【カシワバハグマ・柏葉白熊】キク科コウヤボウキ属
昨年に続き、今年も出会えました。
宮城県以南の主に太平洋側から、四国、九州の山林に生育する落葉性多年草で、高さ30~70cmほどになります。
日本の固有種です。
ギリギリのところで花を見ることが出来た昨年とは違って、今年は蕾が膨らみ始めた頃から観察することが出来ました。
9/3
2~3cmの総苞片は、魚の鱗状に全体を被っています。
この状態になってからも、開花するにはしばらくかかりました。
10/18
幻(おじさんにとってはです)のコウヤボウキの花と、ほんとによく似ています。
こちらのほうが、心持ち大きいでしょうか。
そのあたりのことは、昨年の記事「可愛い白熊くん」をご参照ください。
おじさんがいかにコウヤボウキに焦がれているか、クドクド書いております。
カシワバハグマには失礼なことなんだけど、どこかでコウヤボウキの代用として見ている節があるんだよね。
一般的な話だと、コウヤボウキより、こちらのカシワバハグマのほうが珍しいと思うんだけどね。
カシワバハグマさん、ごめんなさい。
こちらが名前の由来になっている葉っぱです。
いかがです? 柏餅を包んでいる葉っぱに、似ていますかね。
形は柏に似ているとも思えませんが、20cmほどもある大きな葉っぱですのでね、「大きい」との意味合いで「柏葉」と名付けれらたとすれば、納得出来ます。