たぶんタカサゴユリ(高砂百合)だと思うが、最近はテッポウユリ(鉄砲百合)との雑種が多いらしいから、道端で勝手に生えているのはタカサゴユリなのか雑種なのかよく分からない。タカサゴユリは台湾の固有種で、園芸用に入ってきた帰化植物だが、今では雑草のように空き地や道端などの至る所で咲いている。これは愛知県森林公園で見掛けたものだが、いずれなのだろうか。
8月も終わりに近づき、猛暑の中を騒々しく鳴いていた蝉に代わって、ようやく夜は秋の虫が鳴き始めた。夏の名残りの蝉の抜け殻がタカサゴユリの蕾にしがみついたまま残っていたが、抜け殻が上を向いているところから想像すると、蝉の幼虫は葉を掻き分けながら茎を登ってきて、ようやく蕾の先まで来たところで向きを変えて脱皮したようだ。よく見ると、お隣りさんの抜け殻も全く同じ格好のようだ。こちらは、天敵に見つからないよう裏側に隠れて脱皮しているところがなかなか賢い。
8月も終わりに近づき、猛暑の中を騒々しく鳴いていた蝉に代わって、ようやく夜は秋の虫が鳴き始めた。夏の名残りの蝉の抜け殻がタカサゴユリの蕾にしがみついたまま残っていたが、抜け殻が上を向いているところから想像すると、蝉の幼虫は葉を掻き分けながら茎を登ってきて、ようやく蕾の先まで来たところで向きを変えて脱皮したようだ。よく見ると、お隣りさんの抜け殻も全く同じ格好のようだ。こちらは、天敵に見つからないよう裏側に隠れて脱皮しているところがなかなか賢い。