クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛東村宿稲荷神社訪問 R- 3- 1-28

2021-01-29 12:26:12 | 榛名山麓
どうも外出可能の日が天候不順とぶつかって家で
ブラブラの日が多いが、先日「たかたかーー」さんの
記事にあつた「宿稲荷」に興味が湧いたのでさして
遠くない榛東の広場場地区に向かった。
興味の中身は拝殿や本殿の彫刻や境内の石碑群。
本音では「宿」の意味。


何時も通過している「柏木沢」信号を左折すると
僅かの距離で早くも案内板が出現。



細道を数百メートルで小さな四つ角にも。



社の前の小さなスペースに駐車して神社に向かうが
思ったより小ぶりの規模で確かに村の鎮守の雰囲気。



鳥居を潜りながら扁額を見て吃驚。何と「満行宮」
と書いてある。



「宿」に続いてまた宿題が増えたが
これは後日の調査で簡単に解明できた。それは
「箕郷町諏訪神社石鳥居は村内にあった榛名神社が
合祀されておりその当時の鳥居を移築したもので
扁額には「満行宮」とある。満行宮は榛名神社の宮号」
の記事。この稲荷も村内にあった椿名(榛名)神社が
合祀されているからそちらの鳥居を移設したものと推定。


右手には1833年のものとされる手水舎。



真ん中に文化12年(1815年)の銘のある常夜燈。



拝殿前にはマスクをつけられた狛狐。一寸マスクを
外してもらって顔見せ撮影。




これが小振りな拝殿、本殿は隠れて見えない。



常夜燈に似ているが「ご神燈」。



此方が本殿だが厳重な囲いの中なので接近不能。



周辺グルグル回ってコンデジの及ぶ限りで
彫刻を撮影するも遠距離であることや曇り空の
薄暗さが災いして冴えない画像が多い。
宿稲荷彫刻


オマケで石碑群も撮ったが読み取れるものだけ。
宿稲荷石碑群



丁度、半日のお遊びだったが帰りに近くの黒髪神社の
里宮に寄ってから帰宅。


蛇足「宿」に関して。

藤岡から神流町に向かうr-13の沿線に「宿神田」の
信号があり、時々この道を走行する爺イは宿の由来を
調べたら何のことは無いこの地は
「藤岡市神田(ジンダ)字宿」だった。つまり昔の
字や小字の名を残したものだった。
榛東の「宿稲荷」の「宿」も昔の小字と推定できたが
この獅子舞の説明に惑わされた。
「宿稲荷神社獅子舞は宿地区鎮守の
椿名神社の獅子舞であったが1912年に当稲荷神社
に合祀されたので宿稲荷神社の獅子舞となった」がそれ。
宿地区なる場所が広場場以外と思い込んでしまった。
良く調べたら「榛東村誌」の1061ぺージに
゜稲荷神社所在地 広場場4195番地(小字名は宿)
とあって一件落着。稲荷も合祀された榛名神社も
小字・宿地内だったと云う事。稲荷神社が正式名称
「宿稲荷神社」は通称との落ちもついている。

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