【ステビア】キク科ステビア属
ステビア(学名:Stevia rebaudiana)は、パラグアイをはじめとする南アメリカ原産のキク科の多年草。
草丈は50cmから1m前後、茎は白い細毛に覆われている。
夏から秋にかけて、枝先に白い小花を咲かせる。
別名アマハステビア。(Wikipediaより)
ステビアは、花より葉や茎が主役の植物です。
かつては甘いハーブとして、知る人ぞ知る存在でしたが、今ではかなり一般的になっていますよね。
日本に導入されたのは1970年とまだ日の浅い植物ですが、低カロリーの人口甘味料としてダイエット業界では注目され、スポーツ飲料でも「ポカリスエット ステビア」なんてものがあります。
人口甘味料とは言っても、植物性天然甘味料だしね、砂糖と同じだよね。
葉っぱを齧ると、甘味が口中にひろがります。
goro’sでも試食してみましたが、2~3cmの小さな葉に、これほどの甘さがあるのかと、試したかたたちは一様に驚きの声をあげていました。
なんてたって、砂糖の200~400倍の甘味度があり、カロリーは90分の1なんですってさ。
生の葉を煮出してみましたが、ハーブの爽やかさプラス甘味で、これだけで飲料として充分役目を果たしますよ。
料理の甘味料としても利用できそうです。
サツマイモのレモン煮などで、試してみたくなりますね。
乾燥させたものを煮出すと、より甘味が増すそうです。
とはいいつつ、goro’s 花 Diaryは花をメインに紹介するブログですのでね、きちんとお見せいたしましょうね。
確かに地味目な花です。
でもシベがピロ~ンと伸びて、可愛いですよ。
今回ステビアと出会ったことで、登場の機会にめぐまれた花があります。
最初に断っておきますね。
実はこの花を撮影したのは、昨年の9月2日なんです。
例によって名前が分からないまま、花倉庫に眠っておりました。
ステビアが導いてくれた花を、紹介いたします。
【スイートハーブ メキシカン】クマツヅラ科イワダレソウ属
メキシコなど中央アメリカ原産の多年草です。
非耐寒性だそうで、10℃を切ると枯れてしまうようですが、翌春には新しい芽が出てくるそうです。
こちらもステビア同様、葉や花に甘味のあるハーブです。
それも甘味度は砂糖の1000倍、ステビアの4~5倍はあるんだそうですよ。
砂糖の1000倍・・・ですか。
想像もつかない甘味ですね。
ミント系の香りもあり、ハッカ飴のような味がするそうですよ。
先にも申しましたように、出会いは昨年ですので、味見はいたしておりません。
まさか世界一甘い葉っぱだなんて、知る由もありませんでしたのでね。
今更ながら、残念でした。
花穂の形がなんともユニークです。
1個の花は2~3mmと小さいのですが、咲き進むに従って伸びていきます。
小さな松ぼっくりのような風情があります。
フフフ・・・
やっちゃった。
サツマイモのレモン煮ステビア風味~~
上品な甘味で、美味しかったですよ。