江原栄昭 @HideEba10／14、晴れ。 昨日のブログを多分に書き足した。
◆自民党の短慮・傲慢――知の劣化・歴史を顧みない暴走族。 南京事件資料のユネスコ登録でに安倍政権は「拠出金削減を検討」始めたという。アベ政権の短慮さと傲慢な本質をさらけだした。国連教育科学文化機関（ユネスコ）が中国が申請した南京事件に関する文書を「世界記憶遺産」に登録したことで日本政府がユネスコを恫喝した。外務省の単細胞の阿呆どもが「本件事業の制度改革を求めていく」と談話を出したら、およそ知性と程遠いような自民党の二階総務会長がすぐさま「日本は協力しない」と悪乗り！ 驚きは、アベ政権の番頭の菅官房長官が「分担金や拠出金（任意）の支払い停止を含めた見直しを検討する」といったのだ。まさに、短慮で傲慢な歴史を顧みない知性の欠如である。計り知れない日本外交の失態である。こんな阿呆どもの政権が続いたら日本は世界から見放される。
◆普天間移設の真相は――21世紀への出撃基地・辺野古建設！。 翁長知事が13日、ついに辺野古への埋め立て承認を取り消した。この結果、沖縄とアベ政権が全面対決になった。東京新聞も朝日新聞も社説で県内（辺野古）移設は白紙に戻せと態度を明確にした。だが、それは簡単ではない！背景には日本の21世紀戦略があるからだ。アベ政権の強引な辺野古への基地建設強行は普天間の危険解消ではない！本音は日本支配層がアメリカとともに世界に覇権を求める軍事的な出撃拠点をつくることだ！ 集団的自衛権行使を可能とする法整備を行ったいま、名実ともに世界の政治、軍事大国として飛躍しようとするアベ右翼政権と産軍一体の野望だからだ！ だから、辺野古への新基地建設は翁長知事を先頭とする沖縄県民とともに絶対に阻止しなければならない。沖縄だけの問題ではない！ 日本支配層の野望は何としても打ち砕かなければならない！
◆なぜ、いま新9条論――政治の争点ぼかしに！・・・東京新聞にモノ申した。 東京新聞がこちら特報部で何人かの「新９条論」を紹介している。９条違反の「集団的自衛権行使可能」な法律が強行可決された？ことを受けて、現憲法（９条）下で「専守防衛の自衛隊」を受け入れてきた矛盾を解消しようとする提起のようだが、現政治状況下で行うべき議論ではない！ 一言でいうなら、いま政治の最大の課題は「国の形を変えるのか否か」であって、新9条論は ”争点ぼかし”になるだけだ。結果としてアベ政権の延命に繋がるだけだからである。このことを私見として東京新聞に電話した。
10／13、晴れ。
◆翁長知事を全面的に支持する――沖縄県民意思を無視するアベ政権。 翁長知事がついに辺野古への新基地建設拒否！辺野古沖の埋め立て承認を正式に取り消した。これに対し、安倍政権は全く聞く耳持たずシャニムニ埋め立てを強行し基地建設を進める構えだ。アベ政権は自分に都合のいい時だけ ”民意”を持ち出す。安保法制を進めるアベ政権は先の国政選挙で国民の支持を得たといっている。しかしそのことは選挙の争点になっていない。選挙の争点にしているのは沖縄だ！ 昨年、4つの選挙で沖縄県民は全て基地建設反対を意思表示した。県民意思はノ―なのだ。にもかかわらず日本の支配層は、沖縄を21世紀世界戦略の軍事拠点として、アジア及び世界進出の前線基地にしようとしているのだ。辺野古を認めれば半永久的に日米軍の出撃基地になってしまう。沖縄県民は知事とともに命がけの反対闘争を展開するだろう。安倍政権は戦後70年間歩んできた非戦の平和日本の形を戦争をする国へ変えようとしている。断じて許せない！我々も安倍政権打倒！辺野古新基地建設反対で連帯して闘う！
◆1億総白痴化社会進行中！ 近くのコンビニへコピ－しに行ったら日刊ゲンダイが大きな見出しで書いている。なぜ、アベの支持率が上がる？ ”１億総白痴化社会”が進む？ 私も言いたくなるよ、「１億総活躍社会」などと空虚なたわ言をいってるヤツの支持率が上がった？・・おかしい？ 日本国民の ”知性”・「ここでは（物事への判断力又は思考力）としておく」に対してどのように理解したらいいんだろうか・・・メシが食えなくなっても怒らないのだろうか？ イヤ！そんなことはない。我々が政治闘争に負けていることの証だ！
◆党総支部大会 夜、新社会党中野総支部の大会が開催されたが、「う～ん？」というしかない。わが党は ”社会主義社会をめざす”と、綱領で定めている。いま、日本社会は安倍ファッショ政治が強行されている。このアベ自公政治を打倒しようとする政治闘争が模索され始めたが、新社会党の本部対応が見えない。