五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・5・28

2014-05-29 16:08:37 | 日記
一年ぶりに会うあの娘は別人と思う程痩せていた。43キロだと云う。これでも太った方なのよと40キロだった時の写真をみせてくれる。スレンダーで美人だけど確かに病的に痩せてみえる。最初にあった頃はまだ十代でコロコロとした健康的な女の子のイメージだったから余計そう見えるのか?昔のことは言わないでよ。私、もう27になるのよ。そうか、27歳かとしみじみ目の前にいる彼女の顔を見る。二年前に結婚して精神的にも落ち着いて、幸せ一杯の新妻をやっている筈なのに、何かあったのか?痩せた理由をあの娘は語っていたけど、深く詮索しても仕方ない。私が特別何か問題を解決してあげることは出来ないだろうし、またあの娘も私にそんなことは求めてない。二人の中ではただ会うことが大事なのだ。会って他愛ないお喋りをすることが嬉しいのだ。12時過ぎ店を一緒に出る。車で来たから五反田まで送ってくれると云う。そういえばトニックウォーターしか飲んでいなかった。車に詳しくないので断定は出来ないけど、かなりの高級車っぽい。助手席に乗るのに少し臆する。でも、運転席の彼女はその車によく似合う。途中短い間だけ一緒に住んだマンションの近くを通ったりする。二台のママチャリでこの道をよく一緒に走ったことを思い出したりする。五反田のマンションの前まで送って貰う。このまま別れるのは少し寂しかったけと、ちょっと部屋に寄っていく?とは言えない。握手して、じゃまたと別れる。三枚目が似合う俺なのに、あの娘に対してはつい二枚目をやってしまった夜。
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