クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

林道歩きの大桁山 H-17-3-9

2005-03-09 19:36:04 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
林道歩きの大桁山

今年の冬季は榛名以北は雪が深いので敬遠し、富岡・下仁田辺りの1000㍍以下の低山に狙いをつけている。一月から二月中旬は安中地区低山巡り、その後下仁田・小坂坂峠、浅間山、鍬柄岳、甘楽天狗山と登り、いよいよ836㍍の大桁山の番が来た。この山への道は整備されたものが三本ある。代表は千平駅から鍬柄岳を通過して虻田に抜ける関東ふれあいの道NO.9 「大桁山登山コース」であるが、先日鍬柄岳に行った時、その先の林道が荒れていてとても普通車では入れないことを確認していていた
から駄目。
二つ目の虻田からの林道を調べたら途中に大きな採石場があり狭い林道をダンプが我が物顔で走りまくっているのでここもパス。残ったのは254線から妙義に抜ける県道51号に入って直ぐの二岩地区からの林道を使う事にした。
3/9、今日も四月並の陽気に恵まれた。、昨日の甘楽・天狗山での雪道登山で多少足に張りがあるが又、天候不順の予報もあるので少々無理して出発した。昼休みの時間を狙ったのに信号や上り坂も影響してか、二岩までの39㌔を行くのに1時間15分も掛かった。中島のバス停から僅かで林道へ右折し小坂川を渡って突き当たったら左折すると大桁山登山コース案内の看板が設置された三叉路にくる。
ここを右の林道に乗り上げていく。ここは舗装されていて走り良いが暫くで落石跡、切り枝の堆積が始まり雪交じりとなった。様子が判らないので幾らも行かないうちに積雪箇所の手前に駐車して歩き出す。
暫く歩いてからしまったと思った。悪路かと思った林道は上に進んでも意外に雪が少なく車での通行可能と思われたからで、早目の切り替えが悔やまれた。ここは標高340㍍なので高度差500㍍はきつい。林道は林の中を山裾に沿って大きく蛇行するが、大した登りでもないので平地と同じ調子でぐんぐん歩けた。
しかし、その長い事、標識も現れないので不安になる。歩き出して32分、三叉路で漸く左折を指示する最初の標識を目にする。指示通り7分ほど登ると案内書にあつた電波中継所に到着。そこは一寸した広場で、其処から見る鍬柄岳の見事さに思わず唸ってしまうし、南に見える稲含山をピークとする下仁田南部の連峰は北側に雪を抱いて目を楽しませる。此れを見ただけでも今日の登山は満足するくらいである。10数分で今度は標識多数の大きな分岐にでる。右は千平とあるので関東ふれあいの道である。ここを左折すると小さな分岐を過ぎて木の階段のある最終登山道に差し掛かり、頂上まで0.5㌔の看板がある。この階段は急登を避けて、左右に蛇行しながら稜線
に向かう。
やがて稜線につくと表示はあと0.2㌔となり左折して急登が始まるが、これが難物。階段は完全に凍った雪に覆われ一歩、一歩つま先で雪を蹴って足場を作り登っていく。僅かの距離を15分も掛かって漸くベンチや標識のある頂上に到着。歩き始めて1時間20分。北方面は榛名が遠望できその手前には西松井田の町並みが箱庭の様である。残念ながら他の三方は雑木越しに僅かの景観が望めるだけであった。頂上では林業関連の三人連れに会つたが虻田からは積雪40㌢との事で二岩が正解だった。
帰途は駐車場所まで50分。自宅までは下りのせいか55分。





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