江原ひであき

新社会党

5月29日(火)。日誌加筆。妻は老人会旅行。原発事故・国の責任。鎌田慧が怒る。

2012-05-29 | Weblog

5/29、 晴れ、夕方曇る。 事務所の前は花盛り、今はアマリリスの大輪が咲き誇る。

◆日誌加筆。                                                                               きのうの日誌を大幅に加筆した。戦後70年、いまだアメリカに支配され続ける日本の現状にガマンならない!

◆妻は老人会の旅行に。

◆福島原発事故は国の責任と--菅前首相が詫びる。                                                       昨日の事故調査委員会に参考人として出席した菅前首相が 「最も安全なのは脱原発」 と。朝日などは、陳謝のち 「菅 劇場」 と書いている。軍に例え原子力ムラを糾弾した、と。これは記録に残したいので紹介しておきたい。 菅いわく、“福島第一原発事故が「わが国全体の病根を照らし出した”」 と提起。 東電と電気事業連合会を戦前の軍部に例え、「原子力行政の実権をを掌握し、批判的な専門家や政治家、官僚は村八分にされ、多くの関係者は自己保身と事なかれ主義に陥って眺めていた」 と、痛烈な内容だ。

 私は菅 前首相がここまで言い切ったことは大いに評価したいが条件付きだ。菅は組織人ではないので 「国家権力を政党が握り国を統治する」 という論理(視点)が希薄に思えてならない。政治家としての菅の言動を観たい。

◆鎌田慧が怒る!


5月28日(月)。「新社会」配達.集金。岩本さんと陳情を。田中と小沢。

2012-05-28 | Weblog

5/28、 晴れ。 午後3時頃、一転にわかにかき曇り、猛烈な雨と雷。

◆「新社会」配達.集金。                                                                 きょうは成果多し。

◆岩本さんと「国旗掲揚ノ-」の陳情を出す。

◆田中元総理と小沢元民主党代表。                                                                                                                      朝日が書いている。 田中元総理--「米に先んじ日中国交正常化」。 1972年9月29日、田中・周恩来のトップ会談で国交正常化を約した「日中共同声明」に調印。 私が思うに 「米国に先んじて調印」 したことが凄いことだった。 今から40年前といえば米国の日本に対する政治的圧力は強大だったろうと思うが、それをものともせず堂々と共産党指導の中国と国交正常化を成し遂げた田中角栄という政治家はそうとうな者だったことが理解できる。

 しかし、田中は後にロッキ-ド事件で政治生命を断たれる。 それから20年余、北朝鮮と国交正常化をめざした、金丸信も “金の延べ棒事件” で政治的に抹殺された。そして、2002年9月17日、小泉元首相の日朝ピョンヤン宣言(共同声明)が行われ、日朝国交正常化に向けて大きく前進するかに見えたが、現在は最悪状態だ。日本の独自外交も、小沢・鳩山コンビで 「対等な日米関係」 の兆しが見えかかったが 「政治とカネ」 にまつわるスキャンダルと検察権力によるでっち上げ裁判の強行で米国による二度目の敗戦に等しい大打撃を受けている。

 このような状況を目の当たりにして、昨今の歴代総理などは米国の承諾なしには何一つ独自外交もできないし、やろうとの意欲も感じられない。野田に至っては国民にどのような約束をして総理に成れたかを忘れ全く正反対の政治を強行している。政治家として最低の奴だ!

 30日に野田・小沢会談が行われるというが、沖縄県の南風原町の会合で、小沢元代表が言ったいう。「我々が総選挙で何を国民に訴え、何を約束し、政権を任せてもらったのかを忘れてしまったら政権交代の意味がない」 と。

 日本はいつの日か、米国と対等な政権を構築し、“戦争とは言え、日本の主要都市を無差別に爆撃し、数十万人を焼き殺したうえに、広島・長崎市民を皆殺しにした” 米国を誤らさなければならない。 私は目の黒いうちは絶対に米国を許さない!


5月27日(日)。陳情書成案作成。検察の組織犯罪は・・。今泉さん通夜。

2012-05-27 | Weblog

5/27、 晴れ。

◆小.中学校への常時国旗掲揚阻止、陳情書成案作成。

◆検察の組織犯罪が日本の針路を変えた--全員を終身刑に。                                                       朝日が書いている。小沢一郎・民主党元代表が強制起訴される頃の 「石川知裕衆院議員」 を取り調べた検事が事実に反する捜査報告書を作成したことについて検察が公表しなかったいきさつなどを検察当局の調べで明らかになった、と。今頃になって 「小沢起訴に至る事実」が次々明らかにされているが、小沢元代表の政治抹殺を企てた検察首脳の犯罪行為は絶対に許してはならない。 彼らの犯罪は日本の進路を誤らせたことと、その結果としてアジアや国際政治の在りように大きな作用を及ぼしている。

 日本政治においては、鳩山・小沢ラインによる 「外交の基本・(対等な日米関係)」 を根底から覆され、今や完全にアメリカの世界戦略の先兵役を担っている。結果としてアメリカの世界支配延命を助けている。北アフリカ情勢、中東情勢、アジア情勢を混沌とさせている。

◆今泉さん通夜。

 


5月26日(土)。江原日誌再開。野田政権100%不信。中野小中学校に・・。

2012-05-26 | Weblog

5/26、 晴れ。 事務所の前に色とりどりの花が・・・。行き交う人が驚きの声を発す。

◆江原日誌を再開する。                                                                    昨日、「平和憲法とともに歩む中野の会」の総会が開催でき、再スタ-ト(実質的に組織強化)したことや区民相談、さらに朝鮮プロジェクト会議開催が決まるなど、幾つかの懸案事項がほぼクリア-できてきたので日誌を再開する。

◆野田政権は財界の政治部に変質!--100%不信・原子力委員会は業界の代弁。  毎日、テレビや新聞などを見ていて、犯罪的な野田政権の存在そのものに腹が立つ! アメリカと財界の代弁者になりさがってしまった。 だらしない自公やみんなの党などに期待すべくも無いが、共社も非力。 こうなったら小沢一郎に一暴れして頂くしかない!

◆中野の小、中学校に常時国旗掲揚に断固反対!                                                               日本会議が中野の教育とその現場を右翼思想で席巻しようと、次々に攻撃を仕掛けてきている。今回も中野の全ての区立小、中学校の門前に常時、国旗を掲揚させよ、と請願を出してきた。                                                                                  我々(平和憲法とともに歩む中野の会)は、それを認めてはならないという間逆の陳情を出すことを決めた。昨日の総会で決定し、きょう私が案文を書いた。


5月16日(水)。沖縄、続く基地負担。大田さん式典欠席。仏、オランド大統領。ブログ加筆。

2012-05-16 | Weblog

5/16、 晴れ。きょうは一転して快晴.気温も上がり夏日とか。

◆沖縄.復帰40年・米軍基地変わらず--いつまで続く沖縄差別!--植民地か!                                       きょうも新聞は沖縄の本土復帰40年関連記事を大きく取り上げている。 米軍基地の沖縄偏在の実態や沖縄県民の怒りを紹介している。 しかしこの現状を転換するためには日本の政権を替え「日米安保解消か基地縮小・撤去か」、米国に突きつけるしかない。または、日本(沖縄)に米軍基地が不要になったというアジア情勢を創造するしかない! 沖縄県民の方々には申しあげにくいが本土の人間には、基地の町沖縄の実態を自分のこととして考えられる知性が欠けているのだ。沖縄からは本土に対して、“安保が必要だ、米軍基地が必要だ、というなら、本土に持っていけ!” と言った方がいい。 日本の傲慢な沖縄植民地感覚のアホ政治家や政権に期待すべきでない。

◆大田元沖縄知事が式典を欠席--これぞ闘士!.「お祝いはできない」                                                    この勇気ある言動に心から敬意を申しあげます。

◆仏、オランド氏が大統領に就任。

◆昨日のブログ大きく加筆。


5月15日(火)。沖縄日本復帰40年。敗戦67年・米軍基地か!。

2012-05-15 | Weblog

5/15、 一日中雨が降る。

◆沖縄日本復帰40年。                                                                                          最近、沖縄に関する記事が目立つ。1972年5月15日に沖縄が日本に復帰した。沖縄県人は、当時これで近い将来に米軍基地も沖縄から撤去されるだろうと期待した。そして40年がたった。しかし、現状は意に反して基地の縮小・撤去は遅々として進まないばかりでなく一層、質的に強化され、新たに辺野古への基地が建設されようとしている。2年半前には民主党政権が誕生し、鳩山首相は “普天間基地の移設は国外へ、最悪でも県外へ” と言い、“言うべきことは言う「対等な日米関係」 を築くと明言したのだったが・・・。

 私は、ここ数日の朝日と東京の沖縄関連記事を注意深く探し・読んだ。 朝日は「日米、琉」40年として、上中下の三回記事を書いた。東京は「沖縄は復帰したか--40年の実像」として5回にわたる連続記事を書いた。さらに、朝日は15日朝刊で三ペ-ジを使って特集記事を書いている。東京も15日の 「こちら特報部」 でも書いている。熟読して改めて反省しているが、我々の反安保や反基地闘争の弱さを思い知らされている。

 溯っては薩摩藩からの侵略に始まって明治政府による「琉球処分(琉球併合)」.沖縄戦を経て日本敗戦・・米軍支配下・・本土(日本)復帰。そして、40年後の現在に至るも米軍は居座ったままであり、基地機能はますます強化されている。 実態は憲法が機能しない日米安保が優先される本土の犠牲であり、明らかな差別が強行されている。

 こうした現状認識は広めなければと痛切に感じる。朝日の特集(15面のオピニオン)で、哲学者の高橋哲哉さんとライタ-の知念ウシさんの対談を乗せている。 この中で、知念さんが、“復帰とは「元に戻る」 という意味ですよね。でも、元々沖縄は日本だったのか。日本は戻る先なんだろうか。・・今も沖縄は本土じゃないし、歴史をふり返れば琉球国でした。” だから私は本土復帰ではなく、「施政権の日本移管」とか日本の琉球再併合」 と呼んでます、と。

 敗戦後70年近く経つのに米軍基地の沖縄は強化こそされ、世界戦略の前線基地という存在は一切変化していない。米国の世界戦略はヨ-ロッパ、中東から東アジアに重点を移している。4月30日、5月1日に行われたオバマ・野田のトップ会談を経て、オバマは「米国が再びアジア太平洋地域を主導する」 と言い、野田は 「日米同盟は新たな高みに達した」 と応え、普天間基地の移転先は辺野古だと言い張っている。一方で、“沖縄への基地負担を軽減する”と言い、平然としている。この傲慢さはまさに沖縄を 「植民地」 とし、本土防衛の犠牲にしようとしている、と言われよう。 この認識を軽視すれば沖縄の怒りはますます拡大し、沖縄独立論や本土の犠牲拒否、沖縄差別は許さない! などの声が強まるだろう。

◆敗戦67年・なぜ、米軍基地か!--安保を不要に!--米朝と日朝の正常化を。                                         私はこのように沖縄の歴史とこんにちの状況を見るにつけ、本土と沖縄との関連で負担を強いるとか、差別をしているといった視点だけで観ては根本的な要因を見失うと指摘したい。基本的に考えなければならないことは、米国がなぜ沖縄に基地を必要とするのか、ということである。 

 答えは、中国の経済・軍事大国化と北朝鮮の核武装化に対応するためであることは間違いない。 従って米日韓が中国や北朝鮮に対する敵視政策を転換し、アジアの緊張緩和に努めることでアジア情勢を大きく転換できるのだ。米日韓は対北朝鮮との間で二国間協議や六カ国協議を精力的に行い、国家間を正常化しアジアの緊張状態を解消すべきなのだ。この間の復帰40年に関する新聞やテレビの論調は米軍基地を無くするためには、どうすればいいかという根幹に触れていない。付言すれば米日韓が対中国・北朝鮮への敵視政策を改めない限り、日米安保は解消できないし、日本から米軍基地はなくせない。             

 

 


5月13日(日)。ひどいぞ,東京。南京虐殺。憲法と歩む会。

2012-05-13 | Weblog

5/13、 晴れ。

◆ひどすぎる東京新聞.子ども解説--なるほどランド。                                                    4月13日に北朝鮮が打ち上げた人工衛星(光明星3号)(失敗)について、7面の子ども向け解説(なるほどランド)で、一方的に 「長距離弾道ミサイル」 の発射実験として報道している。過去2回の人工衛星発射実験も全てミサイル発射として教え、“北朝鮮のわがまま” としてとらえ、世界中が怒っていると書いている。そして、“なぜ、各国の声を聞かずに発射したのでしょうか” などと設問し、これまた一方的な解説を加えている。 こうした子ども向けの解説記事を書くことはあまりにも不見識ではないか。 北朝鮮がなぜ、人工衛星を打ち上げようとしているのか、世界の報道関係者にオ-プンしたのか、一切書かない。このような独善的な見方を子どもたちに教え込むのは犯罪的ですらある。

◆南京大虐殺、二人芝居--渡辺氏と。

◆平和憲法とともに歩む中野の会。