閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

“狛猿” (2)

2007-12-26 | その他

この常雲寺の庚申堂の前に一対で置いてある“狛猿”は、「見ざる」と「聞かざる」の2匹の猿だけで、「言わざる」の猿の姿が辺りには見られなかった。一対ということなら、どれか一つだけが余分なことは確かなので、「言わざる」の猿はどこか別のところに置いてあるのかもしれない。
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“狛猿” (1)

2007-12-26 | その他

名古屋市守山区のJR中央線・新守山駅近くにある常雲寺には狛犬ではなく、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿と同じような“狛猿”が置いてある。近くまで行ったついでに、珍しいので立ち寄ってみた。この狛猿の曰く因縁は定かではないが、昭和の初め頃に地元の人が寄進したものらしい。

狛犬とは、神社や寺院の入口とか本堂の正面に左右一対で置かれている犬に似た想像上の獣の像であるが、必ずしも犬や獅子とは限らず、時には猪であったり蛇や河童などの他の動物であることもたまにあるらしい。神社では狐や鹿の石像もあるようだ。そうなら猿でも別に珍しくもないかもしれないが、日光の東照宮にあるあの有名な左甚五郎の「見ざる、言わざる、聞かざる」の彫刻と同じ猿というのはどういうことかと、不思議に思ったのである。
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