クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

伊香保・長峰自然公園2018  H-30- 5- 5

2018-05-06 10:14:35 | 榛名山麓
「写真ブログ」のkamehanaさんの5/3の記事で長峰公園のツツジが
見頃と知ったので今年の花は一様に開花が早いなと思いながら伊香保へ。

折からの五月連休真っ盛りとあってr-153で混雑を避けた積りだったが
伊香保・榛名湖方面は水沢近辺から既に渋滞。ノロノロ走行で街中を抜けて
公園駐車場。狭い駐車スペースは置き場所の仕切りが無く適当に置く
ために余計効率が悪く満車に近い。

駐車場周辺では枝垂れ桜の花期は終わっていたが八重桜が僅かに咲き残って居た。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)



肝心のツツジは最盛期が過ぎつつあるのかやや花に張りがないがまずまずの
見所。木によっては蕾が多く残って居るからあと数日は楽しめるだろう。

今日は足慣らしも兼ねているので広範囲に広がる遊歩道を隈なく歩いてみたら
約7000歩に達していた。

公園内の様子はyoutubeで。
途中で止めるには画面左下の縦二本棒をクリック、その途中から再開は
右向き矢印、終了してからもう一度見るには左下に現れる反時計回り
反転マークをクリック)

長峰自然公園2018


帰り道、再び水沢観音手前から渋滞が始まったので観音駐車場に入って
気分転換にひとまわり。

大駐車場脇には大きな建屋の「釈迦堂」、特別に内部参観が出来ると
されていたが、釈迦堂内には釈迦三尊像や県指定重要文
化財の円空仏(阿弥陀如来座像)などが安置されてはいるが
内部は一切の撮影が禁止。



多くの出店の脇を通って寺内に向かうと大きな石碑に「水沢観世音」の表示。



解説によると「坂東三十三番札所中第十六番 、天台宗で
千三百有余年の昔、推古天皇・持統天皇の勅願による、高麗の高僧
恵灌僧正の開基ーーー」となっている。33代推古帝は592-628の在位、
聖徳太子の活躍時期で法隆寺建設など飛鳥文明が花開いた時期、
一方の41代持統帝は686-697の短い在位、藤原京遷都の時代。
両帝に共通しているのは何れも女帝であること、推古帝は蘇我馬子の
先帝暗殺の穴埋め、持統帝は先帝の死去による皇后の称制からの即位と
波乱のつなぎ役。両帝に一世紀近い開きがあるのにやや疑問。

左に急な石段があり「仁王門」が下に見える。江戸時代の1787年建立、
楼門上には釈迦三尊像が安置されているそうだ。



同じく左の木立の中に「竜王弁財天」。水沢観音の霊泉で「財を施し
病を癒し天寿を全うする」とあるから爺イも肖りたいものだ。



先に進むと鐘楼堂、参拝客が順番に鐘を撞いている。



右手に「十二支守り本尊」の像が並ぶ。但し「子・丑寅・卯・辰巳・
午・未申・酉・戌亥」だから8体。爺イは酉歳だから守り本尊は
「不動明王」と云う事だな。



濛々たる線香の煙に包まれた華麗な二重の塔。正確には
「水沢寺六角二重塔」と云うんだそうで1787年建設の高さ
12m、群馬県文化財。



初層内部は六地蔵が安置されており、回転する。これを三回廻して祈願するらしい。



奥に 1787年建立の本堂(観音堂)。本尊は十一面千手観音。



一回りして出店で一寸買い物してから相変わらずの渋滞にじっと耐えて
帰宅。

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