五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・5・29

2014-05-30 11:46:38 | 日記
起きてからお店用にいかと新じゃがの煮つけ、レバーの赤ワイン煮など作る。味見を兼ねて出来上がったばかりの料理と納豆、漬け物、もやしとネギの味噌汁でご飯を二膳。まぁまぁの食欲か?買い物して4時に店。今日の老老ディナーは自宅傍に大型スーパーが出来て、その開店セールで売っていた和牛ステーキを母にも食べやすい様に細く切ってステーキ丼にして、ブーケレタスで彩りをつけて食べる。スープはジャガイモとミニトマトを煮込んだもの。酸味が聞いていて美味しい。八時過ぎ元の店でスタッフだったHKがバイトを休んできてくれる。もともとお喋りな二人だ。前の店で働いて貰っていた時もお客さんがいないと、芝居のこと、映画やテレビのこと、原発のこと、エロいこと、お客さんや業界人の噂話など二人で際限なく喋っていた。でも、その時は私は雇う側で、彼女は雇われているのだから、一応の節度はあったし、お喋りの主導権はこっちが握っていたけど、ここでは違う。彼女はお客さんで、喋りたくて喋りたくて、なけなしのお金を握りしめて来ているのだから、お喋りの主導権は向こうにあって当然だ。8時に来て12時に帰るまでに、懐かしい懐かしいといって赤ワインCORETOを殆ど二本一人で飲みながら、チーズの盛り合わせ、いかと新じゃがの煮つけ、鳥レバーのニンニクバターソテー、小鰺の燻製、ナッツなど旺盛に食欲を満たしながら、喋ること、喋ること。酒や食べ物はともかく喋る欲望だけは満たしきった様子だったけど、これでフリードリンク代(女性五千円)+フード料金千円=六千円は安い(とHKが思ったか)12時過ぎ、喋りたりないみたいだったので、後片付けするのを待って貰って、一緒に恵比寿まで歩く。途中美味しそうな餃子屋があって、お腹がすいている私は入りたかったけど、そういえば前にもこう云うことがあったとデジャブみたいに思い出す原宿ラーメン事件。店の帰りに原宿でラーメンを食べようと気軽にHKを誘って、ラーメンは二人で1600円だったのに、終電車を逃した二人は別方向だった為もあって、タクシー代が一万円を超えてしまったのだ。そんな悪夢は二度とみたくないので、恵比寿駅で素っ気なく彼女と別れた私は、部屋で一昨日の残りのカレーライスを食べて一日をおわる。
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