江原ひであき

新社会党

2月11日(月)。 国家権力の横暴(岩国市長選挙)。

2008-02-11 | Weblog
2/11、晴れ。 旗日で休日。
 昨、深夜のニュ-スやきょうの朝刊を見て心底からの怒りを覚える!。 郵政民営化だけの乱造自公議員による権力の横暴は断じて許し難い!。 

 昨日は80人もの皆さんにブログをご覧いただいたのに何も書けなくてすみませんでした。 
 

国家権力の横暴(岩国市長選挙)。
 岩国の市長選に米空母艦載機の移転容認派の前自民党衆院議員が当選してしまった。
 今回の市長選は国の言うこと(空母艦載機の岩国移転)に反対する井原市長(岩国市民)に対し、国が新市庁舎建設の補助金35億円を打ち切り岩国市政を兵糧攻めしたために行われることになったのだが、これは国家権力による地方自治(憲法第8章)の否定であり、あまりにも無謀で憲法を無視した国家権力の横暴である。
 もともと市庁舎建設補助金35億円は沖縄県の米軍普天間飛行場の空中給油機移転を市側が受け入れたことで交付が決まったもので、05年度から支給されていたのだ。なのに、国側が在日米軍再編計画に伴い06年、新たに厚木基地から空母艦載機隊を岩国市に押しつけようと恫喝したのだ! 国が自治体と約束したことを一方的に破棄し35億円もの補助金をストップした。このことは公の事実であり。岩国に関心を持つ者は誰もが周知している。

 このような蛮行がまかり通るなら地方自治法など無きに等しい! 国の言うことを聞かなければ、その自治体を兵糧攻めにして首長を辞任に追い込み、言うことを聴く奴に首をすげ替える! 選挙という形を取っているだけだ。

 今朝の東京の「本音のコラム」で山口二郎北大教授が、この市長選挙について語っている“岩国市との約束を一方的に反故にして補助金をストップし、市を兵糧攻めにするなど国のやることはまさに江戸時代の悪代官の手法だ”、と。
 返す刀で基地容認派候補を応援し、井原前市長の市政判断を非難した橋下・大阪知事にあきれ果てている。“大阪知事は国の防衛政策に一切口出ししないそうだから、面倒な基地はすべて大阪に移せばいい”と皮肉たっぷりだ!。