天気の良い日曜日、家でボーっとしているのが勿体なくて、釣りに出掛けました。
釣りといっても、「〇〇狙い」ではなく、何か釣れればエエわ・・・的な考えで
主目的は、のんびりとしたいということでした。
サビキシーズン真っ只中で、港内のそのポイントは家族連れで満杯!
それじゃ~のんびり出来ないので、外向きで人気がほとんどない場所に釣り座を決めました。
風もなく、太陽が降り注ぎ、絶好の「のんびり日和」
急ぐこともなく、仕掛けをセットし、ムシ餌で単純な仕掛けのウキ釣り。
子供ころよく使っていたような棒ウキで、ウキ下は1~1.5ヒロの固定仕掛け。
餌も青虫を300円買っただけでした。
テトラポットに腰を落とし、のんびりとウキを見ているという具合
時折、そのテトラポットで寝たりして・・・
そんなのんびりムードの釣りでも、結構ウキを沈めてくれた魚がいて、のんびりばかり
出来なかったのが現実です。
それがこの魚。
標準和名は「ベラ」です。大阪周辺ではギザミとも呼ばれます。
夏には、明石や淡路島周辺ではこれ狙いで船が出ることもあります。
口が小さく、エサ取りの異名を持っていますので、ボーっとしていたらエサだけが知らない間にない!
ということになります。
小さいときはメス・・・大きくなるとオスに性転換するという変わった魚。
ちなみに緑が混じった大き目の魚がオス。
身は白身で、生の場合はモチモチ感があるのですが、火を通すときめ細やか食感に変化します。
煮つけが美味しくて、代表的な料理法ですが、面倒くさいので、3枚に卸して唐揚げにして食べました!
白身で、クセがなく、美味しいですよ
この魚、魚屋に並ぶことがありますが、奥様方はあえて買うことはないと思います。
まして、スパーに並ぶことはないかも?
だから、知る人ぞ知る魚かな?(釣り人は知ってて当たり前)