはシソ科なのに、それに、蝶ではなく蛾なのに、昼間の暑い時に何故この青い花にいるのだろうか。


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