クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

続・三角点探訪(1) H-20-8-3

2008-08-04 16:46:27 | 三角点・宮標石その他標石
好天予報の日曜日、生憎の事に家族の運転手を務めたので
時間は半端、飽きもせずに三角点の延長戦で126号・28号沿線。

(1)四等三角点・宮沢 839.6m N-36-26-45-4 E-138-52-42-9



126号線を榛名に向かい、救世神教から約1㌔上の「箕郷第六水源地」に
駐車。ここは県道が車川と交叉する場所で小鐘原ヶ岳東ルートの起点。
林道は相変らず通行止め、奥で大規模な堰堤工事の真っ最中だから。



目指す三角点は車川に接した稜線に在るので林道から直ぐに右の山に
入らなくてはならない。ゲートから約100㍍で右への作業道跡発見。
道跡と言ってもトゲのある雑草が繁茂し、ズボンの上から容赦無く刺される。



不運にも作業道は車川の上に出て行き止まり、そこから左上の藪に登り
始める。いやはや何とも酷いところだが何とか植林地に到達、この尾根を
右に辿って急登を進む。



幅広の植林地は長く上に伸びているが、三角点は北西の林の外れの
小ピークにあるらしい。林を出て愕然、その小ピークは雑草の塊だった。



ススキが主体なので、顔の前面に三脚とストックでクロス形を作って
掻き分けて進むと草叢に三角点発見。写真を撮って直ぐに藪から脱出。




下りは往路のトゲは堪らないので尾根を真っ直ぐ下つて堰堤にぶつかってから



渓流縁の雑木を掻き分けて駐車場。


(2)三等三角点・中野 635.21m N-36-25-34-8 E-138-53-32-6



126号線を下って前ノ沢林道入り口近くの東・南林道榛名線四つ角を
右折して南線に入る。約1.5k程で左にこんな看板。南から林道も
上がってきている。



その反対側に作業道、轍でグチャグチャの道に入りこんで登り。



途中に山百合が一輪、多分誰にも見られずに間も無く今年を終わる。



ここから左の小さな尾根に乗り換えて藪を進むと間も無く発見。




(3)三等三角点・十文字 474.53m N-36-24-44-6 E-138-54-42-8



四つ角から更に下って大きな道標で新井・下室田線へ右折。
この道は整備完備の見事な県道、だが周辺の農地にやたらと細い
舗装道路が附けられていて何回も方向を間違う。漸く貯水池を発見し
西口に駐車。



梅林を横切って東口に向かうとこんな看板。



その脇に三角点発見、但し彫字のある南面がコンクリート塀にピッタリで
読めない。




(4)四等三角点・善地 439.7m N-36-25-11-5 E-138-55-45-0



126号線に戻って僅かに下ると同じ県道が28号線へのクロス道となる。
左折して蛇行道を登り、頂点と思われる場所に路傍駐車。
山手に入る作業道を僅かに行き尾根への入り口を探る。



行く手は荒れ放題の竹林、巾広のため丹念に目印をつけなから隙間を
縫うように登っていくがこんな長い竹林の縦断は初体験。
難物は竹の間に張られた無数の蜘蛛の巣と薮蚊の大群。



それでも尾根と思われる場所に来ると何やら踏み跡らしきものが出てきて
周囲の空間が広くなる。小ピークの頂点で笹の枯れ葉に埋もれた
三角点発見。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続・三角点探訪(2) H-20-8-3 | トップ | 霧積温泉から鼻曲山  H-20-... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
連日の薮漕ぎお疲れさまです (楚巒山楽会代表幹事)
2008-08-05 16:52:41
薮漕ぎには透明のビニール傘がお勧めです。半開きにしてかかげて薮に突っ込めば蜘蛛の巣や草木を気にせずに歩けます。薮のない場所では杖がわりにもなります。この時期薮を漕いでいるのは西毛で一人、東毛で一人かと思いますが。
返信する
ビニール傘とは妙案 (爺イ)
2008-08-05 17:36:55
成る程、それならば前方も見えるし最適ですね。
今度の機会に試して見ます。
老人の二人暮らしも持ちつ持たれつで中々完全な
フリーの一日が無く細かい事でお茶を濁していますが
ソロソロ嬬恋辺りへでもと計画しています。
だが、甲子園はやっているし、間も無くオリンピックも始まるのでどうなる事やら。
返信する

コメントを投稿

三角点・宮標石その他標石」カテゴリの最新記事