江原ひであき

新社会党

原口さん告別式。北制裁発議は誤り!。

2006-07-17 | Weblog
原口さん告別式。
 夕べ田舎の兄から電話あり。原口商店のちえこさんが急死して明日が葬儀だという。女房やおば~ちゃんもと思ったが結局私だけが行ってきた。お風呂の中で死んでしまったとのことだがよく聞く話だ。80歳だそうだ。

北制裁発議は誤り!。 私(江原)の主張!。
 帰宅してからここ数日間の新聞を見る。7月5日の北朝鮮のミサイル発射に対し、国連安保理で日米が主導した北朝鮮制裁決議に関しては、日本外交の大きな誤りである。新聞やテレビではこのような視点での論調は見当たらないが、私は言う

 なぜなら、一連の言動やその後のNHKの特集番組などからも感じるところだが、事前に充分に検討して準備した‘策略’を感じる。もちろん、外交だからいろいろと駆け引きがあるのは当然だが、今回の決議は、ことと次第によっては国連による“武力攻撃”にも繋がる内容も含まれていたのである。北朝鮮が反撃すれば“戦争”だ。
 しかも、同じころ安部官房、額賀防衛、麻生外務、等政府首脳が“先制攻撃(敵基地攻撃)論をブチ上げる。これでは、戦争も辞さないぞ、という恫喝であり、挑発ではないか。
 こうした態度には、かっての侵略戦争の反省や謙虚に戦後処理(補償)を行うなどはまったく感じられないではないか。しかも、戦後も一貫して米日が同盟を組んで年々日々、軍事力を強化して北朝鮮を包囲している。
 この現実はいかに力の差が圧倒的だからといってあまりにも傲慢ではないか。にもかかわらず、今回のような決議を提案するなどは、形の変わった事実上の宣戦布告とも捉えられよう。 このような恫喝外交で真の日朝国交正常化は不可能といわなければならない。アジアでの孤立は当然の帰結である。故に今回の決議案の提出はあってはならないことだった。