白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

東北新幹線が全線再開 11日ぶり、直通運転復旧

2021-02-24 07:13:33 | 日記

東北新幹線が全線再開 11日ぶり、直通運転復旧

 福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震で一部区間の運転を見合わせていた東北新幹線が24日、全線再開した。那須塩原(栃木)―仙台間の復旧が完了し、東北と東京の直通運転が11日ぶりに回復。JR東日本は当面の間、臨時ダイヤで運行し、本数は通常の8割程度とする。東京と仙台・盛岡両駅の間は所要時間がそれぞれ1時間程度長くなる。

 JR東によると、東北新幹線では高架橋の柱が10本、線路脇の電柱20本が損傷するなど多数の被害が確認された。13日の地震発生直後の停電で運転を見合わせ、14日からは那須塩原―盛岡間で終日運休。


50年前の「ファンタ」空き缶が鳥取砂丘で出土→コカ・コーラ「責任を感じる」

2021-02-24 06:43:47 | 日記

50年前の「ファンタ」空き缶が鳥取砂丘で出土→コカ・コーラ「責任を感じる」

鳥取砂丘といえば、日本に住んでいれば多くの人が知っている有名な観光地である。1955年には、国の天然記念物にも指定された。

そんな鳥取砂丘から、何やら意外なものが出土したらしいのだが......。

本日、鳥取砂丘から出土したものです。
「ファンタグレープ」の初代デザイン(1970年代)だと思います。...ネット調べですので、誰か教えてください詳しい方〜!#今日の鳥取砂丘 #出土品 #ファンタ #ファンタグレープ #コカ・コーラ pic.twitter.com/p7zXn3VkHE
- 鳥取砂丘ビジターセンター (@Sakyu_visitor) February 16, 2021

こちらは、2021年2月16日に、鳥取砂丘ビジターセンター(以下、「ビジターセンター」)の公式ツイッターアカウントが投稿したもの。鳥取砂丘から、なんと「ファンタグレープ」の空き缶が発見されたという。それも、今のデザインとは全く違う、かなり年季を感じるものだ。

ビジターセンターの投稿によれば、砂を取り除いたところ、缶の内部は全く錆びていなかったとか。

いったい、この缶はどれくらい前のものなのだろうか。

18日、Jタウンネット編集部はビジターセンターに詳しい話を聞いた。

「飲料メーカーとしての責任を...」

同センターの広報担当者によると、今回の缶は、SNSで発信するため最近の鳥取砂丘の様子を写真に撮ろうと歩き回っていたところ、たまたま発見されたそうだ。

投稿が大きな反響を呼んだことについては、

 

「いろいろSNSでの発信に力を入れていて、今回の投稿をきっかけに、さらに多くの人が鳥取砂丘に関心をもつことにもつながると思うので、たいへん嬉しく思います」

 

と、話してくれた。

内部は錆びていなかったそう(写真はビジターセンター提供)

さて、この缶は本当に初代デザインのファンタなのだろうか?

Jタウンネット編集部は22日、「ファンタ」シリーズを販売する日本コカ・コーラにも取材した。

同社広報担当者によると、投稿された写真に写っているものは、間違いなく日本のほとんど全国で販売されていたファンタグレープとのこと。このデザインは、1968年から74年の間に販売されていたものだそう。

時代を感じるデザイン(写真はビジターセンター提供。編集部でトリミング)

これが何代目のデザインかは、昔すぎて資料が残っておらず確認できなかったとのこと。

ファンタグレープが日本で初めて発売されたのは1958年。その10年後に販売がスタートした写真の缶は、初代からは何かしらデザインが変わっている可能性が考えられるという。

今回、古いデザインのファンタグレープの缶が鳥取砂丘で発見されたことについては、

 

「懐かしいという気もちもありますが、それ以上に飲料メーカーとしての責任を改めて認識させられました。
今回の缶は、当時、鳥取砂丘にポイ捨てされた可能性がかなり高いです。そのため、ゴミの回収とリサイクルを飲料メーカーとしてさらに強化する必要性を感じました。さらに、当時よりも現在の方が環境問題はより深刻化してきています。我々、飲料メーカーの力だけではこれを改善することは難しいので、消費者の皆様にもさらに意識を高めていただけるよう、『ポイ捨てはやめましょう』という発信を強化していきたいと思います」

 

と、コメントした。

日本コカ・コーラでは、ちょうど今回の缶が販売されていた時期と重なる1970年に、ポイ捨てをやめようと呼びかけるキャンペーンを行っていたそう。その2年後となる73年からは、自販機横に回収ボックスを設置することを始めたという。

当時から、空き缶等のポイ捨てが問題視されていたことが窺える。

ビジターセンターも、

 

「砂丘で紛失してしまった!という不可抗力はともかく、未来の話題になるからというゴミの投棄はいけませんよ。この缶を見て、自分もやろうと思うか、そんなに経っても自然に還らないのかと思うかはご覧になった皆様のお心次第でございます」

 

と、ツイートしている。

50年も昔のゴミすら、土に還らないのだ。そう思うと、ただの懐かしい発見で終わらせず、旅先での自分のふるまいを振り返る教材にもできるかもしれない。