江原ひであき

新社会党

群馬県本部大会。 日記補強。

2006-07-10 | Weblog
群馬県本部大会(7月9日)

 昨日、群馬県本部の大会に党本部(三役代行)として出席した。党本部が「何故07年参院選挙を平和の共同候補で闘おうとしているのか」について私見も交えて話した。話の概要はこうだ。我々が直面している政治状況は、『いっそうの「構造改革(悪)」と「世界の中の日米同盟」を鮮明にした日本の針路=憲法改悪(9条破棄)を許すのか、阻止するのか』である。そのためには共産や社民が1つや2つの議席を増やしただけでは支配構造を揺るがすことさえできない。
 従って、私たちは「戦争に反対し平和を創造するために9条を守る」とする、全ての政党や団体や市民が総結集して共同して戦うことを主張しているのです。
 そのことによってのみ政治の現状を変革するおおきなうねりが巻き起こる、と確信しています。

 群馬県は1議席を争う選挙ですから、この参院選をどのように闘うのか、何ができるのか、きょうの大会を契機にこれから検討して下さい。と挨拶した。

 終了後、久しぶりに会った仲間の交流懇親会をやるというので参加した。おおいに語り合えて楽しかった。


7月10日、日記の補強。
 きのうの朝刊を見る。「パトリオット年内配備」と書かれてる。「ミサイル防衛」前倒しの方針を防衛庁が固めた、とある。
 報道では、防衛庁はミサイル防衛(MD)システムの配備計画を(来年3月に予定から年内開始)前倒しして配備を開始する。という。
 我々が知らない間に恐ろしいばかりの軍事力が強化される。MDシステムの説明が書いてある。MDシステムは飛来する弾道ミサイルをイ-ジス艦に搭載したSM3で迎撃し、撃ち漏らした場合は地上のPAC3で対処する二段階の迎撃システム。防衛庁は航空自衛隊の六個高射群のうち関東、中部、九州の三個群に先ずPAC3を配備し、SM3は4隻のイ-ジス艦に配備する。という。

 冷静に考えてみれば北朝鮮がミサイルを発射したからといって日本を標的にしたわけでもないのに(自国防衛のために発射実験をしたといっている)あたかも日本に打ち込まれたかの如く大騒ぎし、どさくさにまぎれてMD配備を当然視している。マスコミも何の疑問も提していない。

 為政者の情報操作は恐ろしい。北朝鮮のミサイル発射だけ大々的に流しておきながらその一方で7日には、海上自衛隊がハワイ沖でミサイル訓練をしている。
 日米など8カ国が参加した環太平洋合同演習(リムパック2006)で海上自衛隊の3隻の護衛艦「ひえい」「さみだれ」「ありあけ」が1発ずつ“対空誘導ミサイル”を発射したという。リムパックは6月26日から7月28日まで続けられるとのことだ。日本の大新聞は知らないのだろうか! 明らかに一方的な情報操作だ。