昭和天皇と靖国。死ななきゃ直らない。選対会議。

昭和天皇と靖国神社。
　昭和天皇が靖国神社への参拝を中止したのは“Ａ級戦犯”の合祀に不快感を示したからだ、というメモが２０日に明らかになったことで波紋が広がっている。
　「内意」無視、元宮司ら“強行”と大きな見出し。皇国史観に強く傾倒！戦争正当化する者、合祀進める、と。
　天皇いわく「だから　私（は）あれ以来参拝していないそれが私の心だ」
　「1975年を最後に、天皇の靖国神社参拝が途絶えたのはなぜか。いろいろと憶測されたが今回のメモがあきらかにされたことで、Ａ級戦犯合祀がその理由であったことを如実に示している」と書かれている。
　社会面には、昭和天皇が「私の気持ち理解していない」と側近に漏らして涙ぐんだ、とも。
　戦前は、「国の形」が“天皇を神”にしてしまっていたので、あの戦争に対する一人の人間としての天皇の心の苦しみは誰にも分からない。

死ななきゃ直らない。
　同じ日、小泉首相いわく、昭和天皇の靖国発言に「私の参拝に“影響はない”心の問題ですから」と。
　相変わらず、一国の首相の言動が靖国神社や戦争賛美の国粋主義者を勢いづかせる結果となることや近隣諸国にどのような影響を及ぼすかなど我関せずだ。
　戦前は“神”であった天皇の発言も、“意に関せず”だから、小泉という男は“死ななきゃ直らない”。昔なら天誅が下ったろう。

選対会議。
　午後２時、在京選対会議。参院選対策を話し合う。東京も含めた関東ブロックの共同候補擁立に向けた諸準備を細川、江原が担当することになった。
　続いて在京中執。国会の動向を見ながら党を主体とした秋季闘争を展開することを決める。

夜、都本部の自治体選挙対策会議。松浦、近藤選対は欠席。