五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・10・21

2016-10-22 00:35:54 | 日記
多分日曜日のリビングに若い夫婦とまだ一歳前後の子供がいて、そこにペットの犬が近寄ると子供が泣きだしたもんだから、父親は子供がライオンが好きだったことを思い出して何処かに電話するとライオンのタテガミが宅急便で翌日には届いて、父親は犬にそのタテガミをさせて子供に近寄らせると、子供は怖がらずにタテガミの犬に手を伸ばす……と云うCMが嫌いだ。理由は?分からない。テレビに水をぶっかけたくなる程嫌いだ。だからなんだ?別に何でもないけど、何故か突然そのことを記しておきたくなってしまった。突然なんかしたくなることは一杯あって、今日もこのパソコンに「バッテリーの能力が半分以下になってます。至急交換して下さい」と云う表示が出るもんだから、芝居のリハが休みなのを利用して老老ブレックファースト(おでん、きゅうりの漬物、市販コロッケのリフォームポテトサラダ風、韓国海苔、もずくの味噌汁)の後パソコンを抱えてビックカメラに向かうつもりで渋谷行きのバスを待っていたら渋谷行きよりも先に新宿西口行きが来て、何となく吸い寄せられる様に乗り込んでしまっていた。このバスはいつもテアトル新宿に行く時に乗るバスだと気づいたのは偶然だだったか潜在心理的なものだったか?そうだよ。台本がなかなか出来なくて延び延びになっていたけど「オーバーフェンス」(脚本・高田亮、監督・山下敦弘)を見るつもりだったんじゃないか?「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く、孤高の作家佐藤泰志の原作の函館三部作。監督の山下敦弘の前作か前々作か「味園ユニバース」は私的に去年のベストスリーに入る映画だったし、テレビ「リバーサイド探偵社」でファンになったオダギリジョーはそのテイストを味わいたくて出演作を追い続けている……と云うようなエクスキューズをつけて、携帯で調べてみたら11時の第一回上映にぴったり間に合うとなったら、ビックカメラは後回しにしてこの「傑作」に見に行く運命にあったとしか言いようがない。そう、傑作だったのだ。ベストワンになるかどうかは分からないけど、とても魅力的な映画であったことは間違いない。何しろ夕べは睡眠時間が5時間もなかったし普通だったら眠りに落ちても不思議はない時間だったのに、112分一睡もしなかった。松田翔太っていい役者になったねと誰かに話しかけたかった。誰かって彼の父親かも知れない。そのままビックカメラに行く。事情を話して持ってきたパソコンを見せたら修理担当者に「そんな脅しに乗らなくても大丈夫です」と馬鹿にされた。ふふふと笑う。ホホホと笑う。5時に母と老老ディナー。以前食べた時にまた食べたいと言っていた皿うどんだったもんだから、喜ぶ母。皿うどんといえば長崎だよねと云う話になって、祖母のジャージャンと母が五年間住んだ長崎に正月行ってみようということに突然なってしまった。★テアトロジャージャン第八回公演「喪服の女」(作演出・桃井章)日時・11月2日(水)開演19時半、3日(木祭日)開演13時[完売]&18時、4日(金)13時[完売]&19時半[完売]、5日(土)13時&18時、6日(日)13時[完売]・料金3000円・出演 水沢有美、大塚みどり、菊地祥子、岸本敏伸 ・予約問い合わせ090ー9964ー2231★第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 )日時2017年3月17日(金)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美他 詳細未定★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。
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