【ニューヨーク時事】トランプ米大統領は18日、国連本部で国連改革に関するハイレベル会合を主催した。トランプ氏は演説で、グテレス事務総長が進める改革を称賛するとともに、国連は官僚主義を排し効率化を進めるべきだと強調した。

 1月の就任後、トランプ氏が大規模な国連関連行事に参加したのは初めて。演説で、21世紀に入って国連の予算や職員数が大幅に増えたにもかかわらず「投資に見合った結果を出せていない」と批判した。

 その上で「財政面や軍事面で、どの加盟国も不釣り合いな負担を引き受けることがないと保証しなければならない」と主張。米国の負担が過大であることへの不満を表明した。