五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・9・30

2016-10-01 12:22:48 | 日記
老老老散歩の後老老老ブレックファースト。しばらく犬には一人で食事させていたが、今日からまた一緒に食べることにする。人間たちのメニューは、一晩お酒で漬けてから軽く炙ったするめいか、カイワレのサラダ、目玉焼き、蓮根のキンピラ、ナスときゅうりの糠漬け、小松菜の味噌汁。食後一ヶ月ぶりに恵比寿のS内科へ。この先生、開口一番「痛み出てるでしょう?」と得意気に笑う。それに釣られて私も「ひざがずっと痛みます」と追従笑い。と云うのは、一カ月前に受信した時にその三週間前にやった血液と尿の検査結果を見て、ひどい時には12近くあった尿酸値が5少し(7が危険領域)になっているにも関わらず、S医師はこの際尿酸値を3まで落しましょうと大胆なことを提案してくる。指定の薬(トピロリック20)を飲んでいけば絶対3に近づく筈。但し、途中で「ぶりかえし」が来て、これまで以上に痛みの発作が出るけど、それでも構いませんね?と念を押されたのだ。実をいうと数日前まで彼とそんな会話をしていたのをすっかり忘れていたもんだから、毎日隣の整骨院に通いマイクロ波の治療を受けていたのだけど、一カ月受け続けても効果は現れず、整骨院のMさんに不信感を抱くようになっていたのだ。でも、投薬中に「ぶりかえし」があって、それが喜ばしいことだなんて、素人には思いもしないことだった。そのまま山手線で大崎経由帰宅。いつもなら日記+風呂+洗濯と云うコースを経て「創作」時間になるのだけど、今日はのんびりしている余裕がなくてそのまま台本後半の展開にかかる。いつもそうだけどい、当初考えていた構想を遥かに超えるとんでもない展開になってきた。4時に部屋を出て店に向かう途中、久しぶりに人妻Iちゃんから電話があって、今広尾にいるから今から行くと言われてバスの中で焦る。バタバタと開店準備をしている処にIちゃんがお嬢さんと顔を出す。内心なんだよ?こんな時間に?と思っていたら、歯科医だったご主人が7月になくなって、今日は娘とクリニックの後始末に来たのだとさりげなく言われ、ええっ?と驚く。血管にウイルスが入ったことで起きる突然死に近かったと云う。それにしてもまだ60歳。うちの店にも一度いらしたことがあるけと、陽気な方だったし、俄かには信じられないが、人間の生き死に思い知らされる。この後、お嬢さんのご主人も加わって10時半過ぎまでこっちも一緒になって飲む。酒場の主人もこういう時は酔どれなくてはダメだ。でもそこに静岡県I市で亡くなった父親が主宰していた児童劇団の後を継いでいる女性演出家のAちゃん(と言ってももう50を過ぎたけど、出会った時は20代だったので)が突然顔を出す。彼女も去年父上を亡くし、抱えきれない程の問題と格闘している。それなのに私は能天気に自分の芝居の夢ばかり話す。私も後で気づいて謝ったけど、「とんでもない。私はあなたの夢に感化され、エネルギーを貰いに来たんだから」と言われ、ホッとする。そう、私はこんな小さなスペースでも演劇を続けることでみんなの憧れ、前期高齢者の星にならなくてはいけないのだ。そんな気構えもあってか?まだ11月の公演の台本が出来てないのに、来年春の第九回公演のタイトルを「M家の人々Ⅲ 歌う女」ときめた私★テアトロジャージャン第八回公演「喪服の女」(作演出・桃井章)日時・11月2日(水)~6日(木)・料金3000円・出演 水沢有美、大塚みどり、菊地祥子、岸本敏伸 ・予約問い合わせ090ー9964ー2231★第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 日時2017年3月17日(金)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美他 詳細未定★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。「テアトロジャージャンへようこそ」でも検索できます。、。
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