冷凍しておいた鰯を解凍、朝から煙と一緒に焼く。カイワレ大根と大根下ろしを添えて、ポン酢で食べる。納豆は一つしかなかったので久しぶりに卵の黄身と混ぜる。きゅうりの漬物は浅漬けだったが美味。韓国海苔も食欲をそそる。味噌汁の具は小松菜の根っこの部分とネギの青み。そんな老老ブレックファースト。その後、11時頃まで仮眠。起きてから馬鹿みたいに長い日記を書く。これじゃ誰も読まないぞと思っていたら案の定アクセスIP数は135と今年最低。でも、高畑裕太事件は人の褌でも書いておきたかったので仕方ない。買い物(仕入れ)に行った後、映画芸術から依頼のあった「私の映画史~ロマンポルノ~」の原稿を書く。1000字から2500字でと指定があるのに書き終わって調べたら3000字近く。四百字詰め七枚半。ちょっと長い。でもそのまま送信してしまう。後は編集者判断だ。母と老老ディナー(麻婆豆腐と野菜炒め)を食べてから7時に北参道(代々木)にあるワインバーで行われた朗読劇の夕べ『ラブレターズ』に向かう。幼年期から死ぬまでを男女の手紙のやりとりで構成する有名な朗読劇だが、今回男性の出演者は今回の「喪服の女」には出演している岸本敏伸くんだったので共演する水沢有美さん、大塚みどりさん、プロデューサーのChさん、美術デザイナーのSさんなど我等が仲間が大集合。内容はともかく途中休憩事件を入れて二時間半は朗読劇としては狂気の沙汰。どんな名優だって1時間半が限度だろ、なんて文句を言いながら終演後代々木駅前のラーメン屋のカウンターに並んで空腹を満たすオバサン四人(私も含む)。解散後一人で新宿のバー『b』に出向く。お客さんは中近東文化研究者のYさん一人。カウンターの中の女性映画監督のKちゃんと鼎談。アラビア語が中近東からアフリカにかけてかなり広い地域で使われていることを知って驚く。しばらくして以前うちの店で三年間もの間最多来店数を誇ったS新聞のUさんが顔を出す。以前にも彼とはここで会ったことが二度程あったから別に不思議はないのだけど、カウンターに彼と並んで飲んでいると、時間と空間がまぜこぜになって酔いを早めた。★テアトロジャージャン第八回公演「喪服の女」(作演出・桃井章)日時・11月2日(水)~6日(木)・料金3000円・出演 水沢有美、大塚みどり、菊地祥子、岸本敏伸 ・予約問い合わせ090ー9964ー2231★第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 )日時2017年3月17日(金)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美他 詳細未定★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセス。