五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・3・28

2014-03-29 20:08:07 | 日記
実をいうと、私は2月末まで別のタイトルで別のブログをやっていた。そのブログはいい意味で気取りなく正直な、悪くいうと露悪趣味丸出しの日記で、今読み返してみても、それはそれなり文章のリズムがあり、スタイルと云うかタッチがあった。でも、ある事情でそのブログをやめてこのブログを始めたのだけど、前の日記と同一人物が書いていると思われたくないこともあって、名前も仕事も秘密にしたことで、書く内容やスタイルが明らかに変化してきて、そのことを知っている女友達のIに別人が書いたとしか思えないように気取っていると言われた。それはこっちの目論見が成功していると云うことになるのだけど、気取っていようと前の日記より面白くなかろうと、別人格の人間が書く文章のスタイルやタッチを出来るだけ早く作らないと毎日この日記を書くのが苦痛になって来る。でも、ここで嬉しいことに気づく。これは敬愛するポルトガルの詩人ペソアの「異名者」に似てないか?ペソアは名前も経歴も作風も違う異名者と言われる別人格の詩人を、リカルドレイスを始め何人も作っては、それぞれに合わせて詩を書いていたといわれでいる。勿論、私の場合、同時に書いている訳ではないし、「異名者」は一人だけだし、名前や経歴を消して書いてlいる日記にすぎないのだけど、ポルトガルに憧れ、リスボンへの思いが募ると、この位の錯誤、思い上がりをしてしまうものなのだ。、
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