窓に頭を向けて寝ていると、日射が激しいと、ガラスを通す為か強烈な暑さになるので、何度も何度も母に注意してきた。今日も風呂を迎えに行った時、老老ブレックファーストを知らせに行った時、しばらくして朝刊を届けに行った時、母の衣類を買って持って行った時、老老ディナーを知らせに行った時、9時過ぎに見回りに行った時、15時間の間に6度、同じ言葉で同じように注意した。でも、すぐに忘れてしまうのか、治して貰えない。ちょっと疲れる。もういい。日射病にでも熱射病にでもなってくれ。そしてそんな格好で寝ると尿漏れパットがずれてしまってベッドのマットレスが汚れてしまうのだけど、それでもいいや。部屋が臭くなっても辛いのは母だ。そんな母との老老ブレックファーストはトーストとベーコンエッグwithサラダ、インスタントのポタージュスープ、ジュース(俺はトマト、母はオレンジ)、老老ディナーは餃子と炒飯、それに卵中華スープ。食後、NETFLIXで「グリーンブック」(ピーター・ファレリー監督)、その後リアルタイムで「イチケイのカラス」(脚本・浜田秀哉)を見て、眠りにつく。